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今日のドラえもんは…天候と運命を変える力

本日放送は「クリスマスに雪を」「チュー難の相に気をつけろ!」でした。

「クリスマス~」は、しずちゃんの願いを叶えるためにホワイトクリスマスにしようとするのび太がお天気ボックスで雪を降らせるお話。
調子の悪いお天気ボックスを叩いて雪を降らせるも雪が止まず、このままでは日本が滅びると足掻くのび太。
お天気ボックスはかなり便利な道具なのですが、壊れやすいという弱点があって使い辛い。というか、大概壊れやすい道具が多いのだけれど。
結局、雪はお天気ボックスとは関係なく、自然の天候であったことが分かる。
天気は人知の及ぶことではないという自然の壮大さを示すようなお話…ま、別の話では未来では台風はやってくる前に消しちゃうとか言ってるんですがね。

「チュー難~」は、身に着けるモノの幸運と不運が事前に分かる“品物運勢鏡”のお話。
水難の相が出た服を着れば水をかけられ、金運の相が出ているイヤリングのおかげで500円玉を見つける。更にのび太の持ち物にはラジ難やスネ難、チュー難の相が出ているとの事。
ママに比べてやたら不運の相が多いのは、のび太自身の不幸体質が引き寄せているからなのだろうか。ラジ難はラジコン、チュー難はネズミだろうという読者側の推測を裏切る形で話は展開する。
結局、不運が起きると分かっていても回避することは出来ないという、人は運命に抗えないといったギリシア神話的なお話といえる。他の話では「未来は変えられる」と言っている話も多いだけに、運命を変えるか、変えられないか、元々のび太の未来を変えるためにドラえもんは現代に来ているだけに、その2つの対立こそがこの漫画の主軸であると捉えられるなぁ。

そう思うと、今週の二本は「願って運命を変える話」と「変えられなかった話」であるという気もする。

ケータイ刑事 銭形命 #01「サックス刑事登場!~セブンティーンクイーン殺人事件~」

永遠の十七歳、セブンティーンクイーンの森高沙織です♪

おいおい。

…という相槌はあくまで狭い世間での常識です。あしからず。

ちょっと久しぶりの新シリーズ初回なので、さらっと簡単に書いてやろうと思います。

前シリーズの「海」では、さすがにそろそろ違うコトした方が…とかボクも思えてくるぐらいマンネリズムの美学を突き進むケータイ刑事。
だもんで、若干新しさへの期待なども込めながら今回の初回を観ていたわけですが…うん、やっぱりいつも通りだったね。

いつものキャスト、いつもの展開、いつもの犯人(え)。
演じる人間が変わるだけで、ケータイ刑事のキャラクターにも大きな変容はありません。
それを安心感と呼べるかは、人によるのかなぁ…うん。

てゆか、あれですよね。
銭形“命”と銘打っている割には、別段今回の話に“命”カンケー無いですよね…。
初回ぐらいはもうちょっとテーマとエピソードを結びつけてイイんじゃないかしら。そりゃまあ「海」の時もだんだんテーマとかどうでもよくなっていったけどさ(ちょ)。
あ、一回死んだ人間が生き返った云々みたいなのが“命”的な要素なのかな?
んーよく分かんね(うわ)。

んまぁ、そもそもケータイ刑事にそういう構成美を求めちゃいけないのかな…。
今回のトリックだって、シールの裏に指紋がいっぱい付いていたのが犯人である証拠だとか、えーもうそんなん推理関係ないじゃーん! 科学捜査の段階でKOだろー、みたいのだったし。

なんか気付くとシリーズを経る毎にだんだん作りがユルくなっているような気がする…とか思いつつ次回予告を見たら、ちょ、ええ!? クイーン連続かよ!?
このまま全部犯人がクイーンだったら、それはそれでスゴイかも(え)。

藤子・F・不二雄のパラレル・スペース #06「ボクラ共和国」

うわうわうわうわ…

ちょっとちょっと、どういうコトですかコレは!

もう原作と丸っきり違うじゃないですか!

