2011/09/27
仮面ライダーフォーゼ 第04話「変・幻・暗・躍」
普通に風邪引いてダウンしてたので、レビューはさらっと片付けてやろうと思う。前回、美羽がファンからのプレゼントや手紙を捨てたことがバレて避難囂々。
ちょっと不思議なのは、美羽が性格悪いのは皆知っていた上で応援していたんじゃなかったのか、ということ。
第一話の食堂の一件しかり、美羽は別に猫かぶっているキャラでもないので、今さらプレゼントを捨てていたぐらいで…と思ってしまうのだけど、ファンってのは勝手な生き物だから仕方ないのかしら。
弦太朗は賢吾が出来ないことを代わりに引き受けるとフォーゼになり、美羽はファンが自分に出来ないことを美羽に押し付けているだけだと怒りすら感じていた。出来ないことを代わりに託されているという点で弦太朗と美羽は同じなので、後編では美羽が改心して、弦太朗と同じように人の思いを代わりに遂げてやろうという方として生まれ変わる…と思っていたのですが、そんなことはなかった。
相手の欲しい物を考えていないプレゼント、字が汚くて読めない手紙、それは相手に対して気持ちを理解してもらおうという努力が欠けている。努力していない人は輝いていないからキライ。
だからこそ、美羽は自分が輝けるように、目一杯の努力をしている。
てっきり美羽が改心するものと思っていたのですが、むしろ自分の正当性を真っ向から高らかに宣言してしまうという展開に驚きました。主人公と関わる事でワルイ人がイイ人になるのではなく、ワルイ人に見えていたけどよく知ってみるとイイ人だったという展開。
美羽は弦太朗と関わる事で元気付けられはしたけど、自分の信念に対しては折れてないんですよね。
うーむ、まさかあそこから自らの力によってクイーンとしての輝きを取り戻すとは思わなかった…。
この感じだと大門寺先輩も実はカッコイイ人だった…みたいになるんでしょうか。
えー、その可能性はどうかなー(おい)。
美羽がライダー部に加入して、フラグ的なものも立っていて、着実にハーレムアニメっぽくなってきましたね(え)。
アニメなら当然のように弦太朗以外は女子で固められるのに、惜しいことをしたもんだ…。
⇒仮面ライダー 各話レビュー