2017年 10月 16日
キュウレンジャーを誘き出してククルーガさんが戦わせようとしていたのはまさかのチャンプ。何故チャンプがジャークマターに? と思った矢先、オウシブラックにそっくりで大塚明夫っぽい声のヤギュウさんなる方が参上し、それはチャンプではないと教えてくれる。
正体を現したそれはチャンプではなく、ジャークマターの牛型汎用破壊戦兵器とのこと。

チャンプとはロボレス仲間だったというヤギュウさん。
過去に戻ったチャンプがアントン博士の事を調べていたと語ってくれる。曰く、スコルピオの情報通り博士はジャークマターの人間で、だからこそチャンプと件の牛型汎用破壊兵器とが似ているのだと。
自分が正義のロボットではないと知ったチャンプはキュウレンジャーには戻れないのだと…ヤギュウさん談。

しかして、どういった目的で作られたかではなく、キュウレンジャーの仲間はチャンプの中の正義を信じて認めているのだと諭される。
本来の仕様とは違うコトに悩むというのはラプターと同じ悩み。しかし大事なのは当人の願いであり、それを仲間が支え、叶えてくれるというキュウレンジャーのテーマが表れる。

仲間の協力によってヤギュウさん…ことチャンプは兵器である自身の分身を打ち倒す。しかし暴走回路がクリアされたわけではなく、今後の課題として引き。
アントン博士がチャンプを正義のロボットだと教えた真意など、まだ明かされていないコトはあるのですねぇ。

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2017年 10月 09日
ドン・アルマゲの居る近所までは分かったものの、オリオン号が無くなってしまって行く手段がない。そんな折、過去へ行ったショウ・ロンポーが新たな船・バトルオリオンシップを建造していたことが分かる。
オリオン号が爆散した翌週にそんな事実が発覚するとはタイミングがいいぜ。

元はオライオンが用意していた船であり、その遺志を受け継ぐ形で建造されたとの事。
ラッキーがオライオンの亡霊から願いを託されることで、起動キーであるオリオンキュータマが手に入る。
過去の亡くなった者たちの願いも引き受けるというコト、それがバトルオリオンシップを継承するコトに表れている。
ラッキーにとってはオライオンはご先祖様だし、オライオンに似ているオリオンバトラーは親戚のおじさんみたいなモンよな。おじさま。

ラッキーは自分の家族がいないってコトを鑑みれば、親戚のおじさんによって肉親を手に入れたと見れる。ラッキーの願い(言及されてはいないが)が、ここで叶えられているのだとも。
といった主人公のドラマで見ると、最大戦力を手に入れたコトも腑に落ちる。

そして続いてはチャンプの話へと移っていく。
ゲストは少ないがレギュラーキャラだけで存分に回せるのだなぁ。

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2017年 10月 02日
ジャークマターの科学者ドーギュンさんが操るは家電。
狂暴化した家電がキュウレンジャーを襲う。カーレンジャーで見たことあるやつ!
カーレンでは家電が人類に反乱を起こすという、元々生き物だったとしか思えない解釈の元で描かれていましたが、こちらでは機械を操る生物を利用しているとの事。残念(ぇ)。

そんな中、オリオン号がもはや修理不可能というコトが分かる。
ドン・アルマゲに強襲されて300年放置されていたわけですから、それもやむなしなのかな。
しかし、オリオン号をおじさまと慕うラプターにとっては、辛い事実。
オリオン号に救われた経験のあるラプターにとっては、仲間の一人であり、生き物的存在。

対して、船は船だろ生き物じゃあるまいし、とマジレスするツルギに冷たい視線が向けられる。ちょっと男子ー。
オリオン号をただの船ではなく、仲間の一人としてして認識したがるのは、元々戦闘用ではないながらにキュウレンジャーになりたかったラプターの想いがあるからでしょうか。別の役割を持っている機械でも仲間になれるはずだという希望。
船は船でしかないの理屈だと、ラプターも秘書ロボットでしかないのだから。