しかも、めっちゃええジュブナイルになっていて、明らかに原作よりイイ話になっちゃってるじゃないですか!

だから…何ていうか…とても好かったと思います(え)。

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藤子・F・不二雄のパラレル・スペース #05「征地球論」

うむぅ…この人間が感じているモヤッとした感情…コレはいったい何なのだ。

それは事象が期待に対するレベルに達していなかった時、もしくはその事象を理解しきれない時によく起こる現象だ。

コレを地球語で「あんまり面白いと感じられなかった」と言うコトもあるそうだ。

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藤子・F・不二雄のパラレル・スペース #03「ボノム~底抜けさん~」

何か凄いメタだな。

「パラレル・スペース」というドラマが始まったかと思ったら、それは「パラレル・スペース」というドラマを作っている製作現場であって、やたらイイ人の役を演じていただけなのかと思ったらそれは本人も本当に底抜けにイイ人で…と、もう何が何やらよく分からなくなるこの感覚が楽しいです。
作り物のドラマとして見ていた番組が実はその番組の中での作り物であって、でもやっぱりその大枠の番組自体も作り物なわけで…じゃあそれを見ているオレも本当は作り物なんじゃないかというワケの分からない事を考えてしまった。

いや、でもワケ分からないと言いつつ、それは今回のテーマを如実に表す感覚でもあります。このテーマをメタで表現しようというのは、なかなか頭の好いアイディアじゃーないですか。なるほどなぁー。

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藤子・F・不二雄のパラレル・スペース #02「あいつのタイムマシン」

いやぁー、よかったです。

何がよかったって、ちゃんとテレビドラマとして成立していた事が(え)。


前回の「値ぶみカメラ」と違って、凄くキレイな形で原作をテレビドラマにしてくれていると思います。
そうだよ、ドラマ化するってこういうコトだよ!

今回のドラマ化に際し、原作で男性だった主人公の二人が女性になっています。
テレビという、より間口の広いメディアで再構成化するにあたり、SFなんちゃらかんちゃらみたいな難しそうな理屈が、女性を語り部にすることでよりソフトに伝えられるような…そんな印象を持つ事ができます。
同時に、男よりも女の執念が深い事の方が何故か納得しやすいですしネ(え)。

さらに、原作よりも色々と分かりやすくなっている事も好感触です。

原作では、同じ志を抱いていた筈の二人の主人公がいつの間にかかけ離れてしまったという対比構図が…割と台詞で説明されている部分が多かったのです。まぁ短いページ数で処理する為には仕方ない事なのですが。
しかし今回のドラマでは過去パートを実際に映像として見せるコトで、より鮮明に現在の二人の違いが際立つ構図になっています。同じモノを見ていた学生時代とか、恋心を抱いているコトだとか…。
こういう原作を解体して再構築する作業において、ちゃんとブラッシュアップがかかっているコトがとても理想的だなぁと感じますね。
ホント、凄く卒が無いキレイなドラマ化だと思いました。

てゆか、原作を読み返したら、ラストをボクはこれまで読み違えていたというコトにはたと気がつきました。ドラマ見てからもう一回読んで「あ、そうやったんか!」って。
これ、ドラマが無かったらずっと読み違えていたかもしれなかったのだなぁ…危ねぇ危ねぇ。

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「スミレ16歳!!」がこっそりと終了しました。


四谷スミレ16歳。
元気で明るくって人懐っこくて、八代亜紀が大好きで時々ウザイ、そんないたって普通の女子高生スミレのただ一つ他の人とは違うトコロ、それは…後ろでオヤジが操っている人形である事。

そんな四谷スミレとゆかいな仲間たち+オヤジの奇妙な学園ドラマ「スミレ16歳!!」が最終回を迎えました。
でも、BSフジという放送局の所為か、はたまた放送時間の所為なのか、世間的にはほぼ知られる事の無いまま終わったドラマだったような気がしてなりません。
いや、結構よく出来ていたドラマだったと思うんですけどね。

需要なんて要素には目もくれず、密かに密かに記事にして供養してあげる事にします。
切腹ぅ~!(違っ)

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