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仮面ライダー鎧武 第45話「運命の二人 最終バトル!」

黄金の果実を、舞を手にして、世界を作り替える魔王とならんとする戒斗。
何がしたいねん…と言うのは劇中だけでなく視聴者も含めた謎でしたが、それは“弱者が虐げられない世界”を作る事。強い者が弱い者を踏みつぶす事がなく暮らせる世界。
この1年…いや、父親の工場が無くなった時からずっと、負けに負け、踏み潰され続けても、強さを決して諦めなかった戒斗が至った結論。
それが強さを求めぬ世界。なるほど戒斗らしい結論と感じる。

とはいえ、“弱者が虐げられない世界”を作る為に今ある世界を力によって全て滅ぼすというのは、如何にも本末転倒の感…。
戒斗にとっては、今の世界で理想の世界を実現させるのは不可能だと諦め、リセットして新たな世界の構築を目指そうという事だと。
ここでもまた、希望の為に誰かの絶望が対価となっている…。
その宇宙の理、ルールは破壊されない…。

紘太が果実を手にしたらどうしたいのか…はまだ語られませんが、今ある世界を諦めたワケではない様子。かといって強い者が弱い者を踏みにじる事を良しとも思っていない…。
やはりラスボスは宇宙の理じゃなかろうか…と思えてならんのですが…。てっきり「うおおお、オレを倒せば宇宙の法則を変えられるぞぉぉ」と言うラスボスが出て来るのかと思ったのですが、どうも尺的に果実に願えば何とかなりそうな気がして来た…。
気がして来ただけなので、次回どう決着をつけるのかは…うむ。

ナックルになって以来、主人公格のオーラを放つザック。
戒斗の仲間になった振りをしながら、実は戒斗を止めようとしていた。
チームのリーダーを引き受けてから、チームやビートライダーズを守る為に戦ってきたザック。

紘太や戒斗と違って、世界を救おうとか変えようといった大きな世界ではなく、身近な小さな世界を守る為に戦ってきた。
その点ではミッチと対比されるポジションなのかなーという気もする。
始めに信頼していたチームのアニキを殺しにかかるという点まで繋がったし。
ま、ザックは自分の身近な小さな世界を救うために、他の何かを犠牲しようとはしていなかったけれど…主人公かな?

湊さんはザックの仕掛けた爆弾でビルから転落し、絶命。
戒斗ホンマに爆弾気付いてなかったんかい…と、ライダーってビルから落ちて死ぬんだ…と、色々ショッキング。
正気でありつつ戒斗の応援をするという、実はプロフェッサーの次点でクレイジーな人だったような気もする。背景が語られたらもうちょっと理解できるのかしら…。

これでユグドラシルのライダーの皆さんは、圧死や墜落死、ひとり行方不明という悲惨な最期ばかり(この番組に悲惨でない最期は無いが…)。
これが“搾り取る”力を使った者の末路という事なのかな。
潰され、蹴落とされ、自分の行いが還って来たのだと…。

紘太は戒斗同様に自分がもう人でない事を悟って戦いへ挑む。
何とも破滅的な空気が漂う中、次回は本編最終回(たぶん)。
まとまるのかしら…という不安も毎年恒例ですが…まとまんのかしら…。

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仮面ライダー鎧武 第44話「二人の目指す未来は」

時空をさまよう舞。
行きついたのは第1話冒頭の合戦シーン。
紘太か、戒斗か。どちらが黄金の果実を手に入れるのか定まらなければ、舞は元いた時空へは戻れないとのこと…。

今更第1話の冒頭シーンが出て来るという、まさかの回収。
どう見てもただのイメージシーンだったし、わざわざ回収するようなモノでもない気がしますが…そういや「まどか」も「サイコパス」も1話冒頭シーンの回収を後でしていたが…。

戒斗は舞を取り戻すためにと、インベスを従えて世界を作り替えようとする。
凰蓮や城之内を倒し、ザックは戒斗側へ…。
オーバー・バロンと化した戒斗は、もはやヘルヘイムの毒すらも取り込んで力と成してしまう。

