『真･南海大決戦』

■KOCYO

はーちゃんさんが発した謎パワー。
この力の正体は如何なるモノかと校長先生に聞いてみるコトとしましたが、学校には姿が見えず。
行方の手がかりを探すために校長先生にまつわる七不思議を検証。
実は年寄りだとか、魔法を使ったところを見せたことが無いとか、これまでの校長にまつわる事柄をまとめてくれています。校長大プッシュ回。冷凍みかんに関してノータッチなのは逆に伏線かもしれない（ぇ）。

そんな七不思議には、巨木の頂上にある開かずの扉を開くことが出来るのは校長だけだという噂も。
何でそんな所に扉が…という疑問もそこそこに、朝日奈さんとリコさんは巨木の頂上目指して登って行きます。今までちらちらと映っていたあの巨大な木にやっとスポットライトが。

巨木は登ろうとする者を排除しようとしてくるし、巨大な毛虫も襲ってくるしで大変でしたが、何とか頂上にたどり着く。
毛虫がファンシーな顔をしていたのはリアリティがあると画面が耐えられないからだろうかと余計な事を考えてしまった…。魔法界は毛虫もカタツムリもでかいのだ…。
巨大昆虫が絶滅せずに生き残った世界が魔法界なのかもしれないなぁ。

ドクロクシー様はヤモーの作り上げた傀儡ではないかと疑っているバッティさん。確かめずにおれぬと本人に言葉をかけてみると、とうとうドクロクシー様がお言葉を発する。
バッティさんは安心して戦地に赴きますが、これはこれで怪しいと思ってしまうのも視聴者の常。喋っても喋らなくても怪しさが増すので逃げようが無い…。

バッティさんはスパルダさんとガメッツさんの力を利用してヨクバール態に。コウモリと蜘蛛と亀…アメコミヒーローの暗喩かな…たぶん違う。

勢い勇んでやってきたバッティさんでしたが、はーちゃんさんの謎パワーによってスマホンの奪取は適わず、いつものようにやられてしまう。
幹部級の方々もあっさりとやられてしまう印象がどうにも強いですが、これは例年4月ぐらいに発売している武器アイテムが今年は2月に発売している為、パワーアップして強い敵を倒すという描写がし辛いという面もあるのかなーと感じられる。
特訓回などあるとアイテムとは関係なくパワーアップした描写が成立するかもしれないけど、特訓回自体スイートとハピネスチャージぐらいしかやったことないもんな。

開かずの扉からアメジストのリンクルストーンを手に入れ、いざ扉の向こうに…といったトコロで以下次回。
ちなみにこれでエメラルドを除く全てのリンクルストーンが手に入ったコトになるのですな。特段、エメラルド以外も全て集めようと思っていたでもないので、感慨も別に無い朝日奈さんらですが。

今回の視点変化のテーマは…巨木さんの対応とかだろうか。
はーちゃんさんのお力もあるとはいえ、登るのを邪魔をしていた木が守ってくれる側になったり。
かたやドクロクシー様に関しては、実は傀儡なんじゃないかと思わせておきながらやっぱり実在するという描写（現時点では）。存在の意味が変化しそうでしなかったパターン。
いつものパターンに沿っていないだけに、やはりまだ「しかし、実は…」があるように思えます。

次回予告を見ると、校長とドクロクシー様…あれ？ みたいな印象で、しかしそれなら校長に関しての意味も変化してパターンが上手くはまるようにも思える。
今回、プリキュアさん側には気付きもドラマも特に無かったのは、校長に対しての布石を作るための話だったからとも見えるんですよね。

全ては次回明らかになる…のか？


■DOKUROKUSHE

校長を見つけるという目的は達せずにおるのでお話は次回へと続きます。
予告ではドクロクシー様とご対面している様子で、お話が大きく動きそうにも見える。
ドクロクシー様を殴るのと3人目の登場と、どちらが早いのか…。
順番によって殴りかかる数が変わるんじゃが…。

⇒プリキュア 各話レビュー

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