2012/10/28
仮面ライダーウィザード 第09話「ドラゴンの叫び」
フレイムドラゴンウィザード…。ますますリュウケンドーに近づいてしまったか…(え)。
フェニックスさんは洋樹を絶望させる為に母親と父親を襲って重傷を負わせる。
晴人はかつて自分と洋樹の姿を重ね合わせる。
以前は助けられなかった両親を今度は助ける為、自分の中のファントム・ドラゴンに力を貸してもらう。
晴人の魔力の源であるドラゴンは「絶望」の塊みたいなモノなのに、晴人にとっての魔法は「希望」になっている。
本来は同じモノの筈なのに、まるで逆の意味を持たせているというのが面白い。うーむ、これはスイートプリキュア的な流れがあるのかしら。
両親の死という、自分の絶望の瞬間であり、自分が希望になった瞬間に再び向き合うことで、更なる絶望、更なる希望を手にしてフレイムドラゴンの力を会得する。
強くなればなるほど闇堕ちの危険も増すというワケね。
晴人個人のアンダーワールドにも潜っていて、今回の話はなかなか熱い。
しかし、この時期に消化してしまうエピソードにしては早いように思うのですが、大丈夫だろか…。
これでアンダーワールド戦が無くてもドラゴンの力は使えるワケかー。
アンダーワールドの戦いは色々と面倒くさいなぁーという印象が強いのだけれど、その内の一個(CGのドラゴン動かすの大変だぉ)が解消されたらウィザードさんが強くなったっていうね。
これはウィザードが強くなる度に、番組の面倒くさいフォーマットが解消されていく仕掛けなのかもしれないな(え)。
そのうちアンダーワールド行かなくてもゲートのファントムだけ倒せるようになるんじゃなかろうか(えー)。
⇒仮面ライダー 各話レビュー