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仮面ライダーウィザード 第53話「終わらない物語」

魔宝石の中の世界、そこは人間はいずれ怪人となってしまう世界。
自分たちも間もなく怪人となってしまうかもしれないと思った少年と少女は、その世界から逃げ出す為にライダーリングを奪取した。
少年と少女の願いは怪人になるしかないという未来から逃げ出すことだった。
そしてアマダムもまた、自分を閉じ込めた者に復讐をするため、外の世界に行こうとしていた…。

少年たちの希望は守りたいが、外の世界に怪人たちを出すわけにはいかない。
どうすれば正しいのかと悩む晴人。
そこへやって来たのは通りすがりの門矢士。
多くの世界で多くの正義を見てきた士は言う。

「仮面ライダーは正義の為に戦うんじゃない。人間の自由の為に戦うんだ」

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獣電戦隊キョウリュウジャー ブレイブ31「バーカンス!えいえんのホリデー」

商店街の秋祭りの準備が進む中、デーボ・バーカンスの影響で町の人もキョウリュウジャーも怠けモードになってしまう。
バカンスの力で喜びと怒りを同時に回収という、なかなか気の利いた作戦。ドゴルドさん、エンドルフさんに若干乗っ取られてたりせんだろうかね…。

これまで青い人ことキョウリュウブルーをあまりよく思っていなかったノッさんの妹・優子さん。
今回は一人で頑張るブルーの姿を見て手助けをしてくれる。
遂に青い人の正体に気づいたようですけど、気付かれた事をノッさんの方は気付いていないんですね。
それがまた次の話に作用したりするのだろうか。

お祭りというのはいわば日本のカーニバル。
カーニバルとバカンス、似ているようだけど違うんだぜという対比のような気がしないでもない。
とはいえ、バカンスでも腰ミノつけて踊っていたので具体的に何が違うのかというと…何だろう。
カーニバル、お祭りはみんなで作り上げるモノというところかしら。
「そうだ、俺たちは戦隊だ」と正気に戻る所で察すると、仲間意識の有無が重要なのかも。
バカンスは一人でも出来るけど、カーニバルは一人では出来ないからなぁ。

前回から引き続きの秘石編…と思ったのですが、秘石の「ヒ」の字も出てこなかった。毎回奪い合いを繰り広げるとかではないのね。
今回はブルーの正体が優子さんにバレる回かぁーと思っていたのですが、終盤でノッさんのキャラソンが流れてきて把握。
キャラソン回…キャラソンに合わせて作る話まであるのかキョウリュウジャー…!
さすがだわ…。

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『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』の戦い方を考える

「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」を全話視聴しまして。
まず純粋に単純にシンプルに大変楽しませて貰いました。面白かった。

ロボットアニメというモノに幼少期のノスタルジーが殆ど無い身なんですけども、それでも「俺達の思う“ロボットアニメ”」というイメージをちゃんと見せてくれる内容だったんじゃないかなと感じました。
こちらの“見たい”描写をちゃんと見せてくれるという、ただそれだけといえばそうなんだけど、心地よく入ってくるような。
簡単に言えば“ベタ”というコトなんですけども、どれだけ変化球を投げられるかというコトに注視している現21世紀のテレビ番組の中で、ストレートばかり投げてくるというのは稀有な存在に映りました。

内容に関するイメージとしては、詳しくないので漠然とした印象でしかないのですが…、“90年代の夕方アニメ”という空気を何故かひしひしと感じます。
ロボアニメに対してノスタルジーは無いんですけど、この何故か感じる90年代臭に「うはぁ、懐かし!」とノスタルジーを感じざるを得ず。
そういう意味ではベタというよりは、とても変なアニメですね。

とはいえ、今回書きたいのは内容面に関するコトではありません。
“面白かった”とか“王道ロボアニメだった”とか、そんなんよそ様でみんな書いておる。
個人的に「マジェプリ」で注目していたポイントというのが、“東宝がアニメ事業部を立ち上げて、初めて企画段階から関わったアニメ”という点なのです。
深夜アニメって、基本的に隙間産業みたいなニッチな商売なんですけども、そこに映像業界の“巨人”とも呼ばれる東宝がどういう戦略で立ち向かうのか…。
幼少期より東宝特撮で育った身としては大変興味深かったので、その点についてツイッターでちょいちょい書いていたコトをまとめてみた。

