2014/10/17
今日のドラえもんは…ハンゴウスイサンコッカイカイサン
本日放送は「22世紀のすてきなキャンプ」と「ポータブル国会」でした。「22世紀~」はキャンプ疲れして二度とキャンプなぞ行きたくないというのび太に“万能テント”で22世紀流キャンプを体感させる一編…だが。
万能テントは広くて快適、食事も簡単に出前がとれて、テントの中に居ながら全てを簡単に楽しむことが出来る。
しかし、何でもできるテントのおかげでキャンプに来てもやることがない。同じくキャンプに来ていたスネ夫とジャイアンは、燻製やバームクーヘンなどを自前で作って楽しんでいる。
キャンプって基本、飯を食うための準備に費やすコトがほとんどなので、出前で済んでしまうと何もやることないんですよね…。
「どこでもドアで行けばいいのに」と言ったのび太に対し、タケコプターでも道なりを楽しんだ方がイイと言ったドラえもん。そこに答えはもう出ていた…。まぁ、その万能テントを出したのは当のドラえもんだが…。
ただ、その後のオチが取って付けた感が強くて気にかかる…。
「ポータブル国会」とは、法案を書いた紙を提出すると日本国中でその法案が施行されるというアイテム。
原作では国鉄料金が上がったことで北海道のおばさんが上京出来なくなったコトがきっかけでしたが、アニメでは消費増税という時事ネタに変更されて、よりこの道具の強力さが見せつけられることとなりました。消費税無しとはやりおるわぃ…。
ちなみにボクがこの話を初見した際には既に国鉄は無くなっていたので、読みながらも何のことやらさっぱりわからなかったのが印象深い。後に読み返すとオチの「カイサン!」で笑い転げますが。
この「カイサン!」をどうアニメ化するかというのがこの話のポイントかと思いましたが、ただ音声化するだけだとそのまんまでしかなかったけど、「キョコーサイケツ!カイサン!」と原作プラスアレンジが加わっていて、分かり易さと共に面白さも増していたように思います。
爆破音が「カイサン!」はいつ見てもじわじわ来る良いオチだ…。
余談ですが明日の「世にも奇妙な物語」ではSF短編「未来ドロボウ」がドラマ化されるとのこと。
覚えておこう…。