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2018年 10月 15日
巷で人気のマジックショー。
そのあまりに見事なマジックに、これはもうアナザーライダーを疑うしかないでしょとソウゴ達。仮面ライダー特有の超速理解術。特に証拠は無くても怪しい奴はアナザーライダーと疑え。

アナザーウィザードさんは、勤めていた見世物小屋と支配人のお嬢さんを助ける為と思い、ウィザードの力で手品を見せる事にした。
オリジナルのウィザードも、ヒロインを救うためというのが最も大きな目的だったので、アナザーさんとはそれが共通している。
少なくとも劇場で手品を見せている時点では、ヒロインを救う事と大衆を喜ばせる(希望を与える)事が同期しているので、むしろ性質はオリジナルに近いとすら言える。

アナザーさんが頑張るも小屋は取り潰しが決まるし、ヒロインは婚約者がいるし…と、報われない。いや、でもオリジナルも報われてはいなかったのだけれど。
周囲の人間に希望を与え、周囲の人間のおかげで絶望しなかったのが晴人だったと思うと、アナザーさんはそんな人たちが周りに居なかったのかなと思える。
となれば、前回のエピソード同様に仲間について言及されている話になっているのも筋であるか。

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2018年 10月 08日
アナザーフォーゼを倒したかと思いきや、中から現れたのはアナザーファイズ。事件が始まったのは2011年より前の2003年だと分かり、更なる調査が進む中、被害者の少女が既に死んでいるはずだと突き止める。

タイムスリップと歴史改変があるので、ただでさえややこしいとされる「ジオウ」。今回のエピソードはフォーゼだけでなくファイズも扱う為、2018年・2011年・2003年と三つの時間軸が描かれて更に複雑。
ですが、その二つのアナザーライダー能力を巡る複雑な話が、クライマックスではソウゴとゲイツの協力という展開に至って、今回のテーマであった「仲間」をしっかり描いた映像に昇華されていたなぁと思いました。

二つのアナザーライダーを描くのは二つのライドウォッチ販促の為なのでしょうけど、それがきっちり「ジオウ」の話でやりたい事に繋がっていて、構成的に見事だなと。
でもって、ちゃんとフォーゼからは「仲間」、ファイズからは「死者復活」というモチーフを引用して一つの話になっている。
番組としてやるべき事がとても多い中で、今回のエピソードは最後のぎゅうっと収束してくれたなという印象で、とても良く出来ているなぁと感心なのでした。

そして坂本監督お馴染みの主題歌演出も良い。
構成厨的には満足度の高い5~6話です。

あえて気になるトコいえば、巧と草加の仲悪そうな二人が「仲間」という意味深さはオリジナルの「555」を見ていないと伝わらないだろうという点でしょうか。やはり過去番組を見てないと分からないというくだりは、この手の番組でどうかなーと思ってしまうので。
やはりここは「同じ番組の仲間」というメタ解釈が丁度いい。便利。

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2018年 10月 02日
巷で起きている連続女子高生失踪事件。
被害者の妙な共通点から、アナザーライダーの仕業と踏んでやって来たのは天ノ川学園。
案の定、姿を現したアナザーフォーゼとやりあう後、ライダー部の元顧問・大杉から現顧問である教師が残したフォーゼウォッチを受け取る。

これまでオリジナルの資格者からウォッチを継承するという儀式が行われていたので、その役者が登場しない場合はどう処理するのかが一つの懸念材料だったのですが、なんともあっさりと代理で済ませてしまった。
あ、なに、それでもいいんだ…。「本人から認められる」という部分が大事なのかと思っていたのだけど…そうかぁ、弦太朗は心が広いや。

2011年でフォーゼウォッチを用いてアナザーフォーゼを倒すも、アナザーフォーゼの中からアナザーファイズが出てきて次回へ。
アナザーライダーの重ね着、なるほどそういう仕様もありなのかと感心です。これで一度に二つのウォッチ販促が可能に…あぁ、うまい!

