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2019年 09月 10日
人々の笑顔の為にゼロワンになり、ついでに社長を引き受ける運びとなった或人の初仕事は政府組織エイムズからの事情聴取でした。
ヒューマギアの暴走について飛電インテリジェンスが何らかの隠蔽をしているのではないかと疑っています。ほぼ事実だが。

子どもの頃にヒューマギアに命を救われた或人は、ヒューマギアが人類の夢だと信じている。
腹筋崩壊太郎が或人の夢を実現させていたように、ヒューマギアには或人自身の希望や未来の姿が映し出されているからこそ、そう信じている。
かたやヒューマギアに襲われた過去を持つ不破は、人類の敵であるヒューマギアは全て潰すのだと躍起になる。
ヒューマギアに抱くのは恨みの感情。かつて起きた事、過去への憎悪が映し出されている。

ヒューマギアに未来を見る或人と、ヒューマギアに過去を見る不破という対照関係になっている。
であれば、3人目のライダー・唯阿さんはフラットに「今」の姿だけを見て対応する立場になるのかも…?

ゼロワンを見るや、すかさず襲い掛かって来るバルカンさんは凄く初期平成ライダーみがあって、令和の時代でも平成という時代の積み重ねを感じるキャラクターなんですなぁ。

飛電インテリジェンスはヒューマギアが悪意ある者によってクラッキングされた事実を公表し、ヒューマギアが悪いわけでは無いのだと伝えます。秘密裏に処理しようとしていた事が疑われる前社長よりも信頼ある対応がなされているように感じます。
しかし、どうにせよリコール案件なのでは…。

Wi-Fi機能が無い旧型ヒューマギアならクラッキングの干渉を受けないのだ、とおじいちゃんヒューマギアが活躍する回は来ますかね。
TAGS : ゼロワン
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2019年 09月 10日
2019年 09月 06日
本日はドラえもん誕生日SPとのことでまさかの2時間枠。
新作1時間と再放送1時間の大盤振る舞いです。こういう編成は初めて見た気がする。

新作「未来の迷宮 おかし城」は、ドラえもんの誕生日ケーキを未来の有名パティシエ・マキャロンさんに作ってもらう事となって、工房に遊びに行ったコトから始まる騒動です。誕生SPで誕生日を祝うの、久しぶりでは。

チョコレート工場宜しく、巨大なお菓子工場の見学をするのび太達は、ロボットたちが音波制御されて動いていると教えられます。説明された瞬間に暴走する未来しか見えませんが、案の定ロボットたちの反乱が始まる。
その原因はマキャロンの助手であるネコ型ロボット・キャンディの嫉妬心でした。同じネコ型ロボットでありながら、誕生日を祝われる事が無い悲しみと嫉妬が小さな亀裂を生んでしまった(レコードに)。2時間ドラマみたいな動機が背景に…。

他のロボットが暴走する中、キャンディだけ暴走していないのがおかしいのではと思わせますが、実は元々が捨て猫…ロボットだったと明かされ、ドラマ的な説明と同時に音波制御では無いのだとも分かります。なるほど無駄のない説明。
そういった哀しい一面も持ち合わせつつ、地下で飼っているライオンを虫歯のまま放置していたり、嫉妬以外にも若干のヤバみが見え隠れしています。この捨て猫は愛に飢えているのかな…。

この話の中でも、音波制御でケーキを作り続けたりオモテナシをしたりするマシーンとしてのロボットと、ドラえもんやキャンディのような人間と同等の存在として描かれるモノと、2種類のロボットが登場します。
それはキャンディの中にあった哀しみや嫉妬のように、「心」の有無が視聴者にキャラクターなのかマシーンなのかを線引きさせる。
キャンディの誕生日が製造日ではなくマキャロン氏に拾われた日というのも、ロボットに人間性が発露した日であると見る事も出来るだろうか。