ただし、以下のテキストはほぼ推測に過ぎない事をご了承ください。

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仮面ライダーウィザード 第52話「仮面ライダーの指輪」

旅に出た晴人が迷い込んだのは魔宝石の中にある奇妙な世界。
そこはこれまでライダーたちが倒してきた怪人たちの魂が眠る場所。
住民はいずれ怪人と化し、ライダーリングが外の世界との繋がりを封印しているという。

本編ストーリーを終了しての特別編。
あの旅の続きから描かれているというのが意外というか、ちゃんと本編との繋がりも意識されていた。
特別編とはいえ通常スケジュールと通常予算であると聞いていたのに、これでもかという怪人とライダーたち、そしてロケ地の多さに驚きを隠せない。
石田演出と會川節を感じつつ、さらにこの物量。お腹いっぱいですぜ、本当に。

グロンギやミラーモンスター、魔化魍といった色々な種類の怪人たちが暮らすというその世界。
そこを統治しているのは“アマダム”なる謎の男。劇場版ラスボスの衣装をあれやこれやと着替えているのは何の意味があるのだろう…。
「ウィザード」の世界をベースに過去ライダー達との客演を描くというコトで、平成ライダー1号クウガに登場した“アマダム”を持ってくるというのはなるほど上手い。
確かにあれも魔宝石の一種ですよね。

この世界の住民の多くは成長するとともに怪人と化すものの、ごく一部は人間のままでいることもあるという。
怪人になるか、人間でいるか…その道はふたつ。

「ウィザード」のファントムは人間が絶望して誕生する怪人です。
絶望した人間は怪人となり、希望を失わなかった者は人間であり続けられる。
怪人になるか、人間でいるか、その選択肢は自分の心の在り様によって変わるのです。
ここ、凄く會川節よね…。

つまり、この世界は今まで「ウィザード」本編で描かれてきた世界とは確かに違う世界だけれど、番組で描いてきたテーマを再構築した、リ・イマジネーション化した世界なのではないか。
「ここがウィザードの世界か…」「たぶん違う」「そうか…大体分かった」というやり取りもあったけれど、やはりここは「ウィザードの世界」そのモノなのだと言って良いのだと思う。

まぁ、それだと他シリーズの怪人が出てくるのもおかしいのだけれど。
ディケイド以降はMOVIE大戦のおかげか、本編世界も他シリーズと微妙に混じりあっているとも解釈出来るからなー。
それもこれも全てディケイドのせいなのだ…。

晴人が出逢った少年と少女。少女はこの世界のコヨミ。
本編の目的がコヨミを救う事だっただけに、この世界でのウィザードの役割もまたコヨミを救う事なのですね。
本編では命は救えなかったけれど今度こそは…という思いが生まれるわけですね。
特別編なのにドラマがちゃんと持続しているとは…。

少年たちは怪人となる前にこの世界から抜け出したい。
しかし、この世界の封印を解けば、怪人たちが外の世界に溢れ出す。
少年たちを止めるしかないのか…でも「ウィザード」は希望を救うライダーだしなぁ…といったところでフルーツ戦士がやってきて次回へ続く。

あくまで「ディケイド」ではなく「ウィザード」の世界観での特別編だそうですが、何かウィザード(各世界のライダー)視点で見たディケイドの話っていう気がしないでもない。
次回は士も出るというコトでテンション上がります。
アカン、我ながらディケイド好き過ぎる…!

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獣電戦隊キョウリュウジャー ブレイブ30「てにいれろ!ガーディアンズのかけら」

獣電竜と深い関わりを持っていた秘石。
それぞれの獣電竜に呼応した石を全て集めた時、十大獣電竜最後の一頭ブラギガスに出会うことが出来る…かもしれない。

ここに来て秘石を集めようという目的が提示。
なんか「キョウリュウジャー」は何話かをかけて達成する大目的と言うほどではない中目的のストーリーを幾つもぶち込んでいるという印象。
手を変え品を変え、とにかく色んな事をやってみようとしているような。
パワーアップやら新メンバー加入といったイベント回がやたら多く感じるのも、これまではせいぜい前後編ぐらいでやっていたコトを3~4話くらい布石を敷いてから描くので、よりその盛り上がりを大きく印象付けられているからかもしらん。

とはいえ秘石は初めから登場していたアイテムだし、そこに唐突という印象も無いんですよね。始めっから想定していたのかと思うと、ホント卒が無い。
玩具ありきの話づくりをしているだけに、シリーズ構成自体もかなりそこに合わせて盛り上がるように逆算されてやっとるようですね。
いや、勿論それは例年もやってるコトなんだけど、今年はそれ以上に突き詰められているなと感じる。

