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2013年 09月 23日
旅に出た晴人が迷い込んだのは魔宝石の中にある奇妙な世界。
そこはこれまでライダーたちが倒してきた怪人たちの魂が眠る場所。
住民はいずれ怪人と化し、ライダーリングが外の世界との繋がりを封印しているという。

本編ストーリーを終了しての特別編。
あの旅の続きから描かれているというのが意外というか、ちゃんと本編との繋がりも意識されていた。
特別編とはいえ通常スケジュールと通常予算であると聞いていたのに、これでもかという怪人とライダーたち、そしてロケ地の多さに驚きを隠せない。
石田演出と會川節を感じつつ、さらにこの物量。お腹いっぱいですぜ、本当に。

グロンギやミラーモンスター、魔化魍といった色々な種類の怪人たちが暮らすというその世界。
そこを統治しているのは“アマダム”なる謎の男。劇場版ラスボスの衣装をあれやこれやと着替えているのは何の意味があるのだろう…。
「ウィザード」の世界をベースに過去ライダー達との客演を描くというコトで、平成ライダー1号クウガに登場した“アマダム”を持ってくるというのはなるほど上手い。
確かにあれも魔宝石の一種ですよね。

この世界の住民の多くは成長するとともに怪人と化すものの、ごく一部は人間のままでいることもあるという。
怪人になるか、人間でいるか…その道はふたつ。

「ウィザード」のファントムは人間が絶望して誕生する怪人です。
絶望した人間は怪人となり、希望を失わなかった者は人間であり続けられる。
怪人になるか、人間でいるか、その選択肢は自分の心の在り様によって変わるのです。
ここ、凄く會川節よね…。

つまり、この世界は今まで「ウィザード」本編で描かれてきた世界とは確かに違う世界だけれど、番組で描いてきたテーマを再構築した、リ・イマジネーション化した世界なのではないか。
「ここがウィザードの世界か…」「たぶん違う」「そうか…大体分かった」というやり取りもあったけれど、やはりここは「ウィザードの世界」そのモノなのだと言って良いのだと思う。

まぁ、それだと他シリーズの怪人が出てくるのもおかしいのだけれど。
ディケイド以降はMOVIE大戦のおかげか、本編世界も他シリーズと微妙に混じりあっているとも解釈出来るからなー。
それもこれも全てディケイドのせいなのだ…。

晴人が出逢った少年と少女。少女はこの世界のコヨミ。
本編の目的がコヨミを救う事だっただけに、この世界でのウィザードの役割もまたコヨミを救う事なのですね。
本編では命は救えなかったけれど今度こそは…という思いが生まれるわけですね。
特別編なのにドラマがちゃんと持続しているとは…。

少年たちは怪人となる前にこの世界から抜け出したい。
しかし、この世界の封印を解けば、怪人たちが外の世界に溢れ出す。
少年たちを止めるしかないのか…でも「ウィザード」は希望を救うライダーだしなぁ…といったところでフルーツ戦士がやってきて次回へ続く。

あくまで「ディケイド」ではなく「ウィザード」の世界観での特別編だそうですが、何かウィザード(各世界のライダー)視点で見たディケイドの話っていう気がしないでもない。
次回は士も出るというコトでテンション上がります。
アカン、我ながらディケイド好き過ぎる…!

仮面ライダー 各話レビュー
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2013年 09月 23日
獣電竜と深い関わりを持っていた秘石。
それぞれの獣電竜に呼応した石を全て集めた時、十大獣電竜最後の一頭ブラギガスに出会うことが出来る…かもしれない。

ここに来て秘石を集めようという目的が提示。
なんか「キョウリュウジャー」は何話かをかけて達成する大目的と言うほどではない中目的のストーリーを幾つもぶち込んでいるという印象。
手を変え品を変え、とにかく色んな事をやってみようとしているような。
パワーアップやら新メンバー加入といったイベント回がやたら多く感じるのも、これまではせいぜい前後編ぐらいでやっていたコトを3~4話くらい布石を敷いてから描くので、よりその盛り上がりを大きく印象付けられているからかもしらん。

とはいえ秘石は初めから登場していたアイテムだし、そこに唐突という印象も無いんですよね。始めっから想定していたのかと思うと、ホント卒が無い。
玩具ありきの話づくりをしているだけに、シリーズ構成自体もかなりそこに合わせて盛り上がるように逆算されてやっとるようですね。
いや、勿論それは例年もやってるコトなんだけど、今年はそれ以上に突き詰められているなと感じる。

今回の話自体は凄くあっさりとした印象で、とりあえず秘石回収編の始まりを落ち着いて描いたという感じ。
巨大戦も驚くほどあっさり終わったなー。

スーパー戦隊 各話レビュー
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