2012/01/31
仮面ライダーフォーゼ 第20話「超・絶・磁・力」
ドラゴン・ゾディアーツの正体は陸上部部長の野本さんでした。フォーゼと能力が酷似していただけに、てっきり留美さんがスイッチャーで、弦太朗と賢吾を取り合う三角関係になっているのだと思いましたが違っていたか…。
正体が留美の元アドバイザーである野本部長ということは、ゾディアーツは弦太朗ではなくて賢吾との対比。流星に居場所を奪われてモヤモヤしたネガティブな感情がゾディアーツである、みたいなもんで。
友情は時に反発し、時に結びつく磁石のよう。
弦太朗が流星にスイッチの調整を頼み、賢吾がスイッチを使うなと忠告したのは、互いに友人の身を案じてのこと。
磁石の同じ極同士が反発しあうように、同じ思いのふたりが反発していただけ。分かってしまえば反発しあう理由は無くなる…。じゃあ違う思い同士の方が引っ付き合うんでしょうか?という面倒なコトは言わずに進んでいくのがスマート(え)。
友情ライダーは友情のパワーアップで進化する、フォーゼ・マグネットステイツ。
マグフォンによって磁石の力を手に入れたフォーゼは、ゆるキャラの着ぐるみのような姿を手に入れました。
ただでさえベース・ステイツが可愛いのに、さらに可愛くなった…。
しかし、完全に首が固定されている上にあの大きさなので、完全にアクションをするステイツでは無いンですね。
肉弾アクションしないでビームで攻撃という、川北特撮的発想ですね…なるほど(えー)。
今回のメテオさんは成り行き上、フォーゼの強化の為もあって時間稼ぎに協力していたりと、これだけ見ると仲良くなっているように見えてくる不思議。また、ラストで「流星は何処いったんだ?」とライダー部で話しているのが、ウルトラマンっぽい不思議な感覚。
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