オリオン号は最期の瞬間に自力でモライマーズに突撃し、親指を立てながら炎の中に消えていった…(原文ママ)。
つまりラプターの言う通り、オリオン号にも心はあった。
だから事前に、機械にも心はあるという描写は出来ないので、浦沢的世界の家電にはならなかったワケだ(ぇ)。

オリオン号が無くなり、住環境的に困ったことになったなぁというトコロで予告とCM。そりゃそうだ…。

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2017年 09月 25日
過去で倒したはずのドン・アルマゲは健在。じゃあもっかい倒すしかねえなとなる中、ナーガに起きた変調はミクロサイズのインダベーによって引き起こされていたのだと分かり、ケンビキョウキュータマの能力でナーガの体内にラッキーとバランスが侵入する。

ダリーみたいな話かと思いきや、ナーガの体内にもう一人のナーガが居て、それを助け出せばいいのだという妙に精神世界チックな体内。まぁ話としては分かり易いといえば分かり易い。
ヘボットの後なので別の周回のナーガである可能性も僅かに脳裏を過ぎる…。

ナーガの中の、善と悪との物理的葛藤によってインダベーが追い出され元のナーガへ戻る。いや、ナーガはヘビツカイメタルの能力も引き続き使えるようになっていたので、嫉妬や憎悪といった邪悪な感情もナーガの一部として受け入れられているのである。でまた、春映画ぶりに涙を流す描写も見られ、多くの感情がナーガの中に生まれたのが分かる。
悪感情は悪感情として受け入れ、仲間を想う感情も手に入れ、以前のナーガとは違うナーガとして帰還したのであると。

ナーガの涙は想定内だけに、そのあとのバランスの涙の方が視聴者にダメージを与えているのが上手い。バランスのタレ目は現場で発見された偶然の演出だそうだけど、それが上手く生きているシーンだと思う。その発見が無ければこのシーンは成立していなかったとすら感じるので、偶然と必然の重なる実に良いシーン。

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2017年 09月 18日
生きていたドン・アルマゲによって瀕死の重傷を負ったラッキー。
ツルギはホウオウキュータマであれば救えるかもしれないが、一歩間違えればツルギ自身が死ぬともされる。
ツルギが賭けに出る中、ドン・アルマゲの軍勢がオリオン号に迫る。

前回、全くもって気付いていなかったのですが、300年前の地球ではありますが別に江戸時代というワケではないのですね。300年前に既にツルギがロケットで宇宙へ行っている、88星系から仲間を集めているコトからして、視聴者の現代社会よりも発達した文明であったというコトになる。
しかし300年前と現代がそう大差ないコトを見ると、ジャークマター支配下で文明の進歩は止まってしまったというコトになるのだろうかな。

ツルギはドン・アルマゲ討伐にはラッキーが必要になるため、ここで死なせるわけにはいかないと言う。88星系もの仲間が集まっても成しえなかったコトではあるが、ラッキーが持つ奇跡を引き寄せる力があれば、可能ではないかと。
そしてラッキーは復活し、新たな力・シシレッドオリオンとなる。

ツルギは伝説の勇者で、ラッキーは宇宙一幸運な男。
勇者の力と、奇跡を呼び込む力、その両方が必要である。だからツルギもラッキーも生き残るし、勇者と幸運が融合したシシレッドオリオンが誕生する。

オライオンは自分の子どもに会うことが出来ず亡くなってしまう。しかし、前回の記事でも書いた通り、自分の末裔であるラッキーに出会えたことで「家族に会う」という願いを果たした事となる。
キュウレンジャーの仲間と出会ったおかげで願いが叶うというフォーマットが活きている。

オライオンが死んでしまい歴史が変わってしまう事になりますが、現代に戻っても相変わらずドン・アルマゲは生きている。
不死身なのか、あるいは歌舞伎の襲名システムなのか…。

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2017年 09月 12日
過去へ飛んだ仲間に何があったのかを確かめるべく、トケイキュータマで300年前へ向かうラッキー。
司令達はドン・アルマゲ本人に攻撃され、やられていた。その時代でラッキーが出会ったのは、ツルギと共に戦った戦士の一人オライオンであった。

