2011/11/21
仮面ライダーフォーゼ 第11話「消・失・月・戸」
月面基地ラビットハッチと学園とをつなぐロッカーが無くなり、賢吾が月に取り残されてしまうピンチ。今回は、宇宙は楽しいだけじゃなくて怖いところでもあるぜぇという事を推すエピソードだそうで。
実際、宇宙に取り残されるコトは雪山で遭難というレベルにない絶望感がある。
ユウキは、宇宙は憧れでもあるが怖いところでもあるから、しっかりと勉強して自分の力で宇宙へ行きたいと行っている。
勉強して宇宙へ行く、つまり宇宙というのは学校の外の世界、社会、世の中、その他諸々を意味しているんですね。
そこには学校では味わえない楽しいことも沢山あるけれど、恐ろしいことも沢山ある。だからそんな時に少しでも立ち向かえるように、学校で力を付けておく。
学園と宇宙という構図は、学校と社会の関係に同じ。もそっと広い意味で捉えると、自分の知っている世界と、未知の世界。自分の知っている学園という世界から、知らない世界、新しい世界へ飛び込んでいこうぜと物語は言っているように見える。
でも、宇宙へは一人で行くことは出来ない。だからその時に必要なのが支えてくれる仲間ってわけだ…ふむふむ。
ま、そんなこんなで次回どう助けるのか気になりますわね。
弦太朗が持っていった21番スイッチが役立つとは思うが…。
あ、そういえば赤い目の理事長の名前及び正体が明かされました。
実は死んだはずの賢吾の父親だったんだぜ~という塚田Pお馴染みの展開を期待していたんですが、名前と顔が出ちゃったら違うのかなぁ…。でも賢吾のお父さんの顔も出ていないので、実は双子だったというB級ミステリー的なノリも期待しておきます(えー)。
⇒仮面ライダー 各話レビュー