今回の話自体は凄くあっさりとした印象で、とりあえず秘石回収編の始まりを落ち着いて描いたという感じ。
巨大戦も驚くほどあっさり終わったなー。

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獣電戦隊キョウリュウジャー ブレイブ29「だいげきとつ!おどれカーニバル」

前回、トリンは元デーボス軍の一員でカオスの弟であったと判明。
自らにキョウリュウジンの刃を刺し当て、その命を果てたトリン。

なかなかに壮絶な展開となっていたところに助っ人して現れたのはラミレスと鉄砕。
OPの鉄砕、髪の毛どないしてんと思いましたが、実はあのスキンヘッドすらもイミテーションだった…かもしれないという謎オチ。
そこは相棒のブンパッキー合わせでのアイデンティティだったんちゃうんかいと思うところなんですが…。
意外と頭やわらかい人ですよ、あの人は…。

シアン、グレー、バイオレットと3人のスピリット(?)レンジャーも大暴れで見応えあります。
わざわざ3人用の挿入歌をそれぞれのパートごとにBGMとして使うという面倒なことをやってのけてくれて頭が下がります。
歌と踊りが結構重要視されていたと分かった今回だけに、気を抜かない演出だなと思いました。

力を失い全身が石化したトリンですが、ダイゴたちが持っていた秘石の力によって復活。劇場版でも使われたあの歌も大いに役立ちました。
変身時にサンバを踊ったり、劇場版では歌をたくさん唄ったり。
恐竜とは何ら関係のなさそうな“歌と踊り”が何故か猛烈プッシュされていた「キョウリュウジャー」。
今回はその理由に言及する。

トリン曰く、人間の遺伝子には超古代の様々な音楽が潜んでおり、それは人間の活力の源となっているという。
そしてキョウリュウジャーに変身する際にサンバを踊る事で、遺伝子に眠った自分の力を最大限に呼び起こすのだそうです。
何となく「絵的に楽しいから活用してるんでしょ?」とだけ納得していた“歌と踊り”が、戦いにおいて重要な儀式だったのだと説明したお話。
よもや、わざわざサンバ変身の理由を説くとは思いもよりませんからして、ようそこまで言及するなぁと感心。この辺の玩具からのこじつけがさすが三条さん。
やらなくてもいい説明だけど、やれば統一感と完成度が上がるというのを実践しております。

しかし個人的には、“遺伝子の中に音楽が潜んでいる”という部分には「?」という印象だったので、“心臓の鼓動(命)”=音楽であるというぐらいの理由付けをもう一個乗せてもらいたかった。

とはいえこれでキョウリュウジャー世界における不思議が幾つか解消されたのでありますね。
あぁ、あの劇場版もテレビと地続きの世界だったんだな…これもまた三条さんらしい抜かり無さ。

だからこそ歌と踊りを最高潮に使う事が出来るのがカーニバル。
他の獣電池の力を使って、次々にアームを取り換えられる。
どう見てもフォーゼです本当に。こんな分かり易くトレースするほどフォーゼは絵的にもアクション的にも使いやすい方だったのかなと、しみじみ感じ入ります。

「怨みは生きていくのに必要のない感情だ」とキングも言っていましたが、確かにカーニバルに怨みの要素は全く感じられないですよね。
感情とお祭りという、概念としてはまるで別の物なんだけど、ドラマとしては両者が対比構図になってるってのが凄い。

しかし、生きていくのに必要かどうかで言うと…喜怒哀楽は全部必要ってコトになるよね…。デーボス軍の扱いはどうなっていくのか…まぁカオスの旦那は関係ないんで倒せそうだけども。

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今日のドラえもんは…ドラ救パーマン

本日放送は「真夜中の巨大ドラたぬき」でした。

パーマンさんが登場しますよという告知がなされていた今回ですが、もったいぶらずにいきなり画面に映った事には驚きでした。しかも主題歌まで。これが生誕80周年の祭りか…。

お話は宇宙生物モングがドラえもんに寄生して暴れまわるという内容。
劇中で言ってたか忘れましたが、ニーナさんって宇宙警察だったんですね。だからポーズが同じなのか(え)。
誕生日SPですが誕生日要素はラストだけ。しかし怪物映画のフォーマットを用いつつも、ドラえもんとのび太の友情もちらっと盛り込んでいるのがやはり誕生日SPらしい。