うぅ~む…難しくなってきた…。
確かに「力こそ正義」と戒斗は言い続けて来たけど、オバロ編では共闘したり弱者を守ったりして、さらに同じ考えのオーバーロードの憐れな末路を見た戒斗さんなので、何かしら信念に変化があったのでは…と思って見ていたんですが…。
これが戒斗さんの本心ならこの一年間とは何だったのかという気がするし、そうでないとしたら…仮に紘太を勝たせる為に悪役を買って出たというならそれはそれで茶番という気もしてしまうし(普通に譲ればいいのでは?)…。
この辺のモヤモヤは最後まで見ないと分からないからなぁ…。

これまでビートライダーズ編・ユグドラシル編・オーバーロード編という章立ての最後には毎回、その章のまとめ総復習みたいな話があったので、オバロ編終了後のまとめに入っているこれらの話は1年分の復習をする回なのではないか…? という期待がちょっとある。

であれば、戒斗がオーバーロードと同じ事を言ってるのも分かる。
オーバー・バロン自体がこの番組のオーバーロード編を象徴する存在として、紘太と戦い敗北する運命にあるのでは…と。
カチドキアームズでバロンを制した後にオーバー・バロンになるという流れも、カチドキ初登場→オーバーロード編突入という番組の流れの再現のように見えなくもない。

とはいえ個人的嗜好を込めた解釈でしかないので、実際にそういう意図があるというほど明確ではないよなぁ…。
残り実質2話…終わるのかなぁ…いや終わるんでしょうけども…。

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仮面ライダー鎧武 第43話「バロン 究極の変身!」

龍玄・黄泉、ヨモツヘグリ・アームズは命を蝕む力。
紘太は龍玄のロックシードを外すためにあえて刃を受け止め、崩れ落ちる。
ちょっと前まで一緒にダンスを踊るチームだったというのに、なぜこうなってしまったのか…という紘太の悲痛な言葉。
なんか色々あり過ぎてますが、ほんの一年前のことだもんなぁ…。

自分が傷ついて倒れてでも仲間を助ける、というのが実に紘太らしい。
ただこれは幸福の王子と同様に、この瞬間だけ目の前の人間だけを助けることは出来るものの、より広く長い視点で見た時には焼け石に水の方法なんですよね。
だから、紘太はその先に行かなくてはいけないのでは…と思いながら見ているんですが、残り4話…最終回は特別篇らしいという噂なので実質3話で辿り着けるのだろうか…。
うーむ、まぁ困った時はお姉ちゃんとパーラー店長の言う事が正しいので何とかなるかもだけど。

紘太は許すと言ったものの自分で自分のして来た事を許せないミッチ。
せめて舞さんだけでも救えれば自分が助けられた価値もあるかもしれない…などと思いつつ病院へ戻って来ると、既に舞は亡くなっていた。
え!?

紘太が刺されて死にそうなことよりも、ヒロインが大した盛り上げも無く死んでいた事に驚きを隠せません。いや、黄金の果実の力で魂は時空を超えられるようになってるとかそんなコトは置いておいてさ。
手術シーンは一切描写がなくあっさり死んでるのか…マジかー…。
あまりにあっさりなのでひょっこり生き返りそうな気もしますが…マジかー…。

とはいえ、これによってこれまで(主にシリーズ前半)登場していたホワイト舞さんが黄金の果実の力で時空を超えた舞さん本人であったと分かりました。これまで戦いを止めたいのか煽りたいのかも分からなかったホワイト舞さんでしたが、自分の言いたい事も満足に言えない状態だったのだとか。
MOVIE大合戦の時のアレも、黄金の果実の力だったのだろうか…。

さらに「まどか」めいてきましたか…。
「まどか☆マギカ(TV)」は世界を救う為に主人公が犠牲になるところで終わりましたが、「鎧武」はどうするのかが気にかかるところ。
この1年間ずっと紘太が自己犠牲を厭わぬ姿を描いてきてはいるけど、自己犠牲で世界が救われる話なら10年前の仮面ライダーで既にやっているし、その犠牲すらも飛び越える現代的な回答が欲しいなというのが個人的願望。

希望の対価に絶望を支払うという宇宙の法則を矛盾なく壊せれば…。

かたや戒斗さんはヘルヘイムの毒に侵され、しまいには自ら果実を口にして異形の姿に。ヘルヘイムの森すらも取り込んでしまえばイイと前回言っていた言葉を自ら体現したことに。

いわゆる「コイツ倒せば世界が救える!」というラスボスみたいな存在が不明瞭なので、残り3話で片付くのかしらという気持ちが湧いてくる。いや、その不安もまた実に平成第1期っぽいのかもしれないが…。

