2018年 07月 16日
料理教室の講師が失踪するという事件が頻発し、その犯人はギャングラーではないかというコトで透真を囮にした作戦が遂行されるコトに。
やっているコト自体は警察と同じながら、被害者保護かコレクション回収かという目的で快盗との差異が出る。自身に危険度の高い囮・内偵捜査というのはテーマ的には国際警察側が請け負うモノかと思うけど、これも一つ、快盗でも警察でもあるノエルが現れた効果なのかもしれんなぁ。

ノエルの事をまだ信じられない透真だが、ノエルのプロのエンジニアとしての矜持を信じてみるコトに。
快盗である前にプロの料理人である透真。怪盗や警察官である前にプロのエンジニアであるノエル。

まだまだノエルという人間が何を思っているのか分からないことだらけな中、そこで共感してシンパシーを抱くのか、という数少ないポイントを見つけ出してくれている。まだ謎多き人物という設定の中で、なるほど上手い事ひねり出したなと感心。

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2018年 07月 09日
敵か味方かルパパトエックス。
元々ルパン家につかえるエンジニアで、快盗と国際警察の使用するビークルもノエルが改良したモノであったとのコト。
コグレさんの言及によって快盗からは一応の信頼を得たノエル、国際警察に対しては快盗を確保する芝居を見せつける事で信頼を得る。
快盗、国際警察、双方に協力を得る体制を整えることが出来たノエルですが、その本心は未だ見えず、どこまで信用に足るのかは視聴者からも分からない。

ルパレンとパトレンではそれぞれに抱えるテーマも違うのだけど、ノエルがどちらのテーマに属するのか、あるいは全然別なのか、その辺も含めて第4勢力としての立ち位置が気になる。


咲也が初美花に好意を寄せていると知ったノエルは、仲を取り持とうとするが、ギャングラーに初美花が捕まってしまい、その責任を感じる。
本心も見えず、どちらの味方とも視聴者的には判断しかねる人ですが、登場話やこの話を素直に見るなら、人助けへの想いは強い方なのだと感じられるようになっている。
まだまだ信用はままならないながら、ヒーローとしての資質は持っているから、その辺の安心はしてくれよなと。

この話では、迷いなく敵の金魚鉢に入っていく咲也とノエルに対し、正体がバレてはまずいと変身出来ない初美花との対比もある。
この辺も、自分の為・他者の為という両者の対比になっている。そう見ると、ルパレンが駆け付けてから自分も金魚鉢に乗り込むノエルは、割と双方のバランスが取れているタイプなのかもしれない…とも思える。自分を助けて貰える保険をちゃんと確認しているわけで、これは圭一郎くんには出来ない所業なのです。

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2018年 06月 26日
謎の快盗ルパンエックスなる人物が世間を賑わし、その正体は何者かと快盗および国際警察の両者が思いを馳せる中、その本人というノエルが快盗と国際警察の前に現れる。

ノエルは国際警察の持つビークルを改造した科学者(?)でもあり、内偵捜査官でもあるという。快盗であり国際警察でもある。ルパンエックスとパトレンエックス、二つの姿に変身できる。

いきなり自ら正体を明かして登場したのには驚かされました。
常に快盗か警察かどちらかにしか現れずに両方を騙すコントみたいなモノが見れるかと思いましたが、早々に同じ人物だと明かすし、何なら余りの胡散臭さに両方から信用されていない。

カンフル剤として楽しい存在でありつつ、どちらにも与している(与していない)し、コレクションの改造まで担っているとの事で、物語本編の最重要人物にもなり得る。
快盗・警察・ギャングラーに続く第四勢力と捉えた方が正確なのかなぁ。
追加戦士はこのぐらい引っ掻き回す人の方が好きなので、これからどういう位置づけのキャラクターになるのかも楽しみです。

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2018年 06月 18日
パトレン面子の上司に当たる梁上審議官は、誰もが苦手とする上司。その嫌味さにブチ切れた咲也は審議官に無礼を働くが、冤罪だと主張する。しかし目撃者多数の中で行われた犯行では言い訳も信じられず、自宅謹慎となる。

自宅謹慎の最中に発生した事件を知り、自分のクビと警察官としての矜持を秤にかけるコトに。
自分の面子ばかりを気に掛ける審議官を皮肉っていた咲也だので、迷いつつも最後に選ぶのは警察官としての信念。

自宅謹慎を言い渡されても動かずにおれないという、刑事ドラマでは定番のネタ。嫌味ですぐに手の平を返す上司という役も非常にステロタイプで刑事ドラマではよく見かけるお馴染みの存在だので、もはや哀愁すらある。
やはり刑事ドラマにはこういうのが1人はいないと…。

審議官、そのうちまた登場してくれるかもしれないですね。
西部警察なんかだと年イチで係長のメイン回があったりするんですが、そういうのも見てみたい…などと、ただ刑事ドラマが見たいだけの人の感想。
刑事ドラマとしての鉄板ネタを「デカレン」や「アクティヴレイド」の荒川さんが担当するというのは、何とも安心感しかない。

