2019/10/29
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第32話「憎悪の雨が止む時」
お久しぶりの騎士竜記事。だいぶ怠けてしまった…。怠けている間に先輩騎士のナダが現れてからガイソーグの浄化まで色んなことが起きておりますなぁ。
「リュウソウジャー」は縦軸となるお話がほぼ無いまま進んでいる、近年ではちょいと珍しい構成のシリーズですね。
その数少ない縦軸が婚活とガイソーグなのですが、今回はその一つに決着がついたのです。
ガイソーグの鎧は人の弱い心に付け入って装着者を支配する。そして、スーパー戦隊最強バトルでも言及されている通り、過去の装着者の記憶を見る事が出来るのです。
リュウソウジャーが死者(マスター他)のソウルを受け継いで行くのに対し、ガイソーグさんは人のソウルを消し去ってガワだけで生き続けている鎧という反転した存在です。
騎士に必要なのは強さ(外的要素)か、心か(内的要素)。
それはバンバに絡んだ話の中でも描かれていますが、いわば“闇落ちしたバンバ”という意味合いで登場したナダによって、そのテーマが如実に描かれる事となりました。
ナダさんがだいぶ描き回す存在になっていて結構好きになってしまったのだけれど、次回でもう死にそうな気もするのが怖い…。