ドラえもん誕生日と毎年銘打っているわけですが、マシンの誕生日をお祝いするというコトの意味を改めて確認させて来るお話かもしれません。
冷蔵庫や掃除機の製造日をお祝いするコトはなかろうに、ロボットの誕生日はお祝いする。ではその線引きは何処にあるのか…?と我々へ問いかけてくる。


そして三十余年あまり放送していた金曜19時枠とはこれでサヨウナラです。ありがとうありがとう。
パオパオチャンネルから藤子アニメへの地続き感がいまだに印象に残っている。

引っ越し先が、かつて金曜から日曜に越した戦隊のように住めば都となるのか、あるいはただの荒れ地なのかはまだ分かりかねますが…。
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2019年 09月 02日
人工知能が発達し、あらゆる業種にAIを組み込んだロボット・ヒューマギアが投入されている世界。
売れない芸人をしている飛電アルトは、逝去した祖父からヒューマギアの製造メーカー・飛電インテリジェンスの社長を託され、暴走したヒューマギアを止めるために仮面ライダーゼロワンとなる。

人間を絶滅させようという謎一派のクラッキングによってヒューマギアは暴走してしまう。これを止められるのは飛電ゼロワンドライバーを使用できる会社の社長のみ、とのことです。
生前から暴走するセキュリティの穴を把握していたらしい前社長なのですが、リコールに踏み切らなかったという点と、社長にしか使えないドライバーが一本だけというコトから、絶妙に信用できません。

そんなゼロワン君の初めてのお仕事は、暴走したお笑い芸人ヒューマギア。
アルトと同じく人を笑わせるコトに生きがいと喜びを感じていた腹筋崩壊太郎は、狂暴化したマギアへと変貌してしまう。
ヒューマギアからマギアへ、人間性が消えて異物へと変身する。

腹筋崩壊太郎がプログラム通りに芸を行っているだけの人形ではなく、休憩中に人を笑わせた記憶を思い出して喜んでいるコトから、ヒューマギアにも人間的な心があるというのが分かる。
もしかしたら、それ自体が本来はヒューマギアとしてのバグで、それが狂暴化に利用されているとかはあるのかもしれませんなぁ。
心があるからこそ、優しくも狂暴にもなり得る。完全なる良心回路は存在しない。石ノ森的だぞ…。

芸人として人を笑顔に出来る腹筋崩壊太郎は、アルトにとって理想であり未来の姿なのですが、そんな相手が1話に登場するという事は、アルト自身がヒューマギアで、暴走する可能性を有している…と、そう思わせてくれる。

やはりこの番組はキカイダーなのでは…? 仮面ライダーキカイはもっと先の筈だのに…。
TAGS : ゼロワン
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2019年 09月 02日
2019年 09月 01日
本当の最終回と銘打たれたジオウ劇場版。
それは「仮面ライダージオウ」最終回というよりも、「平成ライダー」最終回であり、ひいては「平成」という時代そのモノの最終回を描いてくれているような映画でした。


「お前たちの平成って、醜くないか?」


[『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』]の続きを読む

TAGS : ジオウ 映画
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2019年 08月 30日
本日放送は「恐怖のたたりチンキ」「レプリコッコ花火」でした。

「恐怖~」は、モノや生き物に宿る怨念を具現化させてしまうアイテム。
無暗に捨てられた動物や無生物から怨霊の姿が恨みを呟く。霊的現象をSF的に発露させます。モノの記憶を取り出す道具なんかもありますが、その応用みたいなもんかなぁ。
無茶な恨みを果たそうとしたのび太であるが、逆に恨みが自分へと返って来るオチ。
恨みに自由意思があるという面白さと共に、悪いことは自分へ還って来るという因果応報の原理が活きるお話。

「レプリ~」は、ニワトリメカに見せた物が何でも小型化されて産み落とされるアイテム。
漫画や玩具といったモノを次々小型コピーして楽しむことが出来る。まぁ、22世紀時点から見れば著作権切れだし…(ぇ)。
後半は原作から離れて、ミニチュアを利用した怪獣映画の制作と、ジャイアンへのほっこりエピソード。
特撮映画の制作は他エピソードでも描かれている通り、レプリコッコより使い勝手の良さそうな道具はあるのですが、なんかもう単純に嗜好として羨ましい。ミニチュアを作れる道具のお話では不用意に特撮映画を作らなきゃ…。

