2011/11/28
仮面ライダーフォーゼ 第12話「使・命・賢・命」
前回、羅針盤ゾディアーツさんのおかげで破壊されてしまったラビットハッチへ繋がるロッカー。月への道は閉ざされ、ラビットハッチには賢吾が一人取り残されてしまった。どこでもドアがワニに食べられるようなピンチじゃないですか。あ、それは映画版の方か(え)。
一人だけの天文部であるゾディアーツの少年と、仮面ライダー部をまだ認めていない賢吾との対比。どちらも宇宙の神秘に根ざした部活動だけど、天文部の部員は一人しかいない。
それは、みんなと共有できる夢があるかどうかってトコロかしら。
仮面ライダー部は、スイッチを悪用するゾディアーツを倒し、学園の自由と平和を守るという理念のもとに活動している。元々、賢吾が父親から引き継いだ夢だったけれど、今ではその夢を部員全員で共有している。
かたや、天文部部長にも夢はありますが、それはあまりに個人的で独り善がり。部員集めも同じ志を持った仲間を集めようというのではなく、自分の気に入った女子をはべらかそうという思いから。
夢という引力があれば、人は自然と引き寄せられ集まってくる…。
賢吾が仲間の魅力を理解し、正式に仮面ライダー部が、文字通り旗揚げされる。ちょうど1クールで、第一部終了という感じですね。
ユウキもユウキで、自分一人で何とかしようと駆け回っている時には解決できなかった問題が、仲間の力があると何とかなるというコトに直面した出来事でもあったのですね。ユウキもまた仲間の大切さに触れたお話。
ロッカーが実はニセモノだったというオチは、前回全く思い至りませんでした。
いや、だって、まさかあそこまで教師が変態だなんて信じたくないじゃん…。
⇒仮面ライダー 各話レビュー