フォーゼとファイズ、「流れ星」というキーワードで繋げてはいますがテーマ的な繋ぎではかなり難しい両者です。
あくまで「ジオウ」のお話としては「仲間」を描くエピソードなわけで、フォーゼで仲間を絡めるのは定石として、ファイズを利用してそのテーマをやる難しさが垣間見えるかもしれませんね。予告で草加の事を「仲間だ」と巧が言ってましたが、拡大解釈ではなかろうか…と思ってしまう節があります。
まぁ、あの乾巧と草加はTVシリーズのファイズとは違う歴史にいるので、意外と仲の良い面もあるのかもしれないが。
いや、あるいはメタ的に「同じ番組内のライダー」という意味での「仲間」と言っているのかもしれない。などと次回の事について考えても仕方がない。

ファイズは平成ライダーの中ではむしろ孤高なイメージが強いだけに、仲間にいつも囲まれるフォーゼとの対比の中で「仲間」を描こうというコトなのかもしれない。
あくまで大事なのは「ジオウ」の物語だから。

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2018年 09月 25日
アナザーライダーを追ってゲームの世界へと辿り着いたソウゴ。しかして、そこで襲い掛かって来たのはオリジナルのエグゼイドであった。
逆立った髪の毛を見ても不良なのが分かります、怖いなぁ…。

永夢はアナザーエグゼイドとなってしまった患者の父親を止めようと動いていたという。倒すべき相手なのに救おうとしている…という部分をツクヨミと重ねて、ソウゴは永夢の考えに気付けたのだという。

永夢のキャラクター性を通してツクヨミへの信頼を見せる。
あくまでエグゼイドは「ジオウ」のドラマを支えるパーツでしかないので、ちゃんと「ジオウ」の話になっているなぁという安心感がありました。

前回の記事でも書いたのですが、ドラマの構築がなかなか難しそう。
ゲストライダーが何かを欠損していてソウゴがそれを救うという話作りがし辛いので、今回のように、実は良い人なんだよ~という謎解きのドラマ、ミステリー的なフォーマットに頼るのがベターなのかしら。
これだとエモさを出し辛そうなんだけど、ちゃんとやろうと思えば出来るのかしら。

しかし前回思ったよりかは、そのゲストライダーやアナザーライダーのドラマもありなのだなぁと分かりました。そして、このライダーはこれこれこういうキャラクター性を持っているのですという紹介もしてくれたりするのだと。

ライダーとしての能力を失っても、当人の心にあるヒーロー性は失われていないという話なんかが作られるやもしれない。
その心にこそ仮面ライダーと怪人とを分ける差異があるのだと。
みんなを助けたいエグゼイドと、一人の為に他の人間を犠牲とするアナザーエグゼイド。それによってエグゼイドがどういうヒーローなのかが見えてくる。

毎回、そのライダーがどういうライダーかを学習していく、吸収していくことがソウゴの成すべき事…になっていくのかしら。
まだまだ謎が多い…。

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2018年 09月 18日
ゲームを遊んでいたプレイヤーが次々に病気にかかるという事件が発生。その犯人であるアナザーライダーを倒すべく、どんなゲームでもクリア出来るという天才ゲーマーMを探して、聖都大学附属病院へと訪れるソウゴ達。
消息不明の天才ゲーマーMこと永夢先生を追う内に、永夢もゲームと病気の関連性を追っていたコトが分か。永夢が残していた隠しコマンドによってゲーム世界へ侵入すると、そこにいたのはアナザーライダーと永夢こと仮面ライダーエグゼイド。
そして、突如襲い掛かって来るエグゼイド!

やはり平成ライダーは無暗に接触すると殴り掛かって来る習性がある。危険だ…。

まだ3話ではあるんですけど、主人公の目的というモノは漠然としている印象。
「最高最良の王様になる」が目的みたいなのですが、その事と各ライダーと毎度出会う事とがフォーマットとしての結びつきは弱いような…。下々の民を助けたいというソウゴの動機は分かるんですけどね。
「ディケイド」なら「自分の世界を見つけるためにライダー世界を巡る」、「ゴーカイジャー」なら「宇宙最高のお宝を手に入れる為にスーパー戦隊の大いなる力が必要」とか、そういう主人公の目的と番組でやる事との因果関係が、ちょっとまだ分からない。

