2015/09/08
蛮野らがグローバルフリーズを起こそうとしていた場所が特防センタービルであると判明した。通りでここへ来ていきなり新しい場所が紹介されたわけです。
剛の機転で爆発の難を逃れた仮面ライダー達はセンタービルへとカチコミをかける事に。
特状課のドライブピットは破壊されてしまうものの、早瀬を中心とした協力者が別のピットを用意してくれていた。進ノ介らの思いは警察内部の中にも広がって来ているのでしょうか。
早瀬さん、いつ裏切って敵になるかとずーっと思っていましたけど、とうとう最後までイイ友人でしたね。ざんね…良かったね。
ピットでの調整を済ませ、とうとうカチコミへと出向く仮面ライダー。
OPにいつも出ていた地面から突き上がって来る牙がここで登場!
いつ出るかいつ出るか…もうこれ出ないだろう…とあきらめかけていた頃に出て来るとは! 忘れてなかったんですね!
蛮野らはグロバールフリーズによって世界中を静止させ、人間をナンバーにして完全管理することが目的だったという。
石ノ森版「仮面ライダー」でも、ショッカーと繋がった日本政府が国民全てに番号を発行して管理するというネタがありましたね。うむ、つまり今の日本政府は…。
仮面ライダーは正義ではなく人間の自由の為に戦うというテーマが終盤になると非常に顕著に出てきます。
人間を番号にして生命活動を完全に管理する…というのは正しく酷いコトですが、しかしそれは人間がロイミュードにしていた事と全く同じコトなんだと気付かされる。
それを悪と見做すならば、人類はロイミュードをどうすべきなのか…そのボールが人類側に投げられているような。
人間と同じ感情も名前も持つロイミュードを番号で管理する事は認められるのだろうか…。
鉄腕アトムみたいな話になってきましたが。
チェイスは剛を守って爆散。
あの免許証って映画の劇場プレゼント販促ぐらいにしか思っていませんでしたが、それをドラマのアイテムとしてきっちり活かしてくるのは流石。
免許証はチェイスが人間として認められた証なのね。わざわざ自動車学校のシーンを撮影していたのも、ロイミュードだって人間になれるというテーマを描くためのモノだったと。
ピノキオ…いや、石ノ森的にはキカイダーか。
仮面ライダーチェイスのデザインもキカイダーオマージュですしね。
残り2話(+1)。
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