ストーリー自体はシンプルラインだけど、サブタイトルの出方からして変化球で、SF映画というか怪物映画というかの雰囲気を醸し出してくれてワクワクさせてくれる。
特にクライマックスでのタワーを駆け上る長回しや、タワーが崩壊するくだりは絵で見せてくれる力が凄く強い。作画なのかレイアウトなのかコンテなのか判断出来かねますが、「おぉ」と思わせてくれる好いカットでした。

パーマンさんは最後にチラッと出てくるだけの扱いかと思っていましたが、冒頭でいきなり登場したり、ニーナとのび太のパーマンうんちくクイズだったりと、全編通してパーマン待望論が語られることで出番は少なくともかなり重要な扱いになっていたかなと思います。
よく考えたら今の子どもは「パーマン」なんて知らないんですよね。渡辺監督の劇場版だってもう10年近く前です。
そこでいきなりパーマンだけ出してもありがたみは湧き起こらないので、劇中で「パーマンとは」というのをしっかりと説明しているのですね。

また放送前に「ドラえもんとパーマンが同時に存在するのは時間軸の矛盾が~」と仰る方もいて、個人的には「祭りなんだからンなこたぁどうでもいいよ」と思っていましたが、作中ではちゃんと矛盾点の解消はなされている。
「ドラえもん」作中における「パーマン」は、星野スミレの変化で分かるように、「ドラえもん」世界は「パーマン」から十数年後の世界です。と同時に、「ドラえもん」作中ではテレビや漫画で「パーマン」を見ているという、作中作という描写も多い。
今回は後者のパターンを使う事で設定矛盾が起きないようにしている模様。
別に細かいこといいのに…と思わないでもないけど、楠葉ドラはやはり原作漫画への準拠性が高いのだなとも分かる一面でもありましたなー。

評判がよければ今後も別のキャラクターの客演をしたりしないだろうかね。
魔美くん見たいなぁー…。

仮面ライダーウィザード 第50話「大切なものは」

サバトは仁藤さんの必死の作戦によって失敗。
もはや変身できない仁藤さんに代わって笛木の前に現れたのは晴人。
先週は「コヨミの為なら…」と命を投げ出して他の人間の危険も考えられないぐらいに視野が狭くなっていましたが、そんなコトは置いておいていつものあの台詞を言うのです。
「俺が最後の希望だ…」

世界を救うか女の子を救うか、という命題は何ともセカイ系っぽいお話にも聞こえる。
先週の晴人はそこで「女の子」の方を選び、仁藤さんは両方助けると言い放つ。まずい、晴人さんのヒーロー度が完全に負けてる…。

本来、ウィザードの魔法の創造主でもある白い魔法使いには敵わないものの、インフィニティだけは晴人自身が生み出した魔法であり、これならば互角に戦える。
たとえ紛い物の希望によって作られた世界でも、そこで生まれた自分のの希望は間違いなく本物なのであると…。
現実には存在しない魔法のようにと揶揄されるような理想であっても、そこに憧れた時に抱く「希望」は決して幻ではない…。
そんな解釈でいいのだろうか。


晴人とソラは似た境遇だと言及されていたけど、ラスボスとして扱われるとは意外…。
もそっと前にやられてるだろうと思っていただけに。
フェニックスさんの帰還を何処かで信じていたのだ…。

石ノ森イズムでいえば父子対決が基本だけど、これは同じ親から生まれた兄弟対決がラストとなるのか。
ブラックサンとシャドムンさんのような…。
似た境遇の二人の対決、両者の違いは仲間・絆の有無…って辺りになるのだろうか…。
それは番組でずっと言い続けてきた「希望」とは何か、という命題でもありますよね。
やはり「絆」…かな…たぶんな…。

しかし思い返すと。
晴人自身の魔法であるインフィニティって、湖畔で晴人とコヨミが抱き合って出て来た魔法って記憶なんですよね(え)。
あぁ、そうすると今更だけどこれは晴人とコヨミのラブストーリーの物語だったのか…なと。
そうするとお話はその二人のストーリーに終始していくワケで。
通りでなかなか他の奴らが絡まんなぁと一年間思っていたワケで。