自分よりも他人の為…というパトレンの行動原理は咲也にも当てはまっているのが分かるお話。刑事ドラマとしての鉄板ネタで美談でもありつつ、圭一郎に見えた「自分が犠牲になってもいい」という危うさも併せ持つだけに、そこが快盗とのぶつかり合いの中でどう変わっていくのか…あるいは変わらないのか。

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2018年 06月 11日
国際警察に恨みを抱くギャングラー怪人から決闘の申し出が言い渡される。しかして、既に巨大化している怪人相手にはグッドストライカーは不可欠だのに、グッディーが必ず国際警察の側にいてくれるわけではない。
といったワケで、快盗を騙してグッドストライカーを奪い取ろうと計画する。快盗から盗み取るとはコレいかに。

ルパンコレクションは元々ギャングラー世界で作られたモノ。本来人間には使えないモノをアルセーヌ・ルパンが改造して使えるようにしたのがルパパトの扱うコレクションだという。
そして改造第1号であるグッドストライカーはアルセーヌ・ルパンに寵愛された結果、意思を持つようになったとのこと。
他のコレクションを守る意思を持つため、コレクションを破壊する戦いには参加したくないのであると。

グッディーの過去を語りつつ、後半は争奪戦に。
快盗と国際警察がコックピットに乗り合わせて乱闘しながらの巨大戦。久しぶりに快盗と警察の対立が軸のお話。いやはや、こういうのが見たかったんじゃよーというゴチャゴチャしたバトルでとても楽しい。
コックピットは基本動きの無い場所なので、わちゃわちゃしているのが新鮮です。

ルパンコレクションというモノに関しての説明が為されつつ、状況は変わらず。グッディーも引き続き気分で味方をするとのこと。
それを「人間らしいじゃん」と受け入れる魁利。グッドストライカーを人間と評する不思議さが残ります…。
警察に協力するコトを魁利が認めるのは、警察側の理念を受け入れているというコトになるのかしら…はてさて。ならば、逆もまたありえるのか…?

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2018年 06月 04日
圭一郎に恋心を抱く赤来末那は色々とアプローチを試みるも、圭一郎はその想いに気付いていないのか素知らぬリアクション。
そして末那は海外留学のために日本を離れる事となり、告白の最後の機会に初美花は協力しようとする。

荒川先生、またチアフルーツのネタを仕込んで…。
中盤までは女心に疎い圭一郎というラノベ主人公みたいな描写でしたが、終盤にかけて、想いには気付いているがそれに応えられないのでそのように接していたのだと分かる。

前半の圭一郎描写はこれまで描いてきた「警察バカ」なキャラクター像に沿っていて、後半にそれをひっくり返して一気にキャラクターの深みを出している。サブライター回は「広げる」か「深く掘る」かであると言われますが、今回は短い時間の中で一気に深く掘ったなぁと感じるお話。荒川回らしい。

圭一郎は社会正義の為に粉骨砕身していて、自分の恋愛を考える余裕はないという。
これ、真面目なキャラクター像を描いているのは勿論なのですが、以前に描かれていた「自己犠牲」精神というパトレン側の問題点を示してもいるんですよね。
圭一郎は「みんな」のコトばかり考えて「自分」のコトが考えられないという欠損を抱えている。
うーむ、よう出来ている…。

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2018年 05月 28日
ギャングラーの能力により透真とギャングラー怪人の中身が入れ替わってしまう。
怪人態となった透真を匿いつつ、元に戻る為の思案を捻るが、透真になったギャングラーはモテ期到来を楽しんでいるのであった。

ギャングラーからしたら地球人の身体は気持ち悪かろうという視点がF漫画ぽくて好い。地球人の女子にモテるコトは嬉しいのかという疑問はそこそこに、でもチヤホヤされたらどうでもよくなるかもなぁ…。

ギャングラーは体を返す気が無いとなれば、いよいよ透真の身体を処分しなければならないかもしれない。いつかした約束のように、誰かが倒れても残った者で願いを叶えればいいという。

戦隊お馴染みの入れ替わりエピソードなのですが、ドタバタ喜劇でありつつ、本筋は結構シリアスなお話。
例年だとずっとギャグで回すような話でも、基本ストイックなルパンレンジャーがメインだとシリアス話になってしまうという、分かり易い例かもしれない。
「快盗戦隊ルパンレンジャー」という単独番組だと話がいつも暗くなりそう。そこが独自性でルパレンの長所でもありますが。

いつか来る女装回や野球回でも、やたらシリアスな顔してドラマを作るかも…それはそれで見たい。

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2018年 05月 21日
幼稚園の遠足予定地の山中でギャングラーの存在が疑われるとのコトで調査に乗り出す国際警察。
ギャングラーに追われる一般市民からビークルを預かり、そのビークルで地中を捜査できるのではと考える。
しかし、それは国際警察を始末する為の罠であった。ビークルに乗り込んだ圭一郎は毒矢を打たれ重傷。
咲也と初美花もドグラニオ親分の攻撃で深手を負う。

