2016/09/19
自我を手に入れ、人間の無限の可能性に脅威を感じたガンマイザーは、グレートアイを取り込んでグレートアイザーとなる。
てゆかフレイヤがグレートアイだったんかい…。自立歩行出来たんだ…まぁ、元々子どもの声だったからああいう姿で現れるのはそこまで不可思議では無いけど。
グレートアイザーは街の人々を次々眼魂にしてしまう。
そんな中でも、人が人を守ろうとする姿が映し出されて、タケルもまた父と母の愛を感じて奮い立つ。
お母さんの謎の声と、ジャベルさんの活躍も回収して最終回っぽい。
人が誰かを守ろうとする想い、人と人が繋がる力、それは愛。
人と繋がり一体化しようとしていたアデルは愛を求めていたし、アデル化するイゴールさんが元に戻ったのもビンタという愛(?)だった。
人間の心はデミアによって融合しなくとも、愛によって繋がる事が出来るのである。
愛の魂、アイコンを使って他者の姿に変身する仮面ライダー。
デミアも他者の姿にさせているけど、そこに愛は無い。
アイコンとは「愛の魂」だったのだとここに至り分かる。
(え…じゃあ眼球である理由は…?)
絵や人形では瞳を入れた瞬間に魂が宿ると言われることが多いですが、ゴースト達もまた、顔に目が描かれた瞬間に別の魂が宿っている。
目は魂であり、魂は愛であり、目はEYEなのだ…。繋がった、脳細胞がトップギアだ。
最後の最後は自分の魂、オレ魂ってのがしっくり来て嬉しい。この演出の為に最近オレ魂の出番が全然無かったのかな?(ぇ)
15英雄が次々関智一ボイスで殴りかかってるのは、当然と言えば当然の描写なんだけどナンセンスさの方がどうしても前面に出てしまう。ズルイ。
皆から「お前は英雄だ」と声援を受けてライダーキックでグレートアイザーを倒す。合成では無い吊りのライダーキックに妙な感動。
グレートアイザーが消えるとグレートアイが現れ、タケルの願いを叶えてくれる。タケルの願いは眼魂になって消えた街の人々を元に戻すこと。
グレートアイは願いを叶え、オプションにタケルの肉体を復活させて宇宙へと消えていく。
人々は戻り、眼魔世界でもみな肉体に戻り、タケルも生き返っておにぎりを食べられるようになる。おにぎりのくだりは劇場版を見ていた方が思うところが多くてイイなぁと感じます。というかこの最終話は劇場版もしっかり受けての話だから、やっぱり見ていた方がいいっぽい。
まぁ、なんやかんやあったし、1年間のシリーズ構成には気にかかる部分も多いし、作中での説明も十分とは思わないですが、この最終話に関しては英雄や眼魂といったまとめるべきところはまとめてタケルも生き返ったので、良かったやん…と思える。
生き返ってOPにリンクした映像で満足感が溢れてきたので、その影響が大きい。
ベタだけどああいうのは大事なんじゃよ…。
総括は次回書こう…。
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仮面ライダー 各話レビュー