というよりむしろ、ライダーに出会ってウォッチを手に入れて行けば歴史通り魔王になると劇中では言われているので、ゲイツの言うようにライダーとは接触しない方がいいとなる。
でもアナザーライダーはオリジナル能力が無いと倒せないので、結局合わざるを得ない。全ての原動力はソウゴの「人助けしたい」という心に集約される、。

まだ3話なんで(また)、各エピソードのフォーマットも分からないのですが、この設定の番組でドラマをどうやって構築するのか…という部分が気にかかります。難しそうだなと思う。

例えばゲスト主体の話なら、主人公がゲストの悩みを解決するみたいなドラマが定番ですが、各話ゲストが1年間戦い抜いた歴戦の雄であるとすると、今更後輩に助けられるという話作りは難しい。オリジナルの役者が出る際の面倒な点。
といって、アナザーライダーにされた人物の方に焦点を当てる風でも無さそう。
現時点では、事件を解決するというコト以外のドラマが弱めで、あっさりした作風にも見える。
まだ3話だけど()。

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2018年 09月 12日
前回倒したはずのアナザービルドでしたが、倒しても倒しても復活することが分かる。どうやら倒す為には本物のビルドの能力が必要らしいですが、2018年現在の桐生戦兎はビルドとしての能力を失ってしまっている。
アナザービルドの誕生で、ビルドの歴史が狂ってしまった…というコトらしい。

アナザーライダーが誕生することでオリジナルライダーは記憶も能力も失う。アナザーライダーこそが歴史における本物になってしまうのだという。
つまり同じ名前を持つライダーは一人しか存在しえない。

なるほど。
この時点でかなりメタ的な設定であるコトが分かります。
単純に“ビルド”というキャラクターの偽者であれば、同時に2人いてはいけないとか、歴史が変わるとか、そういった影響はありえないのです。偽黄門とか、ショッカーライダーみたいに粛々と退治すればいいだけ。

であれば、ここでいう“ビルド”は桐生戦兎が変身するキャラクターとしての“ビルド”ではなく、「仮面ライダービルド」というテレビ番組の事を意味していると見るのが妥当ではないか…というのが現状の推測。
「ビルド」という番組=物語=歴史=時間。

“ビルド”という名を持つキャラクターの偽物は本物と同時に存在しえるでしょうが、「仮面ライダービルド」というテレビ番組は偽物と同時に存在しえないのです。
だからこそ、アナザービルドの誕生でオリジナルは消滅してしまう。

アナザービルドを倒すには2017年のビルドと協力して倒すべしと思いついたソウゴは、タイムマジーンで過去へ飛ぶ。
ビルドウォッチを使う事によってアナザービルドを倒すのでした。

ニセモノを倒せるのはホンモノ(あるいはその能力を持った者)だけということで、偽物vs本物という構図でテーマを浮き彫りにしたい様子。
割と驚きでしたが、アナザービルドを倒してもビルドの歴史が正史(視聴者視点でのテレビ番組)に戻るわけじゃないんですね。勝っても負けても正史は覆されて、話が続いていくという…。
ライドウォッチ自体がそのライダーの時間(物語・番組)を具現化したモノであると考えると、ジオウがそれらを使っている間は他ライダーは消滅しているってコトなのかな。
だから1話冒頭で各ライダーが石になっていたのだろうか。ジオウが支配し、他ライダーの時間を吸収してしまった未来…。

つまりオーマジオウが支配しているあの歴史では、「クウガ」「アギト」…といった番組は存在せず、2000年から2068年までずっと「仮面ライダージオウ」が放送されているんだ! 長寿番組!!!

歴史を戻したいはずがどうしたって狂ってしまう…この辺りが課題として話を勧めながら解決法を探っていくのでしょうが、ややこしそう。

2話時点でもかなり入り組んでいるお話。
オーマジオウが誕生しないように歴史を変えたい派、歴史通りにオーマジオウを誕生させたい派、別の魔王を誕生させたいタイムジャッカー…と三つも勢力がいる上に、さらにただでさえややこしい時間改変モノでもあるわけで、こりゃあ精が出ますぞ…。

