2010/08/13
去る八月八日に開催されました「聖地・大泉まつり」なるイベントに行って来ました。へぇー、自分で「聖地」とか言っちゃうんだ。へぇー。
とりあえず記事で二行ほど宣伝した一抹の責任として、簡単に記事に上げようかと思うんだ、うん。
イベントの概要は、東映撮影所と東映アニメーション、さらに隣接したシネコンのTジョイと大型スーパーLIVINを利用して、「仮面ライダーW」の探偵所セット見学を筆頭に、撮影に使われた各種プロップの展示、グッズ販売、各キャラクターとの撮影会や握手会などが行なわれました。
ボクもディケイドさん達と握手したり、風都ラーメンの屋台を身近で見たり、鳴海探偵事務所のセット見学をしたり、プリキュアさんを遠めに眺めたり(宗教上の理由で着ぐるみプリキュアには近づけない)して楽しみました。
事務所は案外小さく感じるのが不思議な感じ。カメラを通すのと実際に肉眼で見るのとでこれほど違うかぁ、と。
探偵所と基地のセットだけでなく、撮影に使用された看板やバス停などの小道具もぬるっと展示されていて眼福。「風の左平次」ポスターとか、風都君、井坂医院の看板とか色々ディープです。
個人的には「あぶ刑事」のパロディの「やぶ刑事」という映画ポスターがツボでした。本物と同じ構図、同じポーズでひたすらくだらなかった…。若菜姫が表紙を飾る雑誌なんかも置いてありましたが、映らないところに対する作りこみが半端ないですね。
「風都」という架空の都市を舞台にしてるから、映るモノは全部作らなきゃいけなくて大変らしいですけど…。
とにかく驚くべきは、これが自治体が引率して行なった町おこし的なイベントではなく、東映グループが自主的に企画したらしいイベントであり、しかも全て無料参加で楽しめちゃったというコト。
セット見学ぐらいならまだしも、イベントに来た仮面ライダーさんやらプリキュアさんやらは結構な数いましたから、それなりの出費もあると思うんですが…どういうことなんだろう。
大盤振る舞い過ぎるというか、あそこまでして果たして東映さんには利があるのだろうかと疑問でした。
しかし、先日の白倉さんのブログを読むに至り、どうやら思っていた以上に凄いコトになっていたようです…。
当日の『W/ゴセイジャー』の動員は、新宿バルトや梅田ブルクを押さえ、T・ジョイ大泉が堂々の1位に輝いたとか。
『聖地・大泉まつり』御礼 (A Study around Super Heroes)
マジかよ…。
そこまでか…。
いや、人が多いとは思っていたけど、あの半径200m圏内に12000人も来ていたのか…。
練馬の人口の何倍だよ(いやまて)。
でも確かに訴求力は高いハズだよなぁ。
本来そーゆーイベントってのは、番組に対して二次的な副生物という感じだけれど、これは実際にその番組を作っている本家が本物を使ってイベントしようってんだもんなぁ…それはもう軽く卑怯ですらあると思うね。
だって他がどう頑張っても敵わないじゃん…。原作者がアニメの作画するようなモンですよ。青山剛昌ですよ。ごめん、それは全然違うね。
まぁ、十月には早くも二回目が決まっているそうなのですが、白倉さんによると今回以上に色々やる予定だとか。
やはりプリキュア公開日にイベントするのでしょうか…。
おそらく今回のイベントから考えると、その時の目玉は『「ハートキャッチプリキュア!」の撮影で実際に使われたセットが見学出来ちゃう』だと思います(え)。
たぶん花咲さんの部屋と植物園、あと撮影に使用されたコッペさまの実寸大スーツが展示されるはず。
サイボットコッペ様が拝めるだなんて、今から楽しみすぎる! 目しか動かないけどね!
無料イベントだけに、たとえ集客力があっても持続的に行なわれるかはかなり疑問。
二回目で終るんじゃないかって気もバリバリなので、お近くの方は好機を逃さないで下さいませ。
そもそもイベントに使用できるだけ撮影所に空きスタジオがあるってコトが不安だもんなぁ(うわ)。