無事に遠足できる約束を守るため奮闘する圭一郎。
「今」というよりは「未来を守る」テーマですね。どちらでも可能なのかな警察側は。
かたやギャングラー側は国際警察への恨み・復讐なので、「過去」「未来」の対立構図になっているのだと。いや、しかしあのやられ方は可哀そうよな。

国際警察は怪我を押してギャングラーに挑む。
街を守る為であり、怪人を倒せば毒が消えるはずという特撮でよくみるアレを信じる。

圭一郎は毒矢を受けても引き返さないし、病院から抜け出して戦いにも参加する。執念とか正義感でもあるけど、初美花の言うように今回は運良く生きていただけに過ぎず、次同じ事をすれば死ぬかもしれない。
つまり、「みんなを守るために自分は死んでも構わない」と圭一郎は思っている。ふむふむ。

快盗と警察の対立軸には、「過去指向」「未来指向(今?)」というのもあるけど、「自分の為」「みんなの為」という軸もある。
これまで快盗側のドラマが描かれる中で感じたのは、快盗側が警察と触れ合う中で「過去は変えられない」コトを受け入れて変化する物語…なのかなと予測していました。

とはいえ、それだけだと一方通行。

警察側も快盗から何らかの影響を受けて変化していく物語があるのでは…と考えていた中、今回の話がそれを提示してくれたようです。
警察側が快盗からの影響で「自分も大事にする」コトを受け入れる物語になることで、快盗と国際警察は対等になれるのです。

何となく見えてきた気はしますね。
勝利の法則は決まった。

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2018年 05月 07日
つかささんはお目当てのぬいぐるみが貰えるイベント目指して遊園地へ。そこでばったり遭遇した初美花と共にイベントを回ることに。
前のつかささん回でもそうでしたが、わざわざこの回の為にぬいぐるみを新造しているっぽいのが凄い…。

初美花はつかさと共にお化け屋敷へと入り、怖がっているつかさの姿から氷漬けにされた親友の事を思いだす。
初美花はつかさに亡き親友の姿を、魁利は圭一郎に兄の姿を、透真は咲也に恋人の姿を…ではなく陸上を頑張る少年に見る。咲也への矢印が足らない…。

ま、咲也の事はともかく、ルパレンの失ったモノをパトレンが補完してくれているという構図に見える。
あ、そう考えると恋人を失った透真と、いつも恋している咲也も補完関係(というか真逆?)にも見えるのか。いつか咲也が「死んだ人の事は忘れてナンパにでも行きましょう」と透真に言う、どうしようもない回があるかもしれない。

パトレンだけでは壊せないバーリアも、ルパレンと一緒なら破壊できるというのも示唆的ですなぁ。

今回つかさが、かつてギャングラーによって救えなかった多くの人間が居た旨を言及していますが、これはおそらく氷漬け事件ノコトでしょうから、国際警察にとってもアレは深い傷になっているコトが分かる。
同じ経験から、快盗は過去に起きたことを無かった事にしようとし、国際警察側は過去に起きたことを教訓に二度と起きないようにしようとしている。
過去へ戻るか、未来へ行くか。
アプローチは異なる。

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2018年 04月 24日
コレクションを奪う前にパトレンにギャングラー怪人のブレッツを爆散されてしまい、意気消沈の一同。これでもう願いは叶わないのかと。
この意気消沈ぶりからすると、コレクションを全て集めないと願いは叶えて貰えないらしいです。コレクションの総数も分からないのに…どうしても叶えたい願いとはいえ、かなりアンフェアな契約に手を出してしまったもんだ。

ところが、怪人はやられたら巨大化する法則が適用されていないからまだ生きているのではと、一種メタ的な推察によって再び怪人を追う。たまにはそういう日もあるのかなと温い事は思わず、スポンサーの意向の強さをしっかり汲み取るヒーローの鑑。

かたや魁利は全ての元凶たる氷の怪人ザミーゴを探す。
復讐か、あるいは失われた人を取り戻す手を探る為か。
いづれにせよ過去への呪縛はより強固になる。

ブレッツを追うルートとザミーゴを追うルート、どちらも警察からの情報によって道を開く。快盗を救えるのは警察なのではという風にまた見える。
また、ルパレンは約束が果たされなくても仲間が別のやり方でフォローするという話で、助け合いの精神を若干取り入れて来ているようにも見える。このまま王道的戦隊像に寄っていくのかしら。


打って変わって撮影所編。
パトレンジャーは広報の為に映画に出演することに。
前々回からの3話中澤組なので、撮りやすい撮影所編が入るのだなと思ったり。

撮影所編らしく、ひたすらドタバタと悪ふざけする回ですが、メインは咲也。
ただひとり映画に乗り気なのは先輩二人の格好いい所を世間に知ってほしいからだという。なおモテたいからという気持ちもそこそこある。

モテたいとか、性別逆転してもあっさりと受け入れてたりだとか、過去への執着が無く「今」を楽しむという姿が最も分かり易いのが咲也なのだなぁ。

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