2019/05/27
仮面ライダージオウ EP37「2006:ネクスト・レベル・カブト」
みんな大好きカブト編がやって参りました。ギンガがやって来て以来、やたらばかすかと落ちてくる隕石と共にワームという宇宙生物が地球へとやって来るのです。ワームは人間の姿と記憶をコピーして、オリジナルとすり替わって人間社会の中に忍び込みます。
なるほど、元よりアナザーライダーと似た設定というわけです。
地獄兄弟としてリアタイ組を混乱の中に貶めた矢車と影山は、アナザーカブトとワームになって加賀美新の前に現れる。
やたらと地獄兄弟がピックアップされるカブト編。
原典を知っていれば分かるように、クセが強いだけで別に重要キャラでも何でもないこの二人をこんなにフィーチャーするなんて…と驚きがあります。
「カブト」の主軸といえば天道と加賀美の関係性ともう一つ、兄妹の話であるというコトが挙げられます。
つまり、これだけ地獄兄弟に焦点を合わせるのは、現状、番組に出演し辛い当時の兄妹の代わりに…というコトなんでしょうね。
一旦そこを飲み込めば、ワームになった弟(妹)をかばう兄貴という構図は、なるほど確かにカブトそのものです。
そこにプラスして、世界もついでに守るスタンスがあると天道足りえるかなと感じますが、そんな前向きさが地獄兄弟にあるとも思えないので、世界と隔絶して妹を守ろうとするダークカブトと同質…って感じでしょうか。あまりダーカブの事も覚えてないのだが…。
同時進行でアナザーとオリジナルが同時存在している現象の解明も進みます。そこちゃんと掘り下げるんですね。
そうか、シリーズ後半は新しいアーマーが出ないからだと思っていたけど別の理由が…。