となると「愛」というモノにかなり近い「絆」という気もしてくる。
希望…希望とは何ぞや…。

しかし、ラスト1話でボス化というウヴァさん的な感じで大丈夫でしょうか。
最終回が忙しくなりそう…。

仮面ライダー 各話レビュー

獣電戦隊キョウリュウジャー ブレイブ28「ああトリン!1おくねんのうらみ」

キャンデリラとエンドルフの共同作戦。
人間の怨みを強烈に晴らさせる事で怨みと喜びの感情を手に入れる…という手の込んだ作戦。
怨みは喜怒哀楽のどれとでも相性良く組み合わせられますよというコトなのか。

そしてキャンデリラの歌によって苦しめられ、カオスに捕まってしまったトリン。
結構なんやかんやでキャンデリラの歌は有効活用されてますね。ジョークとして一回ぐらいしか使われないんだろうと思ってたけど、割と何にでも役に立つっていう便利な道具なのだな。
善悪陣営あわせて歌と踊りの要素をプッシュしているのだけれど、これはそのうちテーマとして実になるのか、はたまたノリの良さを見せているだけなのか気にかかる。

捕まったトリンを助けに向かうと、そこでカオスから重大な秘密を教えられる。
実はトリンはデーボス軍出身で、カオスの弟さんだと。な、なんと…。
カオスさんの声がいぶし銀過ぎるので、まさか兄弟だったとは思いもよりませんでした…なんというミスリーディング(え)。
てゆか、羽生えてるぐらいの共通点しかないけど。

そんなこと信じられないと言うキョウリュウジャーに対し、カオスお兄ちゃんは復元水が地球の生物には効かないことを示したうえで、トリンがデーボス細胞によって作られていることを見せつける。
わざわざ地球の花に水をかける辺りの懇切丁寧さよ! さすが年の功です。優しいわぁ。

味方の一人が実は敵の一族だったというベタながらテンションの上がる展開で面白い。
これはライダー的に、最終回でデーボス細胞を持ったトリンも消えちゃうかもしれない…というお馴染みの感じもやるかもしれないなぁ。
ダイゴのお父さんについては相変わらず謎ですが、これも“主人公は勇者の息子だった”的な王道少年漫画展開になったりするのだろうか。

次回はこれまでのスピリット戦士もみんな集合してますね。
最終回みたいでテンション上がるじゃないですか。
てか新OPもそうですけど、キョウリュウグレーは何で髪の毛あるのよ…。
スピリットだし、ヒッピーに変装もしてたから、見た目なんてどうとでもなるのかいなー…。

あと余談ですが、ガブリボルバーに電池を入れた際のエフェクトであるCGの飛沫が、カメラのレンズに引っ付くという芸コマに感心。

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今日のドラえもんは…フーセンにチューイ

本日放送は「のび太エネルギーの使い方」と「はなバルーンで大空に」でした。

「のび太エネルギー~」は、自分の潜在エネルギーを自在に開放できる“エネルギーバルブ”の一編。
自由に自分のエネルギー量を開放出来るという事で、普段よりも力が出せたりするものの、力を使い切って動けなくなってしまう事も。使いようによって便利にも不便にもなる、なかなか面白いアイテム。
気が大きくなったのび太はジャイアンとケンカの約束をしてエネルギーを貯めるも、ケンカの前にエネルギーを使い果たしてしまう。
しかし、力がゼロになったことによってケンカには勝つという逆説的展開。
地面パンチでジャイアンが怯えて逃げるのかなと思っていたので、予想だにしない流れを楽しみました。

…と、Aパート終了とともにココでオープニングタイトル!
AパートとBパートの間にOP曲! なにこの番組構成!? 斬新!!
何がどうしてこういうコトになったのかと思いましたが、ドラえもんの次回予告終了と共にクレヨンしんちゃんが始まったりと、7時台アニメをより一体感のある構成にしてきたようですね。
へぇ~…と一瞬納得しそうになったけど、OPタイトルの位置が斬新であることの説明にはなっていないか。
番組開始と共にお話を見せて食いつかせたいというのは分かるけど、普通にアバンタイトルシステムじゃダメなのかな…短編メインのドラえもんだと難しいのかな…?

