2017年 09月 18日
龍我を人体実験にかけた者たちと繋がっているであろう鍋島なる男を探すこととした戦兎たち。
ネットアイドルをしている美空が情報を募り、即座に鍋島の情報を手に入れる。

イチ喫茶店の店主がスマッシュの出現情報を入手しているのが謎ではありましたが、 まさかこんな手口があったとは…。ユーチューバー強い…。

鍋島の家族が人質にされており、情報と証言を引き換えに家族を救うという龍我は西都へ密航する船へ。
人助けをする戦兎に対し、自分は見返りの為にやっているだけと自嘲気味。
人助けするとクシャッと笑ってしまうとは戦兎談。てっきりデータ集めのオマケに人助けしているのかと思いきや、割かし人が良いらしい。
ライダーの仮面は醜くなる人相と涙を隠すためのモノとは漫画版の設定ですが、時には仮面の下で笑っているのだ。
ただ、クシャッと笑っちゃうとか自分で言っちゃうのはどうかと思いますが…。

龍我が戦兎と自分を比較して悩むというお話ですが、ということは龍我もヒーローになりたいという思いがあるというコトでもある。先の情報を明確には知りませんが、やはりライダーになる為の布石でもあるのかなと。

ビルドが助けた母親に龍我が救われるという思いやりの連鎖。
国が三つに分断されたという設定とかを考えると、それを破壊して互いに助け合うというトコロへ向かうのが「ビルド」のテーマなのかも…?などと思ったり。

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2017年 09月 12日
殺人容疑のかかっている龍我の逃走に手を貸した戦兎。
自分と同じく人体実験されたにもかかわらず残されている龍我の記憶は、戦兎自身の正体を明かすための手掛かりである。
何故、龍我が人体実験されたのか、もしかしたら件の殺人事件にも関連しているのかと調べ始めるコトに。
まずは龍我に事件現場へ行くよう言った恋人を当たる。

しかして既に人体実験の被害者となっていたその恋人は、スマッシュの姿となって龍我に襲い掛かる。肉体の弱い者はスマッシュ成分を抜き取っても死んでしまうとコウモリ男ことナイトローグに告げられ、倒すに倒せないビルド。

2話にして身内が死ぬという重い展開。
人体実験に殺人容疑、序盤の本郷猛の展開を地で行く万丈龍我です。
おそらく2号ライダーになるであろう人材ですが、亡くなった恋人の成分を使って変身させられるコトになるのでしょうかね。辛いなぁ。

とりあえず序盤のボスとも呼べるナイトローグさんですが、戦兎の事も実験体のモルモットであると言ってのける。ウサギ=実験動物という図式をしっかと教えてくれる。
広島県のうさぎ島(大久野島)にいるウサギは毒ガス開発の実験動物だったそうですが、作中でモズク風呂っぽい実験なのに職員がガスマスクを着けているのは、ウサギ=毒ガス実験という図式があるからなのかなぁ…。
わざわざ台詞で「ガスマスク」って言っているのが印象に残っただけに、モチーフとして重要なのかなぁと。

1話では人体実験してる怪しい組織でしかありませんでしたが、2話でしっかり人死にが出て「あー、悪いやっちゃでコイツら」と悪役らしさを描いてくれる。
ふと間違えそうになるけど、戦兎の目線ではナイトローグ率いるスマッシュ連中と、ビルドを捕まえようとする氷室玄徳率いる東都政府は別々に対抗しうる存在なんですよね。
「どうせ同じなんやろがい」と我々は思ってしまうが、決めつけるのはよくないのだ…のだ。

ナイトローグさんの目の前で変身しちゃってるし、大丈夫なのかという気もしますが…おやっさんもおやっさんで怪しいし…ううむ。
といったわけで2話も楽しい。

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2017年 09月 04日
平成ライダー19作目、科学・実験をモチーフとする「仮面ライダービルド」。