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2019年 08月 29日
ツクヨミを王(ライダー)にすることで消滅するはずだった世界は救われる。
ふむ、つまり「ジオウ」は仮面ライダー放送枠を具現化した世界観なので、ライダーが存在しない未来の世界は存在可能性が消滅するが、ライダーがいれば放送される未来の可能性はゼロではなくなるので生存することが出来る…てな感じでしょうか。

「ディケイド」における世界の消滅は過去の記憶が消えてしまう事だったけど、「ジオウ」では未来の可能性が潰える事で消滅するのかな。現象としては似ているけど、その意味するところは違うような気がします。

スウォルツは自身の世界を生き残らせるため、他のライダー世界をまとめて葬ろうとしていた。つまり、ライダーが登場しない企画を放送させるため、ライダーシリーズを終了させようとしていたのだと。メタルヒーロー過激派かな…? あるいは全く新しい作品か…。
ライダーが登場しないはずの企画だったのにライダー企画になったといえば「響鬼」ですが、「ツクヨミ」という企画にも同様にそんな変遷があったのでしょうね。

おじさんは壊れたライドウォッチをいつの間にか直してくれていた。
これによって失われた、破壊されたライダーの歴史は修復する事が出来るわけです。
これまで執拗に色んなモノを修理してきたおじさんですが、全てはライダーの歴史を修復する為の前振りであり、その説得力を得るために色々と直していたんだなと腑に落ちます。
いやもうデンライナー直してるならウォッチぐらいね…。

同じく下山さんメインのニンニンでもそうでしたが、日常を補佐してくれていたおじさんが居なかったら世界は救えなかったというのは熱い展開だなあ。


■RESET

オーマジオウの力は時空を破壊することだが、同じく時空を創造する力もある。破壊と創造は表裏一体ゆえに、破壊者は創造者でもある。
オーマジオウになったソウゴは、スウォルツによって融合させられていた世界を再び別の世界へ戻し、更に作り替えた世界で1年前から歴史をやり直す事を決意する。

おや…?
その決断は…いいのだろうか? とココでふと思わせる。
それは自分にとって都合の悪い歴史だからやり直す…みたいな修正主義とも捉えかねられない。これまでの過去も未来も共に進んできたソウゴなのに、それでいいのだろうか…と。

ソウゴが新たに作り出した世界は、ゲイツもツクヨミも、ウールもオーラも平和に暮らす世界。
やり直しているようでありつつ、この新しい世界はこれまでの1年間の出来事が無ければありえなかった世界でもある。

「時計の針はさ…未来にしか進まない。
 ぐるっと一周して、元に戻ったように見えても、未来に進んでるんだ」


戻ったように見えるけど、それは未来へ進んだ結果の世界。

つまりこれは何をか言わんや… というと、「仮面ライダーシリーズ」そのモノを表しているのです。
いや、もっと言えば、此処には「スーパー戦隊」や「プリキュア」なんかも含まれています。

ヒーロー達は一年間頑張って頑張って世界を救います。
しかし、次のシリーズに代わった途端、また世界存亡の危機が訪れ、ほぼ同じテーマ、ほぼ同じストーリー、ほぼ同じアイテムが登場する作品が、またぞろ放送され続けているのです。
この世界(ライダー放送枠)は、ループする宿命の世界なのです。

じゃあそれは、同じ事をただ繰り返しているだけなの?
そんなのあまりに虚無的じゃないか…!?
去年も同じ商品を買ったでしょ。我慢しなさい!