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仮面ライダー鎧武 第42話「光実!最後の変身!」

オーバーロードさん達が絶滅し、黄金の果実は舞に託された。
元はといえば植物を操る能力を持つオーバーロードさんにお願いして植物の侵攻を食い止めようという話だったのに、気付いたらあの人たち絶滅してしまっていた…。お互い、出会わなければ良かったのかもしれない…。

ぐっさん曰く、黄金の果実を託された舞は“はじまりの女”。
誰に果実を渡すのかは、そのはじまりの女が選ぶのだという。
そして本来ならば、はじまりの女を選ぶのがぐっさん…ヘルヘイムの役割なのだとか。
聖書のヘビとイブの役割か…。

ヘルヘイムは生物に進化を促す役目を持って宇宙を渡っているという。
如何せん「まどか」を思い起こしてしまうわけですが、このままだと舞さんが宇宙の理と同化して世界がループして最終回なのだろうか…。

しかし舞さんが選ぶ相手だと主人公の紘太が大本命過ぎて話が動きづらいので、戒斗を選びたい湊さんがはじまりの女となる可能性もまだあったりするんでしょうか。
あとあり得そうな女性キャラというと、お姉ちゃんと…凰蓮さんしかいないしなぁ(ぇ)。

ミッチはプロフェッサーから、舞の為に紘太を倒さなければとそそのかされ、ヨモツヘグリのロックシードを渡される。強大だが命を消耗する力だという。
前のミッチだったらプロフェッサーの言うてるコトの真意がもうちょっと計算出来たであろうに、今のミッチは壊れてしまっているのでそれも出来ずあっさりとその思惑に乗ってしまったのかしら…。

ミッチは舞を救えるのならば自分が傷ついた方が良いとヨモツヘグリのシードを使う。
「最後の変身」と銘打たれていますが、これは初めて変身した際に舞と居場所を守る為に自分が傷つくことを選んだ時と同じ思いではあるんですよね。

戒斗は、植物の侵攻を取り除く必要など無く、植物を取り込むか、あるいはそれも出来ずに滅びるのであれば弱い者の定めだと言う。
ううむ、オーバーロード編で色々あって戒斗も変化したように思うのですが、口に出している言葉は前と同じですね…。案外変化していなかったのか、口で言う事と真意は違うのか…。

戒斗もミッチも初期の頃を彷彿とさせる言葉を口に出してくれる。
あとひと月で番組も終わるので、まとめに入る為の位置確認のような。

弱い者は消え、強い者が生き残る弱肉強食だけを信じる戒斗。
自分の愛するものを救う為なら自分が犠牲となる覚悟を持つミッチ(ただしそれ以外の人間は眼中に無し)。
この1年かけて、そのどちらも世界を救う事は出来ないと語られてきたワケですが、となると自分一人犠牲になろうとしてる紘太さんもどうなのよ…という気がせんでもない。
まだ転回しそう…てゆか、するよね。

そうか、気付けばあとひと月なのか…。

仮面ライダー 各話レビュー

仮面ライダー鎧武 第41話「激突!オーバーロードの王」

ミッチに連れていかれた舞を探してユグドラシルへとやって来た紘太たち。
そこで舞はオーバーロードの王であるロシュオの元にいると知り、ヘイルヘイムの森の奥へ。
ロシュオはそれが自分の役割であると分かっているように紘太たちを待ち構える。

オーバーロード編の終幕…。
オーバーロードの王ロシュオと、これから人類側の王と成り得る紘太とで対比され、似ている両者であるとも提示されたのですが、まさか両者の初対面がさよならだとは…。
因縁とかも特になく…まぁ倒したのはレデュエさんでしたが。

オーバーロード。
王妃の姿を見るに、元は人間と変わらぬ姿をしていたようですが、森の侵食から生き残るために強い者だけを選んだ結果、生き残った中でも争いは止まらず滅びてしまう。
強さのみを求めた先の成れの果て。

ロシュオの元に辿り着いたのが紘太と戒斗で、先に戒斗がやられ、最後まで粘っていたのが紘太の方であるというのは、強さを求める戒斗ではなく、みんなの為に自分を投げ打つ紘太が正義であるというコトなのか。
ま、戒斗がやられるのはいつも通りではあるけど(ぇ)。戒斗も変わり始めているけど、まだ明確に何処へ行こうとしているのかは分からんなぁ。

