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2018年 09月 18日
ゴーシュが作り出した新型の実験態体は、埋め込まれた五つの金庫が連動していて五つを同時に開錠しなければならないという。
すなわち警察の協力が無ければコレクションは奪取できない。

警察は警察で、コレクションが無い方が倒しやすいという利点はあるものの、以前の共闘時とは違いコレクションを奪わなくても倒す方法が見つかる可能性もあるため、容易に呉越同舟は出来ない。
ならば決闘で決めようと、ノエルと圭一郎が戦う事に。

コレクションを回収して失った人を取り戻す事、今ある市民の生活を守る事、その両方をあきらめないというのが快盗であり警察でもあるノルの信念であると圭一郎にぶつける。
圭一郎はここで初めて快盗がコレクションを回収する狙いに触れる。

今回は警察が苦虫噛み潰して快盗に協力するカタチなので、警察官としての葛藤が前面に出る。快盗はコレクションを回収した後にいつも相手を爆殺してるし、人助けのため警察に協力しても何か信念を捻じ曲げるとかそういうのではないので。
警察がギャングラーさえ倒せたらコレクションは盗まれてもいいと割り切れたらトントンですが、そうするとドラマも生まれないか。

前々回同様、圭一郎が快盗に対して理解を示しだす話。
逆に、快盗が人助けの為にコレクションをあきらめるといった話なぞが今後あって近づいたりするのだろか。

信念をバチバチとぶつけあう話で面白いと同時に、7話ぶりのグッドクルカイザーVSX登場で、販促のし辛さが気になってしまったりも。
これだけ頻度が少ないからスーツじゃなくて3DCGオンリーなのか…。

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2018年 09月 06日
仕事一筋のカタブツと快盗にまで認識されている圭一郎。
そんな男が休暇で温泉に行くなんてありえない!とまで言われ、魁利は圭一郎の様子を探るコトに。
圭一郎の狙いはマフィアからビークルを手に入れるコト。ノエルに知らせると快盗に横流しされる懸念があるので、ルパンレンジャーの面子のみで仕事を行う必要があったのだと。

一緒に行動する中で、圭一郎に兄の面影を強めてしまう魁利。
兄を取り戻したいという願いの為に、兄と同質の正義を担っている圭一郎と戦わなければならない。兄を取り戻したいのに、その為には兄を否定して殴りつけないといけない。

街で起きた火災を鎮火する為には新しいビークルしかないとのコトから、ルパンレッドに鎮火を頼む1号。市民の安全という正義のため、快盗にビークルを渡す。
あまりに真っすぐ過ぎる正義感に当てられてしまうだけに、魁利にとっても辛い。

本来ならパトレン側の装備になるはずだった消防車が快盗の手に渡ってしまうという…哀しいかな、販促上のテコ入れを具現化したようなお話でもありますが、ドラマの方は圭一郎に兄の面影を見つけて更にシンパしてしまう魁利という内容で、ルパパトじゃないと出来ない話を突き詰めていて面白いです。
テコ入れではあるけど、ドラマはそのまんま突き進んでいるという印象で、よう出来てはるなと。

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2018年 08月 31日
ギャングラー犯罪を暴くため、ロンドンからやって来た名探偵。
早速現れたギャングラーとの戦いの最中、ルパンレッドとパトレン1号がギャングラー世界へと飛ばされてしまう。

シャッフルコンビでワープするいつものVS映画みたいなお話ですが、そういえば間違いなくVS映画だった。

他に頼れる者もいない中、快盗と警察が一時休戦し呉越同舟する。
テレビでもですが、やはり最終的に行きつく先は快盗と警察の協力なんですね。
どちらも悪人ではないし、対立しているのだから当然融和が見たいという気持ちもありつつ、しかし、それはそれで「VS」のアイデンティティを否定する事にもなるのではと思えて…と自分の中ではまだトゥルールートが見えてこない。

とはいえこの劇場版のように、いがみ合っている両者が協力する話は鉄板でしょという安心感もあるんですよね。みんなが見たいモノだから。年間通してVSを描くトリッキーなシリーズですが、この映画一本で回収するに至っては王道のお話になるんですよね。

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2018年 08月 28日
初美花の父が店へと尋ねてきて、魁利を彼氏と勘違いしてのひと騒動。
その日は初美花の誕生日というのもあり、快盗となってから家を出ている娘を心配してやってきた様子。

心配性で真面目な初美花の父。魁利視点では兄に重なる存在でもある。
最終的に誕生日ぐらい実家で過ごすことを後押ししている魁利と透真。
快盗は失った「過去を取り戻す」というコトに執着している人たちなのだけど、ここでの結論は「今も大事にしていい」というコト。
これはどちらかというと「今を守る」警察側のテーマなので、快盗の中で警察側テーマへの理解が浸透してきているコトが分かる。