……いや、そうじゃないんです、お母さん…。

それらの作品は同じ事を繰り返しているように見えて、毎年少しずつ変わり続けている。
そしてまた、これまでの歴史も積み重なった結果として現行作品があるのです。

「ジオウの世界」がリセットされたコトは、この手のシリーズにおいての宿命として逃れられない性であるとしつつ、決して哀しい事でも無駄な事でもないと語られている。
だってそれは「仮面ライダーシリーズ」が、もっと言えば「戦隊」や「プリキュア」etc... 日本的なマーチャンダイジングのヒーロー番組がずっと歩んできた歴史なのだから。

ソウゴが選んだ破壊と創造による「繰り返し」の決断は、「平成仮面ライダー」が歩んできた歴史を肯定するからこそ、ポジティブな文脈で使用されるのです。

「どんなに歴史が壊されても、仮面ライダーは壊れない」


これからもライダーや戦隊、プリキュアのTVシリーズは毎年リセットされる・歴史が壊される宿命にある。

しかし、シリーズとしてはむしろ強固になっていくし、その思い出も消えたりはしないのです。

実に「ジオウ」らしいメタ的な意味において「ライダーは不滅だ!」というお馴染みの台詞を言い換えてくれている。


■HEISEI

始まった当初は「ディケイドと違ってジオウはメタじゃないから」などとアナウンスされておりましたが、終わってみればテレビも映画も全部メタメタじゃないですか。ありがてえ。
これだから白倉さんの言う事は素直に聞いてはいけない。

制作者サイドが事前に白状するぐらいには、最終回の尺が足りてない様子で、ソウゴの未来具現化能力だとか、後半オリジナルとアナザーが同居できる原理だとか、ギンガ…はまぁ初めから期待してませんが、細々と説明されていない事は結構あるかな。

しかしま、大体のテーマは夏映画で充足し得るし、TVシリーズとしてのメタ的な語りも今回おおいにしてくれて、大団円という満足感に浸っているかなと感じます。

何より、ディケイドの出番が多いだけで全てが許されると言って良いでしょう(恣意的な判断)。

ま、あくまでジオウのお話なので“ディケイドの物語”に進展があるでもないですが、生きて動いてる姿や、新グッズが出るだけで嬉しいモノです。
ディケイドは現行! ディケイドは現行!!


オーマジオウこと常盤ソウゴの創造により、世界は再び分離し、新たな世界も誕生する。
ジオウが終わり、ゼロワンが生まれる夢を見たんだ…。

てなわけで、1年間ありがとうございました。
そして、ありがとう平成ライダー。
TAGS : ジオウ
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2019年 08月 26日
2019年 08月 23日
本日放送は「立体パズルハンマー」「サンタイン」でした。

「立体~」は、叩いた物体が立体パズルの状態になり、完成するまで戻らないというアイテム。
これを利用し、あえてパズル化することで状態を保存したり、輸送し易くなるという利点もある。なるほど。
「スタートレック」では、人体を分解し再構築する伝送装置で、再構築が失敗して死んでしまったなんてお話があるそうなのですが、22世紀はそのリスクを回避できている様子です。
最後はスネ夫が激むずパスルになってしまうというオチで、人体バラバラという映像はグロいものではないとはいえ、考えるとなかなか…。

「サンタイン」を飲むと、身体の状態を個体だけでなく液体や気体に変化させることが可能になる。
ドラえもんは身体を液体にする事で夏の暑さを緩和しようとしていた。表面積が増える事で熱が放射されるってコトなのかなあ。
のび太は気体になって外へと出かけ、ジャイアンをからかいます。まさしく雲をつかむが如くでジャイアンから物理攻撃を食らう事はなくなる。
このお話でも気体ののび太の身体がバラバラになったりと、身体を張ったギャグを見る事ができます。
元ネタは「ガス人間第一号」かしら(ぇ)。

そんなわけで秋から「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」が土曜の夕方に移動という発表がされました。
うーむ…遂に来てしまったかという印象。いつかはこの枠を追い出されるという圧を感じていたのですよね…。
いわゆる販促番組とは違うものの、視聴率で回収するだけではなくグッズを中心に映画の売上も高い作品なので、そこまでないがしろにはされないだろうとは思いますが…。
さてさて…。
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