といった感じで後編の「はなバルーン~」。
鼻の穴に差し込んでから鼻息を吹くと鼻から風船が出てくるという…もう何て言ったらいいか分からない道具。
何故作った…というかなぜ思いついて、これで一本お話を作れると思った…!?
アニメオリジナルだったら会議で「ふざけんな」って言われそうだけど、F先生が描いてるから「発想がぶっ飛んでて素敵」てなりそうな道具。
お話は、ジャイアンが綺麗に膨らませるフーセンガムに対抗しようとしてドラえもんが出してくれたのがこの“はなバルーン”。この時点でおかしいです。何も成立してないです。
フーセンガムの対決をしたいと言ってるのに、鼻からフーセンを出すパーティグッズを出してきました。
本来ならここでのび太が一発殴ってもイイかという場面なのですが、のび太は「はなから出るのはカッコ悪いなぁ」と渋り顔。
いや、そういう問題じゃないんです。のび太もちょっと何とかなると思ってるんです。これが怖いです。
「ドラえもん」は時折、こういう狂気的なナンセンスが襲ってくるので油断なりません…。
これで一本お話作っちゃうあたりが、ホントF先生はロックだと思います…。

次回は1時間スペシャル。
パーマンが出るとは既に告知されていましたが、何カットかゲストで出るだけでしょうと思っていました。
しかし今回の予告見ると、話に絡んでますね。喋ってるし…。
声は誰なのだろう…新しくなってるのだろうか…。

仮面ライダーウィザード 第49話「サバトの幕開け」

笛木さんが計画していた新たなサバト。
それは4人の魔法使いを人柱にして、首都全土をサバトの魔法陣で覆う広大な計画。
それによって前回以上の魔力をゲートから集め、コヨミを蘇らせようという。
その副産物として東京中のゲートはファントムとなり、魔力の無い普通の人間は死に絶える。
なんという圧倒的大虐殺!
確かに子を想う親の気持ちは分からいでもありませんが、その代償がここまでとは。

晴人も真由も捕まって、動ける魔法使いはウィザードらとは違うタイプの魔法使いビーストさんだけ。
ビーストさんが最後の希望…という、なんかもう完全に主人公で燃えます。
自分だけが例外ポジションだったとか、自分が色んな出来事の中心に関わっていたと気付くのは、主人公作劇の基本ですもんね。
キャラクター的にも自己犠牲献身的な晴人に対して、自分に忠実に直感的に直覚的に動くタイプなので、これもまた主人公的だったりするなと思う。

要するに、このピンチはチャンスというビーストさんの活躍に心踊らされました。
いつも魔力を補給しないとイカンという、魔法使いとしては割を食っているビーストさんだけが活躍出来るっていう爽快感、カタルシスが好いですのぅ。
それだけにこれでビーストさん終わり(?)なのが惜しくもある。

ビーストさんが引退して、ラスト2話(+特別篇2話)。
コヨミは消えるのかな、消えないのかな…という毎年恒例のアレか。
サバトが失敗した今、ここから消化試合にならんかなという不安もありますが。

仮面ライダー 各話レビュー

獣電戦隊キョウリュウジャー ブレイブ27「オ・マツリンチョ!レッドちょうしんか」

新たな獣電池の力で、ダイゴがキョウリュレッド・カーニバルへと強化されるお話。
監督は今月だけで映画が2本も公開される坂本監督…マジでどういうスピードで撮ってるんだ、この人は。
そしてそのエロ監督、遂に男までエロく撮る術を身につけている。さすがです。

パワーアップ用充電池はキョウリュウレッドを進化させる為のモノだけれど、それはダイゴ自身にではなく相棒のガブティラに使うものだった。
もっとダイゴのそばで一緒に戦いたいというガブティラの願いをかなえる獣電池。

元々キョウリュウジャー自体が、相棒の獣電竜を自ら倒して実力と絆を手に入れるコトで変身できる存在なだけに、そのパワーアップもまた人間と獣電竜との絆の強化によって発動するのだと。なるほど。
去年のゴーバスターズでもプロテクターは相棒でしたしね。絆=パワーというのがよく表れている。
また、ケントロスパイカーやディノスグランダーのように、強い獣電池にはそのパワーを受け止めるだけの強いボディが別個に必要になるという事を以前言っていただけに、パワーアップ用充電池をガブティラに使用するという作業にも納得。

しかしあれですね、相棒の獣電竜とのパワーアップとなると、全員分のカーニバルがあっていいよなぁ…と思ってしまう。まぁ共通アイテムじゃないので無理っぽいけど。
この辺の、全員強化とレッド単独強化と、シリーズによって変わる理由って何なんでしょうね。全員強化すれば、全員分の獣電池売れるのに…と思わなくもないんだけど。
恐竜モチーフの戦隊はレッドだけパワーアップする伝統なんでしょうか、わからぬ…。

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