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2011年 10月 21日
本日放送は「走れ!ウマタケ」と「月の光と虫の声」でした。

「走れ!~」は、タケウマに乗れないのび太のため、22世紀の科学が生み出した新生命体ウマタケがやってくるお話。そういえば藤子ミュージアムに野生のウマタケが生えていたっけな…。
そもそも何故22世紀の人が「馬」と「竹」を組み合わせて生物を作ろうなどと思ったのか激しく謎です。どう考えてもタケウマに引っ掛けて作り出したとか、その程度の理由しか思い当たりません。人間製造機はじめ、色んなお話から垣間見える22世紀の倫理観が凄く怖い…。アイツら、何でもありじゃねえか…。
そのくせお金は勝手に増やせないとか、今でも通じるまともな事も言ってるんですけどね。人間のクローンは勝手に作れてもお金は作っちゃダメとか、社会通念がドライ過ぎる…。未来怖いわぁ…。
最後はウマタケに頼らず自らの努力によってタケウマに乗れるようになるのび太。なかなかキレイに収まったねーと思っていたら、ラストはウマタケのオスとメスが仲良くなって町中へ消えていくという謎のオチ。え!
「もうウマタケは手に負えないよ!」とドラえもんが匙を投げっぱなすエンドによってのび太のキレイな話がかすむのですが、どうにもナンセンスなその空気が面白いために何となく納得してしまう力もある。
くそ、なんだったんだアイツらは…。

「月の光と~」は、秋の虫の音を鑑賞するため、30年前から現代へ虫を連れてこようとするお話。
最近は空き地が減って虫の鳴き声が聞こえないから、過去へ言って虫を持って来ようという流れになっているわけですが、正直、ドラさん達のいる練馬区なんぞ畑が多い場所なんだから、聞こうと思えば普通に聞けると思うんだよなー。元も子もないけれど。
アニメオリジナル要素として、ちらっと子どもの頃のパパを覗いたり、スズムシの求婚を助けたりといった部分が付け加えられていました。これらによって、命は次の世代へ受け継がれていくのである…といった壮大でちょっと感動的な要素が盛られているのが面白い。
スズムシが欲しいなら“どこでもドア”で山にでも行けば事足りるはずなのに、何故かタイムマシンで過去へと飛んだのび太。その理由付けとしても物語の高揚としても上手く作用していたと思うんだよー。
そして、その後に待っているあのオチ。生命とは素晴らしい…とついさっき言っていたにも関わらず感じてしまう生命への嫌悪感。うむむ、恐ろしいほどのどんでん返しやでぇ…。
結局、人間にとって有益かそうでないかで都合よく判断してしまっているのだなぁ。
実体は変わらないのに可愛く見えた途端に情を抱く、ファンタグラスと同じなんや…。

よし、それとなく上手いこと言ったな(え)。
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