ギャングラー怪人…ではなく改造ポーダマンによって記憶を消されてしまう圭一郎。
圭一郎の記憶は写真のカタチとなって飛び出し、その中で唯一反応を見せた快盗にこそ、記憶を取り戻すコトが出来るのではとノエルは考える。

改造ポーダマンなるモノが出てきて、これが今年のスーツ制作を抑えるアレか…と頷いている。
記憶を失う、過去を失ってしまった圭一郎を治せるのは、過去に執着して過去を取り戻そうとしている快盗であるという、快盗のモチーフが如実に分かるお話。
そしてまた、過去への執着が今回は役に立ったように、快盗が持っている執着は必ずしもネガティブというだけでもなく、役立つこと、人を救うことも出来ると描かれる。

やはり最終的には快盗と警察、双方のテーマが融和することに向かうのだろうなと。

そんなわけで夏の総集編でありつつ、今後の向かう先も暗示してくれるお話。

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2018年 08月 13日
古武術道場に入門する事となった透真。
しかして、そこで行われる武術はどう見てもエアロビクスであった…。
不満を垂れつつ割とキレのイイ動きでエアロビを踊る透真と、師範代になって調子に乗る咲也。

個人間の反りの合わなさはあるも、快盗と警察の対立も無く、透真と咲也が距離をわずかに縮める話…という印象でしょうか。
それは両合体ロボを出しやすくする為の布石かもしれないし、今後の話で快盗と警察が近付いていく…という流れが出来るのやもしれないし、コグレさんがまだ微妙に信用できないコトから「踊らされている」と示唆しているのかもしれないし…。

あるいはただ、クールなキャラに変な事させたいという願望が結実したお話なのかもしれない…(本命)。

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2018年 08月 05日
闇オークションでルパンコレクションの売買が行われると知り、盗み取るのではなく買い取るという穏当な手段で挑むコトとした快盗。
予算無制限という条件のおかげであっさりと勝ち取るものの、ギャングラーがコレクションを奪い去ってしまう。今回の快盗…というか強盗担当。

刑事ドラマ及び怪盗モノで定番の闇オークション。
さらに犯人は誰なのかというフーダニットも加わって、実にミステリー色の高いお話。怪盗モノもジャンルとしては推理モノの中に入りますしなぁ。

快盗の資金力と画力、警察の調査能力で真犯人を発見し、その他の闇売人も逮捕。
快盗と警察が協力し合う事で成果を上げられるというテーマが、ノエルが動くおかげでとてもすんなり運ぶのなーというのがよく分かる。とはいえ、すんなりし過ぎていてもドラマが発生しないので、適度にうまく運ばないで欲しいワケですが。
そういう意味ではパトレンの中に疑心を生む布石のお話とも見れる。
前回、共闘したとはいえ、あくまで呉越同舟でしかないわけで…不発弾はいつ動き出すか。

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2018年 07月 31日
幸運を呼ぶネックレスを付けていた人たちが植物にされる事件が発生し、案の定ギャングラーの仕業と分かる。
しかし、攻撃を回避するコレクションの能力で倒すことが出来ない。
魁利はネックレスの幸運を活かして攻撃し、透真と初美花がコレクションを奪い取る。

コレクションが欲しいとはいえ、命までかけるコトかよ…とルパンレンジャーにドン引きするつかさ。事情を知る視聴者的にはすんなり見る部分でもあるけど、これまで快盗に是々非々で対応していた常識人の感覚が光るご指摘。
自分の身を挺してという部分が圭一郎とも重なるんですよね…。
これは仲間が助けてくれると信じているからなのか、自分が死んでも仲間が遺志を継ぐからなのか…ルパレンの約束の事を考えると後者というコトになるか。

圭一郎に魁利の兄を重ねる描写がありましたが、この回では魁利とつかさが似たような境遇であるとされる。しかし、魁利が失った過去を取り戻したいとするのに対し、つかさは今を守りたいと願い、その進む道は違う。
つかさが守りたいと思うモノは自分も含めた「今」なので、圭一郎と違って過度な危険に賭けたりはしてない。

快盗と警察は背負っているテーマが違うのだけれど、圭一郎と魁利、結果的に似たような行動に行きついてしまう事で共感性が発生するのだろうか…。この事でどう展開するのかしら。ふむふむ。


ライモンさんの持つゴールドの金庫は、通常の方法では開けない。
ノエルの調べによって2台のビークルがあれば開けられることが判明する。一人では絶対に開けられない金庫というコトになる。

ノエルの事は信用せず、ただ互いにうまく利用し合えればイイと思っていた魁利は、ノエルの決死の行動を見て信用するコトに。
そして警察はライモンさんを倒す為、快盗のコレクション奪取に協力する。

