2016/02/02
手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの46「終わりの手裏剣、目覚める!」
好天と旋風を交えて牙鬼幻月に挑むニンニンジャー面々。押せ押せドンドンで突き進みますが、好天は九衛門に斬られて忍タリティを吸収されてしまう。
好天は実は既に死んでおり、終わりの手裏剣の力で人の姿を成していたのだとか。
これによりラストニンジャの力を手に入れた九衛門はパワーップを果たす。
スターウォーズ感ある展開となって参りました(ぇ)。
好天さんはやはり…というところですか。
結局、最後の最後まで自分からは秘密を明かさずに貫き通したんですね。
「ニンニンジャー」という番組的には「忍びなれども忍ばない」が劇中善なので、隠し事というのは必然的に劇中悪という描写になるのですが、好天は忍者としての本流である「隠す事」を最後まで信じて貫き通したのだとも受け取れる。
孫たちの方が正しいなどと安易になびかず、それはそれで自分のやりたい事をやった…という事なのかもしれない。
劇中善・劇中悪という観点で見ると、隠し事をした者が敗北してしまったというのはテーマ的には仕方のない流れでもあるか。
好天がやられて弔い合戦に燃えるのか…というとそうではなく、あくまで自分たちのやりたい事をやる為に戦うニンニンジャー。
死んだ好天の為でなく、自分たちの為に。
フォースと一体化した好天…ではなく、事前に録画しておいたっぽいホログラムにはニンニンジャー各位の贈る言葉が告げられていた。
師匠からの卒業式なんですね、これは。
旋風さんへのお言葉はじんと来るわい。
幻月さんは倒された有明の方を吸収してしまう。
幻月も九衛門も同じ方法でパワーアップして、力の吸収を拒んだニンニンジャーとの対比が明確に。
有明の方は九衛門に「萬月のかたきぃ!」ってドス持って襲い掛かるかと思ったんだけど、そんなことなかったか…。
九衛門は終わりの手裏剣を発動させ、ニンニンジャーは変身も出来なくなってしまう。
この展開は…素面名乗りの布石の為か! と思ったら心が汚れているかもしれない…。
次回、最終回。
うわぁぁぁぁん…。
なんということだ…。
⇒スーパー戦隊 各話レビュー