2013/01/29
仮面ライダーウィザード 第20話「近づく真相」
のっけからの凄い暴風雨!冬なのに!!ウィザード初の石田監督回ですが、さすがだなぁと嬉しくなる。
凄くクドいんですけど、でもやっぱり上手いわぁ。
今回のゲートは主婦の志保さん。
突然、友人達からは煙たがられ、あんなに仲の良かった旦那からも突き放され絶望しそうに。
しかしそれはファントム・ベルゼバブさんの仕業…っぽい。
石田演出のおかげでガチャガチャとコミカルで騒がしい雰囲気になっているけれど、今回の絶望描写は結構えぐいです。
だからこそゲートをこのキャラクターにしつつ、この演出で見せているのはなるほどなーと思うバランス感覚。
真面目に描いたらうんざりしちゃうかもしれませんしね。
もう一方で進行しているのがフェニックスさんの生前(?)に迫るお話。
凛子ちゃんが普通に刑事っぽいことをしていて驚きなのですが(え)、よもやファントムの人間時代を描こうというのは想定していなくて新鮮。
それによってフェニックスさんの気持ちや関係といった何かが変化するのかしら…。
人間時代の意識が蘇るなんて…ワーム的なこともあるかもしれないってコト…なの?
雨の中で叫んでいたり、今回のサブタイだったり、どちらかというとフェニックスさんのお話がメインなのかなと思える。
そしてそれはフェニックスさんの死亡フラグにしか思えない…。
不死鳥なのに…いや、不死鳥だからこそすぐ死ぬのか。
⇒仮面ライダー 各話レビュー