呉越同舟が大変盛り上がって面白いです。
共闘はしても仲良くなったわけではないという、対決を主軸にしているので譲れない部分と、しかし全合体ロボを出さなくてはならない宿命をどう成立させるのかというお題がしっかりドラマに乗っていて好いですねぇ。
あと、単純にこの番組でも全合体ロボあるんだ…というちょっとした驚き。

当然のことだけど、例年のシリーズよりも全合体を出すハードルが高いわけですが、今後これをどう見せるのかという部分もちょっと気になる。毎回使えるパターンじゃないだけに。

快盗と警察、互いに信用しているわけでも無い、でもあいだに居るノエルのことは双方信用している。だからこそ呉越同舟が適ったし、合体も可能になる。
エックスは追加戦士なんだけど、対立を軸にしたドラマにおいて必要不可欠なパーツになり得ているってワケですね。合体という販促面だけでなく、両者をつなぐドラマ部分もノエルがいなければ成立しない。
いやぁ、なるほどです。

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2018年 07月 16日
料理教室の講師が失踪するという事件が頻発し、その犯人はギャングラーではないかというコトで透真を囮にした作戦が遂行されるコトに。
やっているコト自体は警察と同じながら、被害者保護かコレクション回収かという目的で快盗との差異が出る。自身に危険度の高い囮・内偵捜査というのはテーマ的には国際警察側が請け負うモノかと思うけど、これも一つ、快盗でも警察でもあるノエルが現れた効果なのかもしれんなぁ。

ノエルの事をまだ信じられない透真だが、ノエルのプロのエンジニアとしての矜持を信じてみるコトに。
快盗である前にプロの料理人である透真。怪盗や警察官である前にプロのエンジニアであるノエル。

まだまだノエルという人間が何を思っているのか分からないことだらけな中、そこで共感してシンパシーを抱くのか、という数少ないポイントを見つけ出してくれている。まだ謎多き人物という設定の中で、なるほど上手い事ひねり出したなと感心。

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2018年 07月 09日
敵か味方かルパパトエックス。
元々ルパン家につかえるエンジニアで、快盗と国際警察の使用するビークルもノエルが改良したモノであったとのコト。
コグレさんの言及によって快盗からは一応の信頼を得たノエル、国際警察に対しては快盗を確保する芝居を見せつける事で信頼を得る。
快盗、国際警察、双方に協力を得る体制を整えることが出来たノエルですが、その本心は未だ見えず、どこまで信用に足るのかは視聴者からも分からない。

ルパレンとパトレンではそれぞれに抱えるテーマも違うのだけど、ノエルがどちらのテーマに属するのか、あるいは全然別なのか、その辺も含めて第4勢力としての立ち位置が気になる。


咲也が初美花に好意を寄せていると知ったノエルは、仲を取り持とうとするが、ギャングラーに初美花が捕まってしまい、その責任を感じる。
本心も見えず、どちらの味方とも視聴者的には判断しかねる人ですが、登場話やこの話を素直に見るなら、人助けへの想いは強い方なのだと感じられるようになっている。
まだまだ信用はままならないながら、ヒーローとしての資質は持っているから、その辺の安心はしてくれよなと。

この話では、迷いなく敵の金魚鉢に入っていく咲也とノエルに対し、正体がバレてはまずいと変身出来ない初美花との対比もある。
この辺も、自分の為・他者の為という両者の対比になっている。そう見ると、ルパレンが駆け付けてから自分も金魚鉢に乗り込むノエルは、割と双方のバランスが取れているタイプなのかもしれない…とも思える。自分を助けて貰える保険をちゃんと確認しているわけで、これは圭一郎くんには出来ない所業なのです。

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2018年 06月 26日
謎の快盗ルパンエックスなる人物が世間を賑わし、その正体は何者かと快盗および国際警察の両者が思いを馳せる中、その本人というノエルが快盗と国際警察の前に現れる。

ノエルは国際警察の持つビークルを改造した科学者(?)でもあり、内偵捜査官でもあるという。快盗であり国際警察でもある。ルパンエックスとパトレンエックス、二つの姿に変身できる。

いきなり自ら正体を明かして登場したのには驚かされました。
常に快盗か警察かどちらかにしか現れずに両方を騙すコントみたいなモノが見れるかと思いましたが、早々に同じ人物だと明かすし、何なら余りの胡散臭さに両方から信用されていない。

カンフル剤として楽しい存在でありつつ、どちらにも与している(与していない)し、コレクションの改造まで担っているとの事で、物語本編の最重要人物にもなり得る。
快盗・警察・ギャングラーに続く第四勢力と捉えた方が正確なのかなぁ。
追加戦士はこのぐらい引っ掻き回す人の方が好きなので、これからどういう位置づけのキャラクターになるのかも楽しみです。

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