2012/04/30
仮面ライダーフォーゼ 第33話「古・都・騒・乱」
やって来ました天ノ川学園修学旅行。プリキュアさんが後ろの方にちらっと写り込んでいるのではと思いますがまだ見つけられていません。
ピンク色の髪なんて見つけやすいと踏んでいたが、なかなか上手く紛れ込んだものだ(ん?)。
京都にやって来た弦太朗たちではありますが、何故かそこにはリブラやレオまでやって来ている。
リブラはリブラで、メテオが来ている事が不思議でたまらない。ちょっとしたアンジャッシュコントのようになって来ましたが、こうなるとそろそろどっちかの正体に気付いてくれてもイイような…。
京都の上空には天ノ川学園と同様のコズミックエナジーの固まり、ザ・ホールなる現象が起こっているという。
その力を上手く使うために、京都は古来より東西南北の結界(?)を利用していたとか。
そして校長先生はこの京都で何か良からぬことを企んでいる様子。
わざわざ修学旅行先が例年と違って京都になったのは、京都でフォーゼの力を利用する腹積もりらしい…。
塚田作品恒例の京都回なワケですが、思ったよりも京都というステージを上手く扱っていて楽しい話になっています。
これまでは、夢の中で京都に行ったり、タイムスリップしたり、面白いけど無理くり京都行ってる感が強かっただけにね。
天ノ川学園と同じコズミックエナジーが京都にもあると聞いた時は「おいおい、都合イイな」と思いましたけど、それを京都の町づくりや文化を持ち出して来ることで、ちゃんと京都である必要性を説いている。四神獣を持ち出す辺りが、すごく中二っぽくてワクワクする(え)。なるほど。
いや、こうなると逆に天ノ川学園の方にコズミックエナジーがあるコトの方が理由付けとして希薄になってしまったかもしれない。
コズミックエナジーのある真下に学園を作ったという説明がそのうちありそうですが。
弦太朗の班はライダー部の面子に優希奈が加わっての課外活動。
当然、優希奈とも友達になる弦太朗…と思いきや、優希奈は友達ではなく弦太朗の恋人になろうとしている模様。
そしてそれを、弦太朗は俺が守ると言って邪魔する流星。前回、殺した相手とは思えないデレっぷり。これが流星の友達に対するスタンダードな付き合い方だというのか…。イメージダウンだな(え)。
「MOVIE大戦MEGAMAX」でも描かれていましたが、学園の連中全員と友達になることが目的の弦太朗にとって、恋人というのは鬼門。仲良くなるという意味においては共通していても、「恋人」は「友達」じゃない。恋人になってしまっては友達にはなれない。
ある意味、全員友達宣言は恋愛禁止宣言でもあるのです。
だので、恋人になろうと近づいてくる優希奈と友達になるというのは、もしかしたらこれまで以上の強敵なのかもしれない。
恋人を諦めてもらって友達になる… お友達から始めましょうのパターンなのかしら。それで実際に友達になれるのかは分かりませんが。
今回、ゲスト怪人が出て来ていないのが非常に気になるポイントです。
これはつまり幹部怪人がやられてしまうというコトなの…? となると、リブラかレオが…。
そうか… 惜しい人を亡くすなぁ… リブラ(ほぼ確定)。
⇒仮面ライダー 各話レビュー