アルゴ船を成す三つのキュータマの一つがデスワームに飲み込まれ、何でアイツが持っとるねんというちょっとした謎が解明される。いや、もう忘れていたのではあるけれど。デスワーム君、長生きなんだなぁ…。
そこを踏まえると、ラッキー達が300年前にタイムスリップした事実も含めて現在の歴史があるので、そもそも歴史改変は不可能というコトになるのかな? む、じゃああの壊れたオリオン号は300年前からずっとあそこにあったのかな? あまり厳密に考えるとまずいやつかな…。

いつもより人数は少ないが手負いのドン・アルマゲならいけるやろ!というノリでカチコミを提案するラッキー。上述の通りだとそもそも倒すことは出来ない歴史ではあるが。
88人でも倒せなかったのにこの面子でいけるはずないやろ!と冷静な反論をするオライオンさんですが、ラッキーの人となりと言葉を聞いて、認める事に。

オライオンさんが獅子座に疎開した生まれたばかりの子どもに会えていないというくだりですが、素直に考えるとラッキーがその子孫…あるいは本人かなという気がするわけで。
本人であれば、息子に会いたいというオライオンさんの願いが叶えられていることになるので、これまたキュウレンジャーの約束が果たされているコトになる為、可能性は高そうであるなぁ…。

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2017年 09月 04日
アキャンバーによって感情を解放させられたナーガは町で楽しそうに暴れまわる。
ヘビツカイ星系の人は感情が消える前は好戦的で狂暴だったみたいなコトが前回語られていましたが、本能覚醒して理性が効かない状態になっているてな感じなんでしょうかね。

そんなヘビツカイ星系からやって来たのはエキドナさん。
感情を持ってしまった同胞を始末しにやって来たのだという。それだけ感情を持つことが危険視されているし、実際ナーガはかなり危険な状態。

感情が無い上にみんな同じ顔というヘビツカイ座の方々。
「仮面ライダーゴースト」終盤で敗北していたらこういう世界になっていたんやろなーと想い馳せる。平和ではあるが、人間の個性は消えてしまった世界。

ナーガは感情を取り戻しても平和な世界になれないだろうかと、自分だけが感情を取り戻したいわけでなく、社会全体の革新について考えていた。だからこそ危険思想として処分されそうになっているのでもあるのか。

怪盗のバランスは逃亡の為にナーガを利用したに過ぎなかったものの、今は真実相棒となっている。ナーガの夢も叶えてやりたいと願っている。
エキドナさんに、ナーガを殺したいならそうすればいいけどこっちはこっちでナーガを守ると伝えるバランス。
ナーガが求めていたのは自由な感情・心・意思なので、バランスもそれに則り、エキドナさんが自分の意思としてナーガを本気で殺したいと思うならそうすればいいのだと尊重している。

アキャンバーさんにまんまと騙され(みんな素直ね)、バランスはナーガと自身に攻撃を与えるが怒りを買うだけでまた次回へと引く事に。
一方的にではなく、痛みを共有する…相手の気持ちを理解する…というコトが示されているのだろうか。
暴れまわるだけのナーガは、自身の感情こそ解放されてはいても、他者の痛みを理解していない状態であると言えるわけで。
本当の意味で感情を手に入れる・理解するというのは、つまり相手の感情を理解する事なので、そういった共有体験が必要である…とゆーコトなんかなあ…?

