2012/02/06
遂に全てのスーパー戦隊の大いなる力を手中に収めた宇宙海賊。
とはいえ、バスコに奪われた五つの大いなる力を使って良いものかどうかと思案していた。相変わらず海賊のクセに人が良い…。
そんな折、バルイーグル、チェンジグリフォン、グリーンフラッシュ、ブルーマスク、ファイブイエローといった5戦隊の皆さんから大いなる力の仕様許可を貰う事となりました。劇場版の時と同様、実際に会っていなくても渡そうと思えば渡せるのね。だったらバスコが来る前に げふんげふん。まぁいいや。
とにもかくにも、これで本当に全ての大いなる力を手に入れたコトになる。
34戦隊の力で扉となったナビィの向こうに行くと、そこにあったのは黄金の三角錐…これは…えっと、たしかゼルダの伝説の(まて
関智ボイスの地球意思によれば、そのトライフォースは宇宙を好きなように作り変える事すら出来る万能装置だそうです。コレを使えばザンギャックのいない平和な宇宙の創生や、滅ぼされた星の復活、地球にやって来るサイヤ人を倒すコトも思いのままです。
ただし、願いを叶えてしまえばスーパー戦隊の大いなる力は消え、始めから34のスーパー戦隊は存在しなかった事になってしまうという。じゃあスーパー戦隊第1作が「ゴーカイジャー」になるってことか(え)。
気になるのはスーパー戦隊が存在しない世界なんて寂しいよね…ということではなくて、ザンギャックが消えても他の邪悪なモノは宇宙にも地球にも幾らでも居るんじゃあないのかなーという点。ザンギャックが消えてもウォースターが来たら意味ないし。となると願うべき事は別のコトになるのでしょうけど…それとなく想像は付きますね。
最終回で201人揃うかなー(え)。
屁理屈はともかくとして、本当に平和な宇宙に作り変え、スーパー戦隊が存在しなくなった世界になったらどうなるでしょう?
その世界の地球では宇宙から侵略者が来る事も無く、人々はそれなりに平和に暮らし、スーパー戦隊は実在せず、せいぜい毎年毎年テレビの中で新作のスーパー戦隊という虚構が描かれる…そんな世界です。
あれ…そんな悪い気はしない。凄く親近感のある世界だ、これ。
最終回で「そうして出来上がった世界が視聴者が居るその世界です」というメタなSFショートショートみたいなオチにならないコトを祈っておこう(え)。
今回はインサーンの最期でもありましたが、今まであまりバックボーンや思想が描かれていなかったインサーンさんの夢は、宇宙最強の科学者になることだったそうで。宇宙最大のお宝という夢を手に入れたゴーカイジャーとの違いは仲間の有無ってところでしょうか…赤スゴーミンさんが助っ人に来ても「ひとりで十分」と拒否していたからなぁ。
さらに上記のサンバルカン・チェンジマン・フラッシュマン・マスクマン・ファイブマンのレジェンド回とも言えるお話ということで各戦隊の主題歌が流れる流れる。ここまで来るとホントにゲキレンジャー回作り直せと思えて来るんだが…ぐぬぬ。
レジェンド戦士がキレイに色分けされていた事にここで気付く。なるほど。
ラスト2話を残して、まだまだゴーカイジャーらしいお祭りが残っているであろうという期待が膨らみます。
⇒
スーパー戦隊 各話レビュー