今回はオーバーロード編の終幕なので、まとめ回としてこれまでの動きを集約した話となっているのだろうか。
ユグドラシルからヘルヘイムの森の奥へ行き、戒斗がやられて強い者が生き残る方法ではダメだと説き、紘太は犠牲になる覚悟も決めて極アームズに変身する。
てな感じで今回の話だけでオバロ編をなぞっているのかなと。

ロシュオは黄金の果実を舞に託す。
また、ロシュオが亡くなった後に現れた王妃は、ちょいちょい現れるホワイト舞に似ている。
徐々にまとめに入っている感がじわじわと…。

とはいえ、オバロさんが消えて次はどうするのか。
舞の争奪戦となると、今度は再び沢芽市の中の話へと戻って来て、相手も初心に帰って人間同士ということに…。
映画を見ると、実は黄金の果実がラスボスなんじゃないかという気もしますが、しかし、ぐっさんも一発ぐらい殴らないと気が済まないしなぁ…どうしたら丸く収まるのかしら…。

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仮面ライダー鎧武 第40話「オーバーロードへの目覚め」

ライダーと怪人は同種の存在…というのを徹底的に見せつける話でしたが…まるで地獄に落ちたかのような話だったんですが、これをチビッコたちはどういう思いで見たのだろうか…とちょっと思ってしまった。

レデュエの術にはまって幻覚の中に落ちる紘太。
そこは紘太がインベスとなって、人間から狩られる存在となった世界。
世界を救うためにベルトと果実、果ては黄金の果実の一端を使って超人的な力を手に入れた紘太。
しかし、それは本来ある世界の理を逸脱しているチカラ。
ルールを破り、世界の枠の外側にはみ出た者は異端者、怪物と呼ばれる。
それはインベスやオーバーロードと同じであるというコト。
ならば紘太が共に居るべき仲間とは怪人たちの方ではないか…。

裕也が鎧武となり、紘太がインベスとなった世界。
それはもしかしたらそうなっていた可能性の世界でもあり、徐々に人間から外れていっている紘太の未来の姿かもしれない。

世界を救うためには人間の枠を超えた怪物とならなければならないが、世界と人間は怪物を拒絶する。
ぐっさん曰くの、世界の為に自分を犠牲にするか、自分を守る為に世界を捨てるか。

紘太は、たとえ怪物となろうとも忌み嫌われようとも、自分の大切な人を守る為に戦う事に変わりなしとレデュエの誘いを断ち切る。
舞も、紘太ならば自分の方を犠牲にするだろうと理解している。
それまでが地獄のような展開だったので、紘太さんがぶち切れたところは爽快。
とはいえ、このままでは世界は救えても紘太は滅ぼされるのか…という不安材料が残る。

世界か自分かどちらかが生贄にならなくてはならない。
希望を得るためには、何かが絶望に落とされなくてはならない…という、ここでもその宇宙の理。
やはりこの理そのものを破壊しなければ、絶望は残り続けるのだなぁ。

レデュエさんが作った人間電池。
紘太が「どうすれば外せるんだ!」と言っていたのを、キック一閃で破壊してみんなを救出した戒斗。
もしかしたら戒斗は救世主の逸材かもしれない…。

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仮面ライダー鎧武 第39話「決死のタワー突入作戦!」

舞がさらわれ、紘太は我慢ならずプロフェッサー凌馬の秘密ルートを使用してユグドラシルにかち込もうとする。
他に妙案も無く、一同プロフェッサーと共にそのルートを目指す。

道すがら出くわすインベスやオーバーロードを倒しつつ、仲間が次々と「俺に任せて先へ行け!」。典型的死亡フラグといえばフラグだけれど、まだ最終回まで二月あるので死ななそうなんだよなぁ(ぇ)。
話としては移動するだけの回なので特別変化は出ていない…かな。

最後は紘太とプロフェッサーだけになってしまい、道を進むほどに孤独になるかのようだけど、この辺は仲間を信じているので寂しくない紘太と、どんどん仲間を裏切って孤独になったミッチとの対比なのかも。

今まで頑なに描写されていなかった街の外に出たというのは少し驚き。沢芽市の外から地下を通ってユグドラシルへ。どうせすぐ沢芽に戻って来るのですが、この辺はどういう意味なのかしら…うむむ。
ユグドラシルの大樹の、根っこの端からてっぺんまで登って行くという行為が必要なのだろうかなぁ…。

