何か凄いメタだな。「パラレル・スペース」というドラマが始まったかと思ったら、それは「パラレル・スペース」というドラマを作っている製作現場であって、やたらイイ人の役を演じていただけなのかと思ったらそれは本人も本当に底抜けにイイ人で…と、もう何が何やらよく分からなくなるこの感覚が楽しいです。
作り物のドラマとして見ていた番組が実はその番組の中での作り物であって、でもやっぱりその大枠の番組自体も作り物なわけで…じゃあそれを見ているオレも本当は作り物なんじゃないかというワケの分からない事を考えてしまった。
いや、でもワケ分からないと言いつつ、それは今回のテーマを如実に表す感覚でもあります。このテーマをメタで表現しようというのは、なかなか頭の好いアイディアじゃーないですか。なるほどなぁー。
≫
[藤子・F・不二雄のパラレル・スペース #03「ボノム~底抜けさん~」]の続きを読む
いやぁー、よかったです。
何がよかったって、ちゃんとテレビドラマとして成立していた事が(え)。
前回の「値ぶみカメラ」と違って、凄くキレイな形で原作をテレビドラマにしてくれていると思います。
そうだよ、ドラマ化するってこういうコトだよ!
今回のドラマ化に際し、原作で男性だった主人公の二人が女性になっています。
テレビという、より間口の広いメディアで再構成化するにあたり、SFなんちゃらかんちゃらみたいな難しそうな理屈が、女性を語り部にすることでよりソフトに伝えられるような…そんな印象を持つ事ができます。
同時に、男よりも女の執念が深い事の方が何故か納得しやすいですしネ(え)。
さらに、原作よりも色々と分かりやすくなっている事も好感触です。
原作では、同じ志を抱いていた筈の二人の主人公がいつの間にかかけ離れてしまったという対比構図が…割と台詞で説明されている部分が多かったのです。まぁ短いページ数で処理する為には仕方ない事なのですが。
しかし今回のドラマでは過去パートを実際に映像として見せるコトで、より鮮明に現在の二人の違いが際立つ構図になっています。同じモノを見ていた学生時代とか、恋心を抱いているコトだとか…。
こういう原作を解体して再構築する作業において、ちゃんとブラッシュアップがかかっているコトがとても理想的だなぁと感じますね。
ホント、凄く卒が無いキレイなドラマ化だと思いました。
てゆか、原作を読み返したら、ラストをボクはこれまで読み違えていたというコトにはたと気がつきました。ドラマ見てからもう一回読んで「あ、そうやったんか!」って。
これ、ドラマが無かったらずっと読み違えていたかもしれなかったのだなぁ…危ねぇ危ねぇ。

ひょんなコトから超能力を手に入れた中学生の夏木りん。
困った人の非常ベルをテレパシーで受け取ると、テレポーテーションで駆けつける。
超能力に詳しい同級生の夢畑君と、分類不明の謎生物コンココと一緒に難事件に立ち向かってゆくエスパー少女。
あなたのハートにテレポート☆
夏木さんが微妙にはじけ切れていないようなので、こんなテコ入れをしてみるのはどうだろう?
今だかつて何処にも存在したコトの無い、日常系エスパー少女の物語です。
あぁ、誰かアニメ化してくれないかなぁ~… 原恵一監督とかで。
⇒
プリキュア5 関連記事集

コロコロ感を画像のデカさに込めました。何十年ぶりだ!
コロコロを買うなんて!!!
いや、別にね、買うつもりはホントに無かったんです、昨日までは。
でも、某・藤子フリークブログ様にて、コロコロ伝説Vol.2に「ミラ・クル・1」が載っている事を昨晩知りまして。
これは一も二も無く買いに走らねば!! と。
≫
[熱血!!コロコロ伝説 Vol.2を買っちまった!!!]の続きを読む
やっとこさ、今日手に入れた。
藤子・F・不二雄先生の作品とはいえ、マイナータイトルなのでセブン&ワイで頼んだ方が確実だと思って注文したんですが、連休挟んだせいで、発売から四日も経っちまってるぜい!
これなら、普通に発売日に本屋を何件も回った方がよかったかもな…
みきおとミキオ藤子・F・不二雄 / 小学館
ISBN : 4091941419
で、もう一気読みです、一気読み。
素晴らしいです。
これぞSFです!
≫
[「みきおとミキオ」THE SF COMIC!!]の続きを読む