2011/11/14
仮面ライダーフォーゼ 第10話「月・下・激・突」
アマゾン、トモダチ…後編。なんか大門寺先輩が活躍してる…どういうことだ(え)。
友子が持っていたセミの抜け殻や繭は変身願望の表れだったのねー。
オカルト趣味や霊感の強さを自分の欠点だと思い、地球には居場所がない、月にしか理想郷はないと仰る友子を月へ連れて行き、変わらなくてもイイと諭す弦太朗。自らは仮面ライダーという変身の代名詞みたいなキャラクターだというに、友子の変身願望を否定するの?と、ちょいと思いましたが、同じ「変身」でも自己否定の変身とフォーゼの変身は違うってことかな。
友子の変身願望は、今の自分が嫌いだから変わりたいと願う自己否定。
かたや弦太朗の変身は、色んな人と出会い、受け入れることで自分も変わっていく変身なのだと思う。
今回のファイヤースイッチの能力と同様、弦太朗は否定しないでひたすら自分の中に取り込んでいくヤツなんだよなぁ。
自分も他人も受け入れて、自分を変えるためのスイッチを見つけ出すというのがざっくりとした物語なのだろうか。
逆に自己否定どころか、自分以外の全てが間違えている、学園全てを受け入れられないと思ってしまったのがアルターゾディアーツさんなのね。ゾディアーツはみんな、他者を受け入れらないことで怪物になってしまった人間なのだな。
そんなこなで友子さんもライダー部に入部と相成りましたが、その有用スキルが霊感だとは…。
友子にしてもアマネチャンにしても霊感があるというコトに関して特にツッコミが入らず進行してるので、この世界観はオカルトもありな世界なのね。一番堅物そうな賢吾がそれを飲み込んじゃってるから、仕方ないね。
そういえば「ダブル」とは世界観も共有されているのだったか。
つまり、またいつ何処で登場してもおかしくないわけだ、あの雪男が…。
⇒仮面ライダー 各話レビュー