2018年 05月 21日
幼稚園の遠足予定地の山中でギャングラーの存在が疑われるとのコトで調査に乗り出す国際警察。
ギャングラーに追われる一般市民からビークルを預かり、そのビークルで地中を捜査できるのではと考える。
しかし、それは国際警察を始末する為の罠であった。ビークルに乗り込んだ圭一郎は毒矢を打たれ重傷。
咲也と初美花もドグラニオ親分の攻撃で深手を負う。

無事に遠足できる約束を守るため奮闘する圭一郎。
「今」というよりは「未来を守る」テーマですね。どちらでも可能なのかな警察側は。
かたやギャングラー側は国際警察への恨み・復讐なので、「過去」「未来」の対立構図になっているのだと。いや、しかしあのやられ方は可哀そうよな。

国際警察は怪我を押してギャングラーに挑む。
街を守る為であり、怪人を倒せば毒が消えるはずという特撮でよくみるアレを信じる。

圭一郎は毒矢を受けても引き返さないし、病院から抜け出して戦いにも参加する。執念とか正義感でもあるけど、初美花の言うように今回は運良く生きていただけに過ぎず、次同じ事をすれば死ぬかもしれない。
つまり、「みんなを守るために自分は死んでも構わない」と圭一郎は思っている。ふむふむ。

快盗と警察の対立軸には、「過去指向」「未来指向(今?)」というのもあるけど、「自分の為」「みんなの為」という軸もある。
これまで快盗側のドラマが描かれる中で感じたのは、快盗側が警察と触れ合う中で「過去は変えられない」コトを受け入れて変化する物語…なのかなと予測していました。

とはいえ、それだけだと一方通行。

警察側も快盗から何らかの影響を受けて変化していく物語があるのでは…と考えていた中、今回の話がそれを提示してくれたようです。
警察側が快盗からの影響で「自分も大事にする」コトを受け入れる物語になることで、快盗と国際警察は対等になれるのです。

何となく見えてきた気はしますね。
勝利の法則は決まった。

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2018年 05月 07日
つかささんはお目当てのぬいぐるみが貰えるイベント目指して遊園地へ。そこでばったり遭遇した初美花と共にイベントを回ることに。
前のつかささん回でもそうでしたが、わざわざこの回の為にぬいぐるみを新造しているっぽいのが凄い…。

初美花はつかさと共にお化け屋敷へと入り、怖がっているつかさの姿から氷漬けにされた親友の事を思いだす。
初美花はつかさに亡き親友の姿を、魁利は圭一郎に兄の姿を、透真は咲也に恋人の姿を…ではなく陸上を頑張る少年に見る。咲也への矢印が足らない…。

ま、咲也の事はともかく、ルパレンの失ったモノをパトレンが補完してくれているという構図に見える。
あ、そう考えると恋人を失った透真と、いつも恋している咲也も補完関係(というか真逆?)にも見えるのか。いつか咲也が「死んだ人の事は忘れてナンパにでも行きましょう」と透真に言う、どうしようもない回があるかもしれない。

パトレンだけでは壊せないバーリアも、ルパレンと一緒なら破壊できるというのも示唆的ですなぁ。

今回つかさが、かつてギャングラーによって救えなかった多くの人間が居た旨を言及していますが、これはおそらく氷漬け事件ノコトでしょうから、国際警察にとってもアレは深い傷になっているコトが分かる。
同じ経験から、快盗は過去に起きたことを無かった事にしようとし、国際警察側は過去に起きたことを教訓に二度と起きないようにしようとしている。
過去へ戻るか、未来へ行くか。
アプローチは異なる。

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2018年 04月 30日
足が速くなる魔法の腕輪を使って街を疾走するギャングラーからコレクションをあっさりと回収するも、男子中学生に奪われてしまい困惑のルパレン。
男子中学生は車椅子の女の子に徒競走での勝利を約束しており、その約束を果たすためにコレクションが欲しいのだとか。

コレクションである魔法の腕輪は、かつて透真の恋人が呼んでいた絵本に出てきたアイテム。魔法やフィクションを信じる事で現実を生きる糧になるという恋人の言葉がリフレイン。
そして、自分は速いのだと暗示をかけることで、コレクションの力は関係なく自己新記録を出す事となる少年。