平成ライダーのクロスオーバーということで「ディケイド」との比較が語られやすいですが、現時点ではフォーマットはかなり異なるのが分かる。
「ディケイド」では、各ライダーの原典テーマを用いつつディケイド自身のテーマを語っていたのですが、「ジオウ」は現時点で見るにはそこまで過去ライダーのテーマ語りをする感じはしない…かな?
まぁ「ディケイド」は世界観を2話で再構築できるという語り易いフォマットだったけど、「ジオウ」は原典準拠世界観ぽいので、かえってテーマ語りはし辛そう。

今回まではパイロットなので次回以降のフォーマットがどうなるのかまだ分かりかねますが、オリジナルライダーに認められてウォッチを使うという儀式が必要なのかな…と見える。よもや過去の主役が全員出るとは思っていないのですが…はてさて。

ウォッチの誕生によってオリジナルライダーの能力と歴史が消えるというのは、そのウォッチ自体は「本物」の力を持っているというコトですよね。
この辺も含めて、明らかに何か仕掛けがあるっぽいディケイド編が楽しみですね。
ディケイドのカメンライドは本物に干渉しない、「偽ライダー」になる能力なので、偽物と本物を巡る話の中で破壊者がどういう立ち位置になるのか…ふふふ…。

ディケイドおじさんなので考えれば考えるほど、ジオウはディケイドの対になる存在にしか見えんのじゃよ…。


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2018年 09月 06日
平成仮面ライダー第20作。
時の王にして次代の魔王こと「ジオウ」。

未来で魔王になる事が運命づけられているとされる常盤ソウゴ。
ソウゴを魔王にさせないようにと未来からやって来たツクヨミとゲイツ。ツクヨミが魔王の一歩であるジオウにならないようにと働きかけるのに対し、ゲイツは手っ取り早くソウゴ自身を消してしまおうとする。

本当に魔王になるのか否かという謎はある中、知り合いを救うためにジクウドライバーでジオウへと変わるソウゴ。

そんなこんなの第1話でしたが…。
あまりに情報量が多すぎて多すぎて咀嚼しきれません。
50年後の未来から2018年の現代、白亜紀、江戸時代、2017年…時間を超えるというコンセプトを見せつけるためとはいえ、あまりに登場する時代が多い。しかも設定の説明もあるし、ビルドも出てくるし、ひたすらに情報量が多すぎて、うわわわわーッ!となる。

本来なら今までの平成ライダーとは世界観が違うはずの「ビルド」ですが、1年前にタイムスリップするとビルド世界へと辿り着く事になる。

ん? これはつまり、ジオウ世界では全てのライダー世界が融合しているという解釈…なのか? メビウスやゴーカイジャー的な世界を新たに作ったのか…? あるいは、各放送年に各ライダーがいるというメタ的に具現化された世界なのか…?

判然としないながら、「ディケイド」や数々の春映画の後に今更「全シリーズ許容する一つの世界」みたいなメタ抜き世界はやらないでしょうと思っているので、何らかのメタ的な仕掛けを用いていると想像しておきます。

各放送年に各ライダーが存在するというコトであれば…いわば、「ジオウの世界観」とは「日曜朝8時00分(ないし9時00分)枠の世界」という解釈に成り得るのではなかろうか。
ソウゴは「クウガ」と同じ2000年生まれとのことなので、ソウゴ自身が「平成ライダーシリーズ」の体現的存在なのかもしれんし…(でも誕生日はクウガ放送日ではないんだよな)。

そう仮定すると、“同じ時代に二人以上の主役ライダーがいてはいけない”というルールが必然的に生まれるので、ジオウ以外の主役ライダーが怪人になってしまうという構造なのかも~と思える。

作中的にはタイムジャッカーなる悪役が別の人間をライダー化させると怪人になってしまうとのコト。初見でちょっと分からなかったんですけど、2017年にアナザービルドを作り出し、それから1年ほど怪人のままでいて2018年ジオウによって倒されたというコトなのですね。
1年間も放ったらかしだったという描写に驚きがあるのですが、この辺も何らかの意味付けがあるのかもしれない…。

てなわけで、まだどういうフォーマットで進むのか掴めないのですが、なんとなく過去の平成ライダー19作は扱うつもりなのかなという風には思えます。
メタおじさんとしては世界観の仕掛けを早く解明したいものです。

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