火星から持ち帰った謎の箱によって日本列島は北都、西都、東都に三分割されてしまった。
その一つ、東都に暮らす桐生戦兎は記憶喪失の天才科学者。東都先端物質学研究所に勤める事となるが、その実、謎の怪人スマッシュから成分を奪い取り回っている仮面ライダービルドであった。

壁が出来たぐらいで別々の国になりますかねぇと思いきや、箱から出た光を浴びた為政者は人格が攻撃的になってしまったというのが、物理的なそれ以上の問題の様子。壁が出来ただけなら、穴開ければいいじゃんとしかならないですもんね。

三つの国による覇権争い、主人公は「赤い兎のライダー(赤兎馬)」ということで、モチーフは「三国志」ではないかとのこと。
三国志さっぱり分からないボクには逐一のモチーフを見つけるのは困難です…辛い。

主人公は自分の失われた記憶を求めて怪人スマッシュを倒している。
まぁ本人の目的を考えると、倒したいわけではなくて成分が欲しいだけなのかなって気はしますが。

この辺の、自分個人の目的の為に動いているのであって、人助けがしたいわけじゃないんですよーという、ちょっとヒーローとして引いた姿勢だったのは、個人的には受け入れやすくて好かった。
動機が「個人」の部分にあるから、感情移入がしやすい普通の兄ちゃんとして感じられる。

記憶喪失、つまり自分のデータが全く無いというコンプレックスから、それを埋めようと他のデータを片っ端から回収しているのです。
ディケイドが写真を撮る理由もだいたい同じ。
それが分かると、エグゼイドの成分を乱暴な方法で回収しようとしていたのも、「仮面ライダー」という存在が分からないから、その認識を埋める為にとりあえずデータが欲しかったというコトなのかなと推測できる。
戦兎は人助けとか、ヒーローであろうとして仮面ライダーやっているワケではありませんから(たぶん)。

そう思うと、本当の意味で「仮面ライダー」になるのは、仮面ライダーと呼ばれるモノがどういう存在なのか、そのデータを知って決意した後ということになるのかなと。
あー、冬映画が楽しみなやつだなー。

スマッシュではないかと疑いのかかる脱走犯が人体実験されたという話を聞いて、自分も同じではないかと疑念を持つ戦兎。自分の記憶の手掛かりでもあるその男・万丈龍我を助ける事に。

ウサギは、モルモットやネズミと同様に実験動物に使われることが多いコトから、ビルド自身が実験動物、人体実験の産物なのだというコトが見えてくる。てか、ハリ“ネズミ”も1話では登場していて、実に示唆的である。

「エグゼイド」は仮面ライダーらしい要素がネタバレ部分だから出来るだけ隠していたとの事ですが、「ビルド」は改造人間らしいコトをさらりと明かし、仮面ライダーらしさというのを素直に出している。
そういった、ハードなノリと設定のクラシックなライダーぽさもありつつ、キックのビジュアルがバカバカしいという平成2期っぽい部分もしっかりあって、楽しい。


第1話を見終え、率直な感想としては、非常に楽しかったし分かり易くて、良い1話だなと思いました。
第1話では主人公が初変身に至る描写を見せるコトが多いのですが、それをオミットしていることで、尺を世界設定とキャラクターの目的に割いてくれたのが見易いなと感じた一因かもしれない。
ゴーストもエグゼイドも、1話忙しいなぁオイと思った記憶があるので、猶更。

第1話の中で大体の世界設定と、主人公の目的「何がしたいのか」が明らかにされると、これから見るにあたってポイントが整理され、とても見易くなるなと思うだけに、「ビルド」1話は高評価となっております(個人の感想です)。
詰め込み過ぎず、バタバタしていない1話であったのも見易かったです。
もうおじさんだから詰め込まれると辛いのかもしれない…。

桐生さんと逃走する事となった戦兎。
「俺はこの日を後悔する」とは言いつつも、いつの日かベストマッチだったと認めるコトになるのだろうなぁと。

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