まず、素直にほっこりとしたイイ話になっている。
その上で、あり得ない魔法を信じるコトで本当になるかもというストーリーは、そのまま透真自身にも還って来る。
死んだ人間が蘇るなんてコトはあり得ないコトで、コレクションを集めたら願いを叶えるなんてのは本当かどうかも怪しい話なのは透真達自身も分かっているはず。しかし、それでも透真たちは信じるしかない。
「ウソが本当になってほしい」という透真自身の願いが少年の走りに結びつく。

同時に、魔法は実際には無いけど自らの力で進むことが出来るという話でもある。
これは、死んだ人が蘇る話がウソであっても、透真たちが前へ進むことは出来るかもしれない…という示唆だと読み解く事も可能かな。

また、メタ好きおじさん的には、フィクションが現実の助けになるという話それ自体が凄く好きです。いいですよね。

ルパパト初の荒川回だったのですが、自作である「アクションヒロイン チアフルーツ」ネタ満載で、表向きイイ話の裏で遊びまくっているのがさすがだなぁと感心です。
まぁデカレンジャーの方でアキバレンジャーに言及させたりしているしなぁ。

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2018年 04月 24日
コレクションを奪う前にパトレンにギャングラー怪人のブレッツを爆散されてしまい、意気消沈の一同。これでもう願いは叶わないのかと。
この意気消沈ぶりからすると、コレクションを全て集めないと願いは叶えて貰えないらしいです。コレクションの総数も分からないのに…どうしても叶えたい願いとはいえ、かなりアンフェアな契約に手を出してしまったもんだ。

ところが、怪人はやられたら巨大化する法則が適用されていないからまだ生きているのではと、一種メタ的な推察によって再び怪人を追う。たまにはそういう日もあるのかなと温い事は思わず、スポンサーの意向の強さをしっかり汲み取るヒーローの鑑。

かたや魁利は全ての元凶たる氷の怪人ザミーゴを探す。
復讐か、あるいは失われた人を取り戻す手を探る為か。
いづれにせよ過去への呪縛はより強固になる。

ブレッツを追うルートとザミーゴを追うルート、どちらも警察からの情報によって道を開く。快盗を救えるのは警察なのではという風にまた見える。
また、ルパレンは約束が果たされなくても仲間が別のやり方でフォローするという話で、助け合いの精神を若干取り入れて来ているようにも見える。このまま王道的戦隊像に寄っていくのかしら。


打って変わって撮影所編。
パトレンジャーは広報の為に映画に出演することに。
前々回からの3話中澤組なので、撮りやすい撮影所編が入るのだなと思ったり。

撮影所編らしく、ひたすらドタバタと悪ふざけする回ですが、メインは咲也。
ただひとり映画に乗り気なのは先輩二人の格好いい所を世間に知ってほしいからだという。なおモテたいからという気持ちもそこそこある。

モテたいとか、性別逆転してもあっさりと受け入れてたりだとか、過去への執着が無く「今」を楽しむという姿が最も分かり易いのが咲也なのだなぁ。

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2018年 04月 09日
パトレンから快盗ではないかと目を付けられるルパレン組。
ほぼ勘だけで真犯人に行きついてしまうつかさ、刑事として有能過ぎるかもしれない。
とはいえ、いかに勘が鋭くとも証拠が無ければ起訴も出来ないし、公判は維持できない。国際警察は3人の監視を始めるコトに。

国際警察は誰の許可を受ける事も無くギャングラーを処分出来るという、かなり超法規的権限が与えられているものの、快盗の逮捕に関してはやはり証拠が必要であるとのコト。
ギャングラーに関してだけは超法規的なのだろうか。であれば、気に入らない者は全てギャングラーであったとしてしまえば何でも出来るなぁと、ここでも天下の悪法・対バイオロン法の穴が透けて見える。

犯行現場にルパンレンジャーが現れたのと同じ時間、レストランにも3人がいる事が判明してアリバイは証明され、嫌疑は晴れる。
3人に分身出来るアレ、何の意味があるのかとしれっと疑問だったんですが、こういう使い方が出来るのだなぁと。
怪盗モノの定番ネタとして楽しい。