まだナーガは取り戻せぬまま、お話はドン・アルマゲの方にシフト。
英雄オライオンさんが宍戸開という…若干ダジャレっぽくもあるキャスティング。

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2017年 08月 28日
ドン・アルマゲの秘密を知るべく時間遡航するオリオン号。
そんなさ中に、インダベーが船の中に潜り込んでいたと分かり捜索すると、ジャークマターのブラックさに耐えかねて逃げてきた面子だという。
どれだけジャークマターの労働環境が悪辣化という話を聞く中、これまでのキュウレンジャーの戦いが思い起こされる。

というわけで夏の総集編。
徐々にメンバーが増えていったコトや、アイテムの紹介を中心に振り返る。そういえばペガさんあれ以来一度も出てないなぁ…。

総集編ながらに素面アクションと名乗りが見れるというお得感もあって楽しめます。
結局インダベーはジャークマターのスパイであったことが判明しますが、そのやり取りの中でツルギがキュウレンジャーの面子を仲間と認めている旨が描かれる。
これまでの話で、ラッキー、スパーダ、ラプター、コタロウ辺りは絡みの中で認めているのかなと思えてはいたけれど、今回の振り返りによって他のメンバーも伝説級の救世主であると認める事となった…みたいなことかな。
ツルギにとっては初めての話で、また必要な話でもあったというコトになる。

総集編とはいえツルギに変化をもたらす、必要なお話に昇華させているというワケですね。なるほど。

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2017年 08月 21日
トケイキュータマによる時間遡航を前に、休暇でバーベキューに行くことにしたキュウレンジャー。
案の定、そういう折にフクショーグンのアキャンバーさんが来襲し、市民の感情を開放させて暴徒化させてしまう。
感情を開放させてくれると聞いて、ナーガはその誘惑に揺れる。

前回、自分だけ記憶の中の人物が具現化しなかったコトもあり、自分がなかなか感情を手に入れられていない事を焦るナーガ。まだキュウレンジャーになって半年やんけという気もしますが、キュウレンジャーが1年間の放送であるとメタ認識されているのなら、焦る気持ちも分かる。
ひとり春映画で出番が多かったので、その時にメタ認識を獲得してしまったのかもしれないな…。
あの映画では感情が溢れていたけど、あれ以来動きが無いと言えば無いしなぁ。

誘惑に負けアキャンバーに感情を開放してもらい、ヘビツカイメタルとなてしまうナーガ。
プレミアムバンダイで発売するとはいえ(ぇ)、てっきり1週だけ闇落ちするんかなと思ってましたが、そのまま引くし、次回はナーガと関係なさそうな話だし、意外と長引くのだなぁと驚きでした。

コツコツお当番回で感情を一個一個回収していくのかなーぐらいに思っていましたが、とても動きのある展開の中でナーガを変化させようとしていて面白い。春映画といい、ナーガは優遇されておるわ。
12人もいるので、いつもメンバーが入れ代わり立ち代わりしている面白さがありますね。すると必然的に12人揃う機会も減るので、揃った時にはちゃんとスペシャル感が出るという美味しさもしっかとある。

この辺、他戦隊では無理目な、実にキュウレンジャーじゃないと味わえない面白さって感じがします。

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2017年 08月 14日
惑星トキにあるというトケイキュータマを手に入れる為やって来た一同。
12個のゼンマイを30分以内に回さなくてはならない為、人手がいるとの事。ちょうど12人いるキュウレンジャーで分担する事となるも、ゼンマイに近づくとその人の記憶に強く残っている人が実体化して現れる現象が起こる。
自分の過去を乗り越えなければいけないとのこと。

先にスパーダとラプターだけで来た時はその仕掛けが発動していないから、ふたりで来てもどうせ回されせんでと惑星から認識されているってコトなのかな。観測装置みたいのがあるのかも。

コタロウの元へは亡くなった母親が現れるが、ゼンマイを回せば母が消えてしまう為に躊躇してしまう。
コタロウが回さなくても誰かほかの人が回してあげたら…と当初思っていましたが、自分で回さなくては、止まった時計は動かないというお話に。

今回、マーダッコさんも復活されてまた新たなキャラになっていたのですが、有体に言えば、過去の事象が逐一リセットされるマーダッコさんと(フクショーグンにもツルギの記憶が無いので、ジャークマター全体の問題かもしれない)、過去の辛い出来事も受け入れつつ進んでいくキュウレンジャーという対比なのかなーとも見える。

そして久しぶりの全員集合。やはり多い。

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