来週はお休みですが、次回はとうとう紘太さんが人外化する模様。
他人の事ばかり考えていても自分を失ってしまう…紘太さんはオーズを見ていなかったんですね。

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仮面ライダー鎧武 第38話「プロフェッサーの帰還」

サッカー世界にワープしていた事は、あったような無かったようなコトとされたまま、ミッチと貴虎の対決が決したところから話は続く。
全然サッカーの余韻が無いのはそれはそれで寂しい…。

宇宙へ(?)逃亡したはずの戦極凌馬が現れ、オーバーロードに乗っ取られたユグドラシルに潜入する為に力を貸せと言ってくる。プロフェッサーだけが知る裏道を教える代わりに…。
くそ、涼しげに短パンなんぞ履きおって…。
どうにせよ捉われた人々を助けたい紘太たちにとっては他の選択肢は無い。お姉ちゃんがさらわれてから結構経っている気がするんですが…大丈夫なのだろうか…。

更に壊れ始めたミッチが舞を拉致。
インベスだらけの街を買い物するならベルト所有者を引率させないとあかんって…。

貴虎を倒して悪い方向に吹っ切れたミッチはこれまでよりも強くなって鎧武をも制する。戒斗曰く、迷いを捨てた者の強さだそうです。
ならば何故迷いのない戒斗は弱いのかというご意見もあるそうですが(ひどい)、逆説的に戒斗にもまだ迷いがあるのだというコトかもしれない。
元々自分の信じる強さを求めていたけど、最近は舞が信じている強さにシフトしているようでもあるし、迷いもあるのかもしれない…。
サッカーが下手くそだったのも、いきなりサッカー世界に放り込まれて迷っていたから…だよ、うん。

完全に道を決別したミッチを倒せるのか否か。
舞は切り捨てるのは弱さだと言うし、戒斗は戦わないとやられるだけだと言うし…。
人の事ばかり考えている紘太の、自分なりの道をどう示すかが終盤の流れなのでしょうか。てゆか、どうなったら最終回なんだろうこの物語は…。
そろそろラスボスが誰なのか明かされるのかしら…。

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仮面ライダー鎧武 第37話「バロン・サッカー対決 夏の陣!」

貴虎とミッチが命がけの兄弟喧嘩をしていたその頃、戒斗は別の世界に飛ばされてサッカーをすることに。
どうしてそうなった…のかはまるで分かりませんが、この謎を知るには劇場版を見るしかない!…ということなのだろうか(ん?)。

強い者がいるなら戦うだけだ! ということで、競技がダンスだろうがライダーバトルであろうがサッカーであろうが、戒斗のやることは変わりません。サッカーで強者となって知恵の果実を手に入れるのです!

MOVIE合戦では戦国時代においてライダーが用心棒となってバトルをしていましたが、今回の映画ではサッカーを舞台にライダーが用心棒となって…と大体の基本は同じなのかな。
でもサッカーってどう頑張ってもチームプレーという基本を崩せないから、テーマとして自軍の正義の優位性を持たせるとか出来なさそうな気がするんだけど…ま、この辺は映画を見ないと分からんか。
スポーツモノは善悪なくバトル出来るのが売りだから、善悪ありきのヒーローモノとどうマッチングさせているのか…。大変そう。

サッカーを知らない戒斗に川崎フロンターレの中村憲剛(本人)が指導してくれる。さらに敵のシャルモンチームにはFC東京の大田宏介(本人)。
異世界なのに本人、さらに戒斗なのか小林豊なのか一瞬分からなくなるという奇妙な攻撃を食らいつつ、戒斗はサッカーで強くなる。
結果、いつもの鎧武世界よりも視聴者世界に近いのかもしれない…出なきゃ戒斗があんな運動音痴なわけ…。

凄く変な話なんだけど、こういう変な話が嫌いじゃないので何とも楽しい。
トッキュウジャーのコラボにキカイダー、サッカー劇場版、例年通りの2話完結スタイルなら気にならないコラボ回も、こと鎧武においては苦心が透けて見えます。
思い返すと鎧武の初登場はウィザード特別篇だものなぁ。コラボは宿命づけられていたのかもしれない…。
この各種パラレル世界の設定なんかも内包して物語を結論付けしてくれたらなぁ…なんて思うのは高望みしすぎだろうか。

それにしてもプロのサッカー選手のシュートってすげえな…。

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