フランスから来日した宝石デザイナーさんが持っているペンダントがコレクションではないかという情報から、本物ならばそれを頂こうと計画するルパレン。
かたやデストラもそのペンダントを突け狙う。デストラさんは、このバンダイから発売されるビークル系コレクションに大きな興味を抱いている様子です。もしかしたら小さいお子さんがいるのかもしれない…。

デザイナーさんはお姉さんと仲違いして以来、会えていないという身の上話をし、そこにシンパシーを感じる魁利。
会いに行けるうちに会っておいた方がイイのだと。

魁利のドラマに触れる話であるだけに、今までの「結果的に人助けもする」というのでもなく、ゲストを精神面から救うという割と王道的な人助けにもなっている。
という風に見ると、助けた代償というか署名的な意味で貰った今回のコレクションは、これまでよりも重みがあるとも感じる。

てなことをやっていると、今回はギャングラーごとコレクションを破壊されてしまって意気消沈のルパレン。
ルパvsパトとはいえ、ルパレンは最終回まで逮捕起訴される事はないだろうから、それまでは負け知らずやろうなーと思っていたのだけど、こういうカタチでの負けがあるのね。

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2018年 03月 26日
ギャングラーの怪人に食べられてしまう魁利と透真。
ひとり残された初美花は友人が氷結した際のトラウマを思い出し震えるも、救出のために立ち上がる。

ルパンレンジャーは仲間を助けないはずでは…と思いつつ、根はどうしても善人なのよな。
初美花はパトレンジャーの咲也をデートに誘う事で上手く誘導し、救出の手助けをさせる。

過去に囚われている初美花と、今を楽しんで(ナンパ)いる咲也。
いつも誰かに助けられてきた初美花が、パトレンの協力を持ってして成長できたというのは、過去の自分から変化しているというコトでもある。
初美花だけでは救いだせないけどパトレンの協力があれば達成可能だった、これはテーマにおいて示唆的に見えます。
パトレンによってルパレン側が救われるとか、両者協力によって到達出来るモノがあるとか。どちらにせよ、過去に囚われたままのルパレンだけでは、彼らの抱える悩みは救われないだろうなーとは感じるわけで。

逆に、パトレン側がルパレンから影響を受けて精神的変化する余地ってのが今後あるんでしょうかね。今のトコ分からないけども…。

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2018年 03月 19日
ルパンレッドとの対峙から対抗心を燃やす圭一郎。
ギャングラーを発見するもルパンレンジャーが来るまで倒すなと発言し、つかささんに引っぱたかれる。
着任当時の言葉を思い出し、警察には強い責任が求められるコト、人々の安全と平和を守る事に注力するコトとする。

警察官として、守るのはプライドではなく人々の「今」。
パトレンは正統派なヒーロー像としての熱さが描かれているなぁーと感じ入る。
魁利の方も圭一郎を強敵として認め、明確にライバル構図が出来る。

レギュラー回、スポットライトが当たるキャラクターがはっきりするようになったので、もう特に不安も無く普通に見れるようになっているなと感じます。
個人的にはヒーローとダークヒーローという別々の面白さを1番組で楽しめるからお得ですなと思って楽しめる。
三つ巴はチビッコにとってややこしくないか否かという疑問は、まぁそのうち結果として判然とするだろうし。

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2018年 03月 12日
ギャングラー一味は国際警察が輸送する新たなコレクションを強襲し奪い取る。
これ幸いとそのコレクションも頂こうというルバレンと、取り戻そうとするパトレン。

国際警察ではかねてよりVSビークルの研究をしていたとか、ギャングラーの使うコレクションとルパパトのコレクションは性質が違いそうだとか、色んな伏線が織り交ぜられる。
何となく十把一絡げに「ルパンコレクション」と称しているけれど、実は特性委が違うというコトなのか…そもそも本当にルパンが集めていたコレクションなのかも怪しい。かといってビークルが元から国際警察のモノだとも言い切れず、何処の組織も上層部に何か秘密があると感じている様子。
コグレとヒルトップ管理官の同一人物説あるけど、ついでにドグラニオも同一人物という可能性すらあってもいいかも…ううむ…。

