2010/11/12
本日放送は「しずかちゃんと温泉へ行こう」と「ドラえもんだってママがほしい」でした。
「しずかちゃんと~」は計画していた温泉旅行に行けなくなったしずかちゃんの為、温泉を掘ってなぐさめようとするのび太達、というお話。“温泉掘り当てペアスコップ”なる道具で源泉の場所を見つけ、えっさほいさと掘りまくる。
まだご近所近辺の捜索しかしていないのに「温泉見つからないよ。帰ろうよ~」とヘタれるのび太さんはさすが。そして、その後1分もしないウチに「しずかちゃんのために掘ろう!」とやる気に溢れるのび太さんはさすが。臨機応変だなー…。
地層の硬さとかボーリングする深さなんかを考慮しなければ、温泉というのは何処ででも出るらしいですが…それにしてもそんなスコップで何百メートルも掘るのは気が遠くなる作業…とか思ってたら温泉すぐ掘り当たった!
ものの3メートルぐらい掘っただけで出た!! 練馬の地層凄い! てゆかむしろ地盤的に怖い!!
本来は行政の許可を貰わないと温泉は掘れないのですが、ドラさんたちはそんなコトも構わず空き地、裏山でざっくざっくと温泉を掘り当てる。だから練馬の地層どんだけ水含んでるんだよ…怖いよ…。
最後は小さくなって色んな温泉を楽しもうという省エネ計画に。温泉に入るという目的が中盤で達せられてしまっている為か、オチが結局温泉あんまり関係ない強引オチだった気がする。のび太的にはラッキースケベ…にもなっていない気がする。そんな余裕ないよね、あれは…。
なんかツッコミどころ満載で、そういう意味で楽しめました。
温泉とはもはや宗教に近い信仰を得ているんだなー…。
「ドラえもんだって~」は“ハハオヤロボット・オフクロー”がドラえもんさんのお母さん代わりになって世話を焼くというお話。
勝手に部屋(押入れ)を掃除しようとしたり、頼んでもないのにマフラー編んでたり、彼女(ミーちゃん)が来てる所に何かと理由を付けて覗きに来るオフクローさん。オフクローさんに世話を焼かれて邪険にするドラえもんさんが中学生にしか見えません。なんだよー、勝手に入ってくんなよー。
このままだと隠していたイヤらしい本を見つけられるレベルのお母さん力。
オフクローさんはドラえもんさんの高級ドラ焼きを食べてしまって親子喧嘩。ドラさんはお店にドラ焼きを買いに走りますが売り切れ…。てか、150円で高級ドラ焼きなのかよ…文明堂の“ドラえもんどら焼き”の方が高いんですけど…。
オフクローさんはドラえもんさんの為にドラ焼きを作ってくれました。下手くそな腕前ながら、そこには母親の愛が詰まっている。うるさくて面倒くさいけど、母の味は旨いもの。
短い母子の時間を過ごしてオフクローさんの使用時間が終わる…。
それにしても、母親ロボットという役割がありながら料理が下手くそってどういう設定なんだろう…。
開発者の個人的な何かが入りすぎているんじゃなかろうな…。
次回は…あやとりの世界ですか。
ラストはあやとりと人生論をこじつけたディケイドさんの説教が見れます。