2011/05/06
本日放送は「こんなしずかちゃんイヤ!」でした。
前回予告で鼻の色が違うからコピーロボットだと書いていたけど、ホントにコピーロボットだったか…。
この感じでFキャラオールスターが次々出演してくれないかしら。最近オールスター流行ってるしね…。
誕生日の準備に忙しいしずかちゃんを助ける為、コピーロボットを貸してあげるのびドラ。
しかし、しずかちゃんにコピーしたロボットは故障して江戸っ子気質になったり泣き虫になったりと性格が安定しなくなってあわあわわ。
コピーロボットは「パーマン」でお馴染みのアイテムですが、ひみつ道具大百科の類やカラー作品集2巻にも登場している列記とした秘密道具でもある。(ただしこの時はメインの道具としては扱われていない)
パーマンではみつおと対立する自我を見せたり、変な時にロボに戻ってしまう使いこなし辛さが印象的なコピーロボットですが、今回もそのコピーロボットらしさをありありと見せてくれます。
電柱にアタマをぶつけた程度の衝撃でネジがゆるみ、性格が不安定になってしまう。
中古で不良品を掴まされるドラえもんさんの運の無さは安定感あるけどね、うん。
しずかちゃんらしからぬキャラが次々に画面に映るのが今回最大の見所。
「てやんでいべらぼうめ!」と浅い江戸っ子イメージしずかちゃん。全て消極的に捉えるネガティブしずかちゃん。ひたすらダジャレばかり連呼するウザしずかちゃん。オリジナルに取って代わろうとする病ンしずかちゃん。
なんという残念しずかちゃんのオンパレード…。
こうして見ると、いかに本物のしずかちゃんが凄まじくも神々しいヒロイン性を持っているのかがよく分かります。
今回登場した残念しずかちゃんの数々は、それぞれに上手く作れば漫画やらラノベやらでヒロインを張れるだけのキャラクター性というかジャンル的魅力はあるのでしょうけれど、本物のしずかちゃんと比べてしまうとどうしたって圧倒的に適わない。
ツンとかヤンとか妹とか、ヒロイン性も多様化してきた昨今なのですが、しずかちゃんてのはツンもヤンも妹も姉も幼馴染もラッキースケベも全部備わっているヒロインなのではなかろうか…。
全ての者をひれ伏させる…それこそが王の道よ。国民的ヒロインの名に恥じぬ王の力とはコレであるか。
ダジャレ連発のくだりは「Splash☆Star」ダジャレ回担当でもあった清水東さんらしいシーンであった…。
ウザイしずかちゃんがいっぱい見れて楽しい一編でした。それによってウザしずかと本物と、どちらの魅力も見えたような気がする。「しずかちゃんどぇ~す☆」とかスゲーうざいんだけど、ちょっと可愛くてよりムカつくしなぁ。
それにしても誕生会に女子の友達が一人も来ない国民的ヒロイン…。