2013/12/02
インベスさんの森へと開くゲートを発見した舞は、森で迷い込んでしまう。
インベスさんに襲われたところを助けてくれたのはアーマードライダーバロンこと戒斗さん。
戒斗はロックシード狩りにこの森へとやって来ていたのでした。
沢芽市を統治し発展させたユグドラシル社を戒斗は恨んでいた。
ユグドラシルのおかげで、かつての生活を奪われたから…らしい。
そして舞も同様にユグドラシルのことはあまりよく思っていないとのこと。
えらい今更だけど、「戒斗」って名前がまんまテーマを表わしてるじゃん(遅い)。
そうすると主人公の「紘太」の方は、糸を広く太くしていくっコトがテーマか…どゆこと?
辞書によると「紘」は“宇宙の果て”という意味だそうだので、宇宙の果てまで陣地を広げるのか、あるいは自分の方から宇宙の果てまで行く気概を持つって事なのか…。
とりあえず、外へ外へというベクトルは示されているようではある。
インベスゲームでもユグドラシルと戦うためにも、戒斗はもっと強さを求めなければならない。戦って奪い取るだけの強さを。
かたや舞は、辛くても苦しくても負けずに頑張る事こそ強さではと仰る。
物理か精神かという違いですか…。
しかし、精神面の強さを求める舞が作中でも他の人間よりちゃんとダンスに固執しているのは分かるのですが、戒斗くんは何でダンスしてるんだろう…。
いや、その目的が目的ならダンスより会社興して企業買収でのし上がるとかの方がイイんじゃ…。
企画当初はダンスチームの設定じゃなかったとも聞きますので、なかなかダンスしないのはその所為かもしらんなぁ。
戒斗は新たなロックシード・マンゴーを使って硬質インベスさんを倒す。
マンゴーで鈍器っていう…あえてそのフルーツのイメージとは似ていないモノを組み合わせていたりして、ツッコミどころが耐えませんな…。
舞という自分と近い思いを抱えた人と出会って、若干自分の殻を破ったのかしら。
臨機応変に錠前を変えていくという柔軟性を身に付けたようで。
森とのゲートが各地に開いているとなるとインベスさんがこちらの世界に溢れ出てしまうのではないかと危機感を募らせるところで次回へ。
では、ここからはライダーゲームはひとまず置いておいて、街にやって来たインベスさんを狩るというハンティングゲームが主軸に加わってくるというコトでしょうか。
やっとインベスさんにもちゃんとした仕事が!
いや、ライダーバトルだけじゃ一年は持たないと思っていたので、そらそうなりますよね、ええ。
ロックシードが聖書にある禁断の果実だというなら、ユグドラシルを抱える沢芽市はエデンの園。
ロックシードを食べるインベスさんは追放者なのかもしれないけど、そう考えるとテーマ的にインベスさんはそんなに悪い側でもないような…気もするのだが…何だかよく分からなくなってきた。
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仮面ライダー 各話レビュー