2013/07/29
仮面ライダーウィザード 第45話「笑顔は胸に」
小学校の恩師・熊谷の息子の形見をファントムが狙うと踏んで、現在の持ち主を警護する事となった晴人達。ゲートと模型の持ち主と、警護対象が二人になってるような構成に。
身体がヒビ割れ始めたコヨミの身が心配で、晴人は笛木に会うために熊谷に絶望してもらおうと思ってしまったり。
一瞬こっちも、ナイスアイディアじゃんと思ってしまいましたが、瞬平に叱られてしまいました。
瞬平が凄く久しぶりに仕事した!(えー)
一人で抱え込んで思い悩んでいるうちに腐ってしまう、とは熊谷の言。
もともと一人で何でもやりがちな晴人もですが、コヨミや譲の事を心配するあまり晴人や仁藤らもバラバラになっていたというコトですか。
晴人に利用されそうになったものの、それは晴人が自分を信じてくれたからだと言って喜ぶ熊谷さんはエエ人でした。
過去よりも今の人間が笑顔になれる事を願って、息子の形見を壊す熊谷さん。
これまでのゲートの中でも飛び抜けて精神面が強いと感じられるなぁ。
晴人が成長するならばこちらの方向だという一種の理想像のようでもあるよ。
晴人の悪いところをピシャリと叱ってくれるゲートのおかげで好い感じにカタルシスがあるかなと。
今回は熊谷さんと模型好きの酒井父子の二重構造という気がするんですけど、普通にやっていたら酒井父子の話だけで成立して、熊谷さんのポジションを晴人がやっていたという感じなのかな。
しかし、コヨミのことで脳みそがパンパンになっている今の晴人はヒーロー属性が欠如しているので、代わりに熊谷さんがそこを請け負ったという風に見れる。
初見、熊谷さんの方をメインゲストと考えて見てたので、なんでこんな構造なのかと思ってしまったのだけれど、そういう風に考えればいいのかなと。
⇒仮面ライダー 各話レビュー