2007/09/07
ノラミャー子さんが野中藍って、「ドラえもん」の中で軽く異質に感じたのはボクだけでしょうか。いや、声がどうこうって話じゃなくてね… う~んと…えと~…
いや、いいです、はい。可愛かったよね。(何だそのフォロー)
あぁー、そんなー!
普通にラストで涙腺がヤベー!!
ドラえも~くぁwせdrftgyふじこ!!! 藤子?
いやぁ、これまでやって来たテレビシリーズ中編としては相当面白いと思いますよ。
まあ、いつもどんだけショッパイんだって、話でもありますけど。(毒)
というわけで本日放送はオリジナルの「ドラえもんが生まれかわる日」。
アバンが11分ぐらいあって、
「お兄ちゃんが誘拐されたの!」
「ええ――!?」
…てフツーに食いついたところでOP来たのに、自分でガックリ来ました。
あぁそうだった、これアバンだったんだ… って。まんまと踊らされた自分が憎いよ…。
ま、まあ、そんなコトはともかく。
ドラえもんの型番(?)MS903のMSはモビルスーツじゃなくて、MATSUSHIBAのMとSだったのか。そーか、そーか、あまりに安易な型番な気もするけど、それで世界に対抗出来るのか不思議です。
それとも、あれはただの製造番号なのかしら。マツシバ工場で出来た903番目のロボットて。そっちぽいな、工場長も個別識別番号として呼んでいたようですし。
工場長が差し向けたカニ型ロボがドラえもんを襲う際、花壇を壊さないように歩いていたりと、何気に実は悪い人じゃない伏線が敷かれていました。
まあイイ人でも無いんですけどね。勝手に拉致監禁、改造しようだなんてショッカーイズムはさ。
工場長は自分の工場で生まれたロボットに欠陥製品があったことが許せず、自らドラえもんを修理しようとする。言わば完璧主義者。
だからこそ、ドラえもんの生まれた9月3日に再び生まれ変わらせようだなんて考えるのですね。
放送上のタイアップで、御都合的に偶然9月3日が舞台になっているというワケではなく、MADな完璧主義者だからこそ、製造日の9月3日に執着しているのだということが素直に受け止められて上手く処理出来ていたと思います。
最後に工場長が正気に戻るのも、先の“悪い人じゃありませんよ”伏線があるおかげか、「いきなりイイ奴かよ!」みたいな怒りも特になく、すんなり納得出来ました。
のび太を22世紀へ連れて来る理由も、捜索届けのサインの為ってのが、無理なく皆を未来へと運ぶイイ理由付けだなーなんて軽く感心しちゃいましたし。
他にも、ドラえもんやドラミの秘密道具は所詮デパートで売っているモノであって、22世紀では珍しくも無い、本当の悪党に適うものじゃあないというエクスキューズも結構キュンと来ました。
そうだよな、ボクらにとっては魔法のような秘密道具も、そっちでは当たり前の産物でしか無いのです。うわぁー凄い説得力だよ、セワシ!
スゲーSFッぽいよー! いや、SFだけど。
何か、今回はこういうディティールがやけにしっかりしているよーな気がするなぁ。
中編という余裕の成せる業かどーかは知りませんが、説得力なんか持ち合わせやがって、ドラえもんのくせにー!(おい)
やけに22世紀のNERIMAが発達しているのも笑いました。
ネリマ頑張ってる!?
でも、あんだけ発達していてもTOKYO23AREAの中ではどーせ田舎扱いなんだろな(自虐)。
とりあえず、22世紀になっても日本は内閣制を維持し、練馬警察署も存在する事だけは分かった。出木杉一族スゲー!
ドラえもん誕生の設定はどうなるのかと思っていましたが、やはり映画「2112年ドラえもん誕生」に準拠しているようですね。
方倉設定とか色々言われていますが、現在公式に藤子プロ(てかF先生が)が認めているのはこの映画での設定だけですから。
個人的には、三日三晩泣き続けた振動で黄色いペンキが禿げた、ってのよりも方倉設定の、耳の無い自分の姿を初めて見て「青ざめた」から青くなったって方がマンガっぽくて好きなんですけどね~。
あぁ、でも確かに映像で説明しづらいよなぁ…
いやぁ、てな感じで(?)普通にワクワクドキドキ、最後にホロッと来ちゃって、まんまと楽しませてもらったっすよー。満腹っす。
絵描き歌も久しぶりに聞いた気が。
ま、キミも映画に出演出来るかも! …て企画はどーかと思うけどね。フッ…
それ、コナンで毎年やってね?