やり方が間違っている。他になかった。
お互いの信条をぶつけあうレッド。
ヒーロー対ダークヒーローの対峙というのが鮮明化されて、どっちも頑張れという気持ちになる。
戦いの後にお互いの言葉が残ってしまいイラつくというのは、相手の言い分も分からないでもないというのがあるからかなぁ。

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2018年 03月 05日
店に食事に来たパトレンジャーの一同から変身用のコレクションを回収しようと急く透真。一刻も早くコレクションを回収して、恋人を助けるという願いを果たしたいのだ。
とはいえ、それをすればあっさりと正体がバレてしまう。警察は逃げない、むしろルパンレンジャーの元に向こうからやって来てくれるのだから後回しいい。パトレンジャーはむしろ適当に有効活用すべきだと魁利。

パトレンジャーの方もあくまで優先的に対峙し退治するのはギャングラーの方であると認識が出来ているので、これで両者が1年間仲良くケンカ出来るだけの下地は出来たのです(ぇ)。

お次の話では、連続失踪事件を捜査するパトレンジャー。
被害者の気持ちが理解できる初美花はギャングラー怪人の能力を教えるというヒントを与えて捜査をサポート。
ギャングラーはぬいぐるみをワープポイントにして、被害者を拉致していたと分かる。

レギュラー回の軌道に入ったとされる3・4話を見ると、基本はルパ・パトどちらかがメインとして立っていて、しかしライバルとの対立の中でヒントを貰うなどの展開があるってのが、基本フォーマットになるのかな…と今のトコ感じられる。
同時に各キャラクターのキャラ立ちもしっかり詰め込まれていて抜かりない。戦隊として変則的な企画だけど、抜かりなく上手く作られているなぁと。ふむふむ。

ルパレンがメインの話では本人たちの過去のドラマという面白さがあって、パトレンは被害者救済という刑事ドラマの本流が描かれていて、どちらの魅力も交互に表れているなぁと。
ヒーローとダークヒーローという違いから、見せられる話も違うだろうから振れ幅が広いほど面白そうだなぁと期待します。

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2018年 02月 19日
パトレンジャーが参戦する事でギャングラーからのコレクション争奪戦は激化する。これまでのようにあっさりと奪うことは出来なくなっただろうと。

ルパンレンジャー3人が何故コレクションを集めるのかが語られる。
氷漬けになって消えた…死んだ?人たちを蘇らせる為、コレクションを全て集めればそれが叶うのだとぬっくんことコグレさんから教えられたから。
その時に氷漬けにならなかった適格者を集めた…みたいな理由もあるんでしょうかね…。どうにせよルパンレンジャーは失った人を取り戻す事と、人々を氷漬けにしたギャングラー怪人を見つける事にある。
早速もってコグレさんが怪しいと誰もが感じてしまうのですが…はて。

過去の哀しい事件を無かった事にしたい、氷漬け、名前が「夜」モチーフということで、ルパンレンジャー側は過去に囚われて時間が止まってしまっている人たちなのだと描かれる。
パトレン側のバックボーンはこれからですが、その対比としての「朝」ネーミングでしょうから、未来志向なのかなと推測されます。

今回は1号が被害者に対してしていた約束に、ルパンレッドが配慮して花を持たせるという展開。快盗側は警察側の変身前を知ることが出来るアドバンテージを活かした、怪盗モノらしいお話。
とはいえ、このパターンばかりというワケにもいかないだけに、話作りが非常に難しそう。毎回VSメインは厳しそうなので、この回は快盗、次回は警察といった配分が考えやすい…かな。

2戦隊を立たせるのであれば、等身大と巨大戦は別スーツというゴーバス方式もありかと思いますが、巨大化方式なのですね。そうすると常にどちらかが余りそうな気もしますが、どう見せていくのかしら。

今回はパイロット回だからか、巨大戦も今までにない映像でとびきり驚きでした。街並みの3Dがえらいリアルになっておる…。
CGモデルでのアクロバティックなバトルはキョウリュウジャーブレイブで描かれていたので、本家でもやれよーと思っていたのですが、それが実現したような印象。
毎度見れるなどとは思っていませんが、こんなコト出来るのかという驚きは大きいし、円谷にアドバンテージを取